昨日からTHIS IS ENGLAND ’90がチャンネル4で始まった。言わずと知れたシェーン・メドウズ監督THIS IS ENGLANDの続々々編。本編同様、共有した時代を描くことで、がっちりつかむ。ポール・ガスコインがアル中ではなくバリバリの現役で、ハッピー・マンデーズも元気で、ストーン・ローゼズが熱く、サッチャーがN010を去った’90。ああっ
って、そこまで共有もしてなかったのに、それを懐かしむ気持ちの流れに入っていけちゃうのがメドウズ監督の技か。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
昨日からTHIS IS ENGLAND ’90がチャンネル4で始まった。言わずと知れたシェーン・メドウズ監督THIS IS ENGLANDの続々々編。本編同様、共有した時代を描くことで、がっちりつかむ。ポール・ガスコインがアル中ではなくバリバリの現役で、ハッピー・マンデーズも元気で、ストーン・ローゼズが熱く、サッチャーがN010を去った’90。ああっ
って、そこまで共有もしてなかったのに、それを懐かしむ気持ちの流れに入っていけちゃうのがメドウズ監督の技か。
ロンドン映画祭試写9日目 ()内は映画祭カテゴリー
In the House (Official Competition)
フランソワ・オゾン監督らしい皮肉なユーモアが効いた小品。イギリス映画で英語を話しているとイギリス人に見えて、フランス映画でフランス語だとフランス人に見えるクリスティン・スコット・トーマス。ちょっと、うらやましい。
公式フェイスブックDans la maison | Facebook
Blood (Thrill)
ポール・べタニー主演、脇もマーク・ストロングとかスティーブン・グラハムとか渋いとこたくさん。グラハム、このところAccusedとかParade’s Endとか、たくさん見る。代表作はなんといってもTHIS IS ENGLANDだろうけど、どれも、不安定さが暴力に転じたり、裏切りに通じたりするような役で、それがすごく上手い。
Antiviral (Cult)
ブランドン・クローネンバーグの初長編監督作。父デヴィッド・クローネンバーグ監督ゆずりのえぐさだけど、最後があまい気がする。
出された映画を並べられた通りに見てればいい開幕前の試写も後3日を残すばかり。開幕後はこっちの試写をあきらめて、あっちの会見に行くとか、取捨選択で悩ましい日々が始まる。
THIS IS ENGLAND ’88鑑賞。
シェーン・メドウズ監督の代表作THIS IS ENGLANDの続編THIS IS ENGLAND ’86のそのまた続編が先週、3パートドラマとして3夜連続放映されたもの。
やっぱり、(to be continued…)続編があった。
というか、まだ続きそう。86で起こったロルの件が及ぼした状況が88で描かれ、それはまた今後にも波及しそうに、それぞれの人生を変えてしまっている。ちゃんと、元の映画の主人公ショーンもいて、そちらはそちらでいろいろある。
メドウズ監督、それぞれの一生分でも描けそう。そしたら、もちろん、全部見るけど。
Tinker Tayler Soldier Spy鑑賞
ゲイリー・オールドマン、めちゃしぶ!ベネディクト・カンバーバッチは相変わらず上手いし、トム・ハーディーも腹筋見せなくてもいけるじゃないか、おおっTHIS IS ENGLANDのコンボ、スティーブン・グラハムもいる!と全ての出演者をあげていきたくなるくらい、メインはもちろん、すみずみまでいい俳優が演じてる贅沢な映画。
ナイロビの蜂もそうだったけど、ジョン・ル・カレ原作映画は、なかなかスンナリとはわからない話で、見終わってから、そうだったのかと辻褄があってくる。コリン・ファースの役も、途中、一瞬またゲイなのかと思ってしまったけど、そういう意味じゃなく、ああいう意味だったのね。というように見てる途中勘違いしてたとこ、わかったところで、また、もう一度見たくなった。
公式サイトTINKER TAILOR SOLDIER SPY
*裏切りのサーカスとして来年4月公開のようです。(12月28日追記)
昨夜、THIS IS ENGLAND ’86が最終回を迎えた。
ふーむ、そう終わるか…
めっちゃ因縁を残したところでフッと終わった感じなので、こりゃ、まだ続きがあるのか?
続きが見られるかどうかはともかく、シェーン・メドウズは繰り返しTHIS IS ENGLANDを作り続ける映画作家と思った。
THIS IS ENGLANDは、シリアスタッチかコメディタッチかという違いをはいで見ると、A Room for Romeo Brassとキャラクター、話の構造ともかなり似ている。今回の’86にはSommers Townとそっくりな家出にまつわるシーンも登場して、これも自身の実体験だったのかな?と思いつつ見た。自分とその周辺から、あまり離れることなく、実直に映画を作る人なのだろう。そのあたり、いずれ、じっくり書きます。
昨日はロンドン映画祭のラインアップ発表があった。
発表会場では、300本あまりの参加作品の中から10数本のトレーターが流された。ワクワク。
ワクワクといえば、一昨日の晩からシェーン・メドウズ監督の映画THIS IS ENGLANDの続編が、テレビで始った。
4回シリーズだから、9月中の火曜の夜のお楽しみ♪