目玉となる開閉幕ガラと、邦画の関係者登壇付き上映など観ました。
開閉幕映画は技術的にはうまいけど、良い映画ということなら邦画の方を推したいです。
9月26日 Princesita オープニング・ガラ
開幕映画はカルト教祖に狙われる少女の話。邦題聖なる飼育。
邦題が醸し出すAV風味は、当たらずとも遠からず。映像は雰囲気があって綺麗だけど、全体としては女性監督なだけにがっかり。
カルト集団にいる子供に関するドキュメンタリー映画には優れた作品もあることだし、このドラマも安易に性的な興味をくすぐらずとも、違う方向でもっと深みのある映画にできたのでは?
9月27日 A Crimson Star (真っ赤な星)
あっけらかんとした若い日本女性監督。
元看護士の女性と患者だった少女の物語。2人とも好演。
日本公開に合わせ記事にできました。
https://dime.jp/genre/632173/
9月28日
In Conversation with Jim Rutenburg
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニストのジム・ルッテンバーグのトーク。ハーヴェイ・ワインスタイン事件のことなど。
10月2日 Love at Least(生きてるだけで、愛。)
いわゆるメンヘラ女子を趣里が渾身の演技で。
ワールドプレミアを記事にできました。
https://dime.jp/genre/615715/
面白かったので、後で原作も読んだら、読後感が映画とはかなり違っていた比較がこちら。
https://dime.jp/genre/676626/
10月4日
George Michael: Freedom The director’s cut
テレビ放映されたドキュメンタリーのディレクターズカット。ジョージ・マイケルが亡くなってから取りかかったのではなく、ジョージ自身が演出を施されて出ている部分もある、生前から撮っていたもの。
結果的に亡くなってからのお披露目となったが、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでSomebody to Love(愛にすべてを)を歌っていた時が、まさに恋人のエイズ感染がわかった頃。自分も感染しているであろうと思いつつの熱唱だったのか、また、それがドキュメンタリーを撮っておくことにもつながったのか。
https://www.channel4.com/programmes/george-michael-freedom
10月7日 The Odds クロージング・ガラ
閉幕映画は、ある女性が理不尽に痛めつけられる映画。そもそも何でこんなことになっているのか、スリリングで最後まで引きつけるけど、延々と拷問が続くの見せられてもなあ、電撃ネットワーク?
https://fullmovieus.nmculturaltreasures.org/movie/600892/the-odds-full_movie/