Posts Tagged '桃井かおり'

第66回ベルリン国際映画祭3日目

Fukushima, mon Amour 試写

仮設住宅から荒れ果てた家に戻って暮らすおばあちゃん(と言っても、桃井かおりなので、全然年寄りっぽくないのが、芸者だったという設定にマッチ)と、ジャーマン・ガールのお話。人のいなくなった家に戻るといえば、一昨年、家路( https://yukariyamaguchi.wordpress.com/2014/02/11/第64回ベルリン国際映画祭6日目/ ‎)があったなあ。あれは良い映画でした。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/gruesseausfukushima/

 

火 Hee 一般上映 桃井かおり登壇

こちらも桃井かおり。主演のほか、監督、脚本まで!と思ったら、映画中に登場するイラストも自作!かなりの部分を占める1人芝居の場面を飽きさせず見せる演技だけで十分凄いのに。

公式サイトhttp://hee-movie.com/

 

クリーピー (Creepy)  会見 (前夜試写)

黒沢清監督, 西島秀俊, 竹内結子, 香川照之, 深澤宏プロデューサー

映画中の香川照之は気味悪さが超絶だったけど、会見では質問に的確で面白い答えを返していて、全然気味悪くなかった。

公式サイトhttp://creepy.asmik-ace.co.jp/

自分で考えなさいの結論、説明なし映画

昨日はロンドン映画祭試写後、レインダンス映画祭で日本映画鑑賞。

Meek’s Cutoff/ミークズ・カットオフ(原題)

西部開拓時代のワゴン旅団のお話。女や子どももいる10人足らずのグループがワゴンを連ねて荒地を行く。ミークという人の実話が基になっているらしい。捕まえたインディアンをすぐに殺そうとするミークだが、水のある場所を知っているだろうという他の者の意見で生かして連れて行くことになる。果たして水のある場所につけるのか?

ミークと、インディアンに食料を与える女の間に緊迫したものがある。それがどう爆発するかを期待して見ていると、肩透かしを食う。でもそこが良くもある。頼りなげな一員役のポール・ダノ、リトル・ミス・サンシャインのしゃべらないお兄ちゃん役から注目してるけど、やっぱり上手い。ミークと敵対するような女を演じるミシェル・ウィリアムズも、このところ映画祭では必ず見てる気がする。いい作品を選んでるな。

USB

映画「USB」公式サイト

主役の青年が、なかなかひどい奴なのがいい。淡々とした日常を営む桃井かおりが演じる母と、家では普通に暮らしているという設定も、外でのひどさを際立たせる。何の説明もなく、そんなキャラクターになってるから、いろいろ補って考えながら見られる。核の問題を扱っているけど、そこはスルーして見ても面白い。作った方はそこスルーされたら、たまらないでしょうが、好きに見られるのが映画のいいとこ。大杉漣とか野田秀樹もいい味だしてる。

主役の人は知らなかったけど、渡辺一志という人らしい。今調べたら、映画監督だって。日本からもどんどん新しい才能が出てるんだなあ。オオッ、ハーモニー・コリンをサポートしてる、あのアニエスbに気に入られて、映画が海外公開されてる!うーん、そっちも見たいぞ。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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