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ロンドン映画祭からのお勧め作品

昨日で終わったロンドン映画祭、全部で50くらいは見たかなーの新作映画の中から、これはよかった!というものをご紹介していきたい。

一番のお気に入り Neds/ネッズ(原題)

もともとシェーン・メドウズやアンドレア・アーノルドが好きなので、その系統、しかもきわめてよく出来てるこれが個人的には最高賞。ワーキングクラスのタフな少年期が説得力を持って描かれているものにはグッとくる。

監督の自伝的な映画に出来の悪いものはあまりない。独りよがりになってない場合に限ってだけど。個人的なことをちゃんと作品に昇華させるのは、年季入ってるとか、ちゃんとその方面のお勉強してるとか、意外に地道なことのような気もする。そりゃ才能は必要だろうけど。自身の父親のアル中ぶりを演じているほか、監督/脚本も務めたピーター・マランも長い俳優歴、監督歴あっての本作と思う。

オスカー候補 The King’s Speech/ザ・キングズ・スピーチ(原題)

ジェフリー・ラッシュ助演男優賞も有力だし、いろんな部門でノミネートされそうだが、コリン・ファースの主演男優賞を一押し。

一昔前に流行った三高という言葉が浮かぶコリン・ファース。女性が男性に求めるものとしてあげた、高身長、高収入、高学歴という、あれね。

ちょっと見上げるくらいの長身、正確な年収は知らないけど高収入であることは間違いない。大学で教える両親の元に生まれ、本人も世界的に知られたイギリスの芸術大学のドラマコースで学んでいる。三高とは関係ないけど、ついでに奥様も才色兼備。今回のイギリス国王役もピッタリの威風堂々。

それなのにエリートにありがちな冷たい感じがしない、というのがポイント。だいの大人、しかも国王が子どもみたいに泣くようなシーンにも、ちゃんとはまる。これだけ良さが出せる役、売れっ子と言えども、そうは来ないだろうから是非オスカーをあげて欲しい。

ほかにも、いいのがいろいろあったので続きは明日。

オスカー狙えそうなザ・キングズ・スピーチと、三池らしいエグイとこもありの十三人の刺客

ロンドン映画祭、一般上映で2本見る。

The King’s Speech/ザ・キングズ・スピーチ(原題)

一昨日のプレス試写が満員で見られず、昨日の一般上映も同様に満員で、やっと今日のチケットゲット。昨日のは、一昨日見られなかったプレスが流れたんだろうけど、いずれにしても注目作。

今のエリザベス女王の父親にあたるジョージ6世の吃音との戦いのお話。コリン・ファースは無理なくキングをやれる育ちのいい雰囲気を持ちつつ、吃音の原因ともなっている子どもの頃のトラウマを感じさせるような人間くささもちゃんと出せてるとこがいい。昨年シングル・マンでノミネートだけで逃してるし、コリン・ファースにオスカーあげてもいいと思う。

主治医役のジェフリー・ラッシュも相変わらずいいし、ジョージの妻役のヘレナ・ボナム・カーターも、人気のあるクイーン・マザー、実際にこんな人だったら、そりゃ人気も出るよという感じにいい。こちらの2人が助演でオスカーもありかも。衣装や音楽、脚本とか、いろいろな分野でオスカー狙えそう。

十三人の刺客

公式サイト 十三人の刺客

三池崇史によるエンターティメント大作。しっかり楽しませてもらった。意外だったのがスマップの稲垣吾郎。血も涙もない役がピッタリ。ふーむ、そういうのがハマル人だったんだ。一般上映だと、観客の反応も面白い。戦う前に名乗りをあげたり、切った後、ぐっと顔を作って、ためる演技みたいな感じのとこで笑うんだな、これが。歌舞伎なら何とか屋ーとか掛け声がかかりそうなとこだけど。腹切りや、スパッと首が切れてころがったりするのでも、うけてる人がいた。有り得ないと思うんだろうか。


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