ロンドンLGBT映画祭一般上映で2本。両方とも、男同士の愛、女同士の愛ではなく、男たち、女の子たちの映画だけど、違和感ない。
Fulboy
アルゼンチンのサッカーチームのロッカールームやら宿泊してるとこなど、試合以外の舞台裏を撮ったドキュメンタリー。監督が選手の兄だから出来た。選手たちにその気はなくても、すっぽんぽんのシャワーシーンといい、ベッドで選手同士が取っ組み合うと言うか、じゃれあうシーンといい、ゲイ映画としてもいける作りになってるのは故意か、偶然か。
Girlhood
女の子のカミング・オブ・エイジ・ドラマ。進学を目指すも、掃除婦の母が支える家で、チンピラのような兄に脅されつつ、妹たちの世話で、勉強どころではない女の子が、落ちこぼれ、不良少女グループに入り…というよくある話とも言えるけど、一般からスカウトした女の子たちのリアリティと細部の説得力で見せる。女の子たちがリアーナの「ダイヤモンズ」を歌い踊るところなんて、みな、浮かれ騒いでいるのに、トーンを落とした映像が効いて、これ以上ないくらいやるせない。ダイヤモンズ聞くたびに、このシーン思い出しそう。
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