Posts Tagged 'Shell'

ポール・ダノ主演 戦争と平和

昨晩からBBCでWar & Peaceが始まった。言わずと知れたトルストイ代表作の一つ戦争と平和のドラマ化、全6回。

放蕩息子だけど真っ直ぐなところもある主役ピエールはポール・ダノ。BBCドラマに、わざわざアメリカ俳優を呼んだかいもあろうという好演。ナターシャ役リリー・ジェームズはじめ脇を固めるイギリス俳優陣もなかなかで、不細工女子役をやってたのがクロエ・ピリーだったのもうれしい。Shellでの自然な主人公が素晴らしく、その演技でインディペンデント・アワード新人賞をとった。地味だけど、演技力のある女優さんと思う。

戦争と平和、読んだのは数十年も昔か。ほとんどストーリーを覚えてないので、ドラマが新鮮に観られる。物忘れも悪くないかも。

公式サイトhttp://www.bbc.co.uk/programmes/p039wcdk

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試写12日目 明日は開幕

ロンドン映画祭試写12日目 ()内は映画祭カテゴリー

End of Watch  (Official Competition)

ジェイク・ジレンホール主演。臨場感あるし、ドンパチ派手だし、タフでマッチョな警官アクション、ちょっと涙ありってとこで売れるんでしょうか。

公式サイトEND OF WATCH / OFFICIAL SITE

Kelly + Victor  (Dare)

ダークなボーイ・ミーツ・ガールもの。メインの2人、薄幸そうなアントニア・キャンベル=ヒューズと可愛いジュリアン・モリスが良い。

公式サイトKelly + Victor « Hot Property Films

Eat Sleep Die  (First Feature Competition)

食べて、寝て、死ぬ。それが人生。シビアな労働者階級の暮らしを淡々と描いた良作。新人コンペ、Shellの強敵出現。

公式サイトEat Sleep Die (ÄTA SOVA DÖ) – Anagram Produktion AB

試写7日目 初邦画

ロンドン映画祭試写7日目 ()内は映画祭カテゴリー

Thursday Till Sunday  (Journey)

家族のロードムービー。父母のぎくしゃくした関係が女の子の目から描かれる。ディテールを重ねていくことで見せ、あまり大きな紆余曲折はない。じっくり味わう気で見ないと退屈かも。

公式フェイスブックDe jueves a domingo / Thursday till sunday | Facebook

木曜から日曜までとして東京国際映画祭で上映予定(10月17日追記)

その夜の侍 (First Feature Competition)

出ました邦画。こちらは、どうなる?どうなる?というストーリーで退屈する暇がない。包丁もって登場する堺雅人の変な感じがいい。ゴールデンスランバーでの役柄とも通じるところがある、いい人そうで得たいの知れないような変さ。そういうのが上手い俳優さんなのね。演技的にはすごいけど、作品としては、これまでに見た他2本の初監督コンペ作ではShellに一歩リードされてるかな。

映画『その夜の侍』公式サイト

Reality (Debate)

ビッグ・ブラザー出演を夢見て、精神に変調をきたす男の悲喜劇。ビッグ・ブラザーはイギリス版もあるリアリティTV。ビッグ・ブラザー・ハウスにまとめて住まわされるコンテスタントを、一般投票で落としていって、残った人にけっこうな賞金が出る。映画のイタリア版は、イギリスよりゴージャスそう。

リアリティーとして東京国際映画祭で上映予定(10月17日追記)

試写2日目 疑問氷解

ロンドン映画祭試写2日目。()内は映画祭カテゴリー

Laurence Anyways (Love)

ザヴィエル・ドランの監督3作目。悪くないけど監督デビュー作の衝撃は超えなかった2作目を経て、3作目ではっきり力量を見せた。現在23歳のドランが主演もした前2作の若者の恋より、もっと人生の重さがのしかかってくる大人の愛。前2作同様、脚本やプロデュースに衣装とかもドランが手がけてる。主演や相手役もぐっと年齢が上がってて、今回ドランは出てないのかと思ったら、パーティーシーン台詞なしで1コマだけ顔出し。

性転換を考える教師兼作家の男性と、その恋人として長年連れ添った女性の10年に渡るお話。偽りの自分を生きてきた男性と、それを打ち明けられる女性の両方が描かれる。お互い愛し合ってるだけに、つらい。自伝的なデビュー作は、本人が演じた息子役はもちろん、お母さんもしっかり描けてるのが凄いと思ったけど、今回も、ちゃんと男女両方に等分に目が行ってる。それが極端な題材でも独りよがりな作品にならない秘訣かも。ヘビーにかぶせる音楽とか、スローモーションとか、相変わらず効いてる。いい映画の予感がビシバシのオープニングに負けないエンディングには拍手もあがってた。

関係ないけど、主人公の台詞で1つ疑問が氷解。性転換してしばらくたった主人公が、女性として自信がついてきたか?という質問に答えて、自信はない、けど、決意はある、とキッパリ。綺麗な女装の人を見ても、ふうーんてなもんだけど、ショーン・ビーンが女装でやった役→BBC One – Accused, Series 2, Tracie’s Storyみたいな、ごつさの残る女装の人には、頑張れという気持ちになるのは、それだったのか。決意が見えるんだね、女をやっていくぞ、っていう。女装の(元)男性に限らず、決意して、それを引き受けていく気概が見える人は、かっこいい。ローレンスも、かっこいいです。

公式サイトLaurence Anyways

わたしはロランスとして2013年9月7日公開(2013年9月7日追記)

Shell (First Feature Competition)

他に何もない道の途中のガソリンスタンドに住む父と娘のお話。少女から大人へというところの危うく、みずみずしい娘と、娘に頼らなくてはならない持病のある父。少ない登場人物で緊迫感がある。父役のジョゼフ・マウルとか、通りすがりのケイト・ディッキーとか上手い俳優さんたちは、やはり見せるけど、主役の若い新人女優さんも良かった。

The Hunt (Debate)

濡れ衣を着せられ、地域の嫌われ者になっていく男の話。これだけ見たら、まあまあ面白いと思えたかもしれないけど、上2つと並べて見ちゃうと、どうしても、普通のドラマに思えてしまう。ゆるさも目立つし、先が読めちゃうし。マッツ・ミケルセンがかっこよすぎるのもマイナスかも。もうちょっと、嫌われそうな、やな感じの人が主役なら、もっとリアリティ出たはず。いや、かっこよすぎて嫌われてる?ジェラシー?


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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