第67回ロンドン映画祭開幕映画
映画祭プレス試写に出られず、映画祭一般上映プレスチケットも取れず、ふつうに公開されてから観た。
オープニングを飾るにふさわしい驚きと華やかさがある映画。ブラックな笑いあり、サスペンスありで、最後まで楽しませる。大富豪の息子と、そうではない家の息子の愛憎が描かれるあたり、リプリーのイギリス版とも呼べそうだが、前作Promising Young Woman同様、エメラルド・フェネル監督は最後に種明かし=どんでん返しを仕掛けている。
主演のバリー・コーガンがまさに体を張った演技。昨年のBAFTA会見では助演男優賞受賞でお目見えしたが、今年は主演で見られるかな。