Posts Tagged '放射能'

長丁場

福島の原発を、いつも気にした状態でいるせいか、なんでも関連ニュースと思い身構えてしまう。

今朝のニュースにサウスハンプトンでの原子力潜水艦の発砲事件があった。福島に感化された原発反対派?それとも福島事故を見るうちに変になった人?と注目したら、そんなことでもテロでもなくて、もっと個人的なことだったらしい。撃たれた人は大変だけど、核燃料などには影響なかったそう。

夕方のニュースでは、白黒ゴジラがチラッと見えて、またしても注目。ご存知のようにゴジラは原子力の申し子。でも、こちらもゴジラのハリウッドリメイクにイギリスのフィルムメーカーも参加という映画ニュースで、オリジナルを見てる人にガッカリされないようにしたいとかいうコメントで紹介されたものだった。

福島の原発は大丈夫になるまで長丁場らしいから、こんなに頭の中放射能でいっぱいにしてたらアカンね。なんでもかんでも放射能に関する話を聞こうとしなくても、ちゃんとしたニュースと情報を抑えておきさえすればいいわけだもの。このイースターホリデーで、ちょっと頭を冷やそう。

そう言えば、ワールドプレミア時スタンディングオベーションとなったけど、日本では公開なるか?だったイギリス音楽ドキュメンタリードクターフィールグッド オイルシティコンフィデンシャルがいよいよ日本公開で、いいぞ日本、と昨日書いたとこだけど、こちらでは冷たい熱帯魚が一般公開。ロンドン映画祭時のグッドな反応を、このブログでも、日本公開時にはロンドン発(右上)でも、大喜びで書いたもの。いいぞイギリス。

ヨーロッパの放射能基準は日本より緩め

一昨日にチャンネル4のニュースで言ってたイギリスの水の放射能量の上限500ベクレル/リットルはヨーロッパ基準のよう。

AFPの記事で欧州原子力共同体で出してる基準を見つけた。それによると、液状のもの500ベクレル/リットル、乳幼児の食品150ベクレル/キロまたはリットル、乳製品500ベクレル/キロまたはリットル、そのほかの食品2000ベクレル/キロまたはリットルだそう。

やっぱり、ニュースで言ってた日本の基準は厳しいというのはほんとうみたい。

※放射能量などと大雑把な書き方をしてしまいましたが、放射性ヨウ素についての基準です。AFPの記事から該当箇所を貼っておきます。(4月15日追記)

The maximum dose for radioactive iodine, according to Euratom guidelines, is 150 Bq/kg or becquerels per litre (Bq/l) for infant food; 500 Bq/kg or Bq/l for dairy products; 2,000 Bq/kg or Bq/l for other foods and 500 Bq/l for liquids intended for consumption.

ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭 試写

SASHA

ゲイの男の子のカミングアウトストーリー。それが家族に知れるまでの過程で、昔かたぎの父親についてきた母親の鬱憤とか、ユーゴスラビアから移民してきたドイツでの思いとかも出てくるけど、重苦しくなくコメディタッチにしてるのが上手い。

公式フェイスブックSasha Film | Facebook

水はイギリスより放射能少ないかもしれません

放射能が基準を上回った水道水を乳幼児に飲ませちゃいけないというお触れがでた東京、心配だけど、それほど心配しなくてもいいというのがイギリスの報道。

チャンネル4のニュースでは、基準を超えたのは、もともと日本の基準が、大変厳しいからという意見。100ベクレル/リットルという基準だから210ベクトル/リットルで倍以上になってるけど、イギリスでは500ベクレル/リットルだって言ってる。日本は乳幼児100ベクレル/リットルで、乳幼児以外が300ベクレル/リットルだけどね。

イギリスは大人も乳幼児もいっしょなのかい?それとも、もともと水道水、赤ちゃんに飲ませちゃいけないことになってるの?赤ちゃんの間に飲む量はたかがしれてるから、あまり、危ないとか言ってないわけ?

公式の水質基準の出てるとこネット検索してるけど、今のとこ見つかったのは牛乳がヨーロッパでは500ベクレル/リットルの基準だというロイターの記事くらい。水、牛乳とも同じなんだろうか?乳幼児はどうなるの?

日本のお触れをまもっていれば、かなり安全ということと思います。ヨーロッパが心配しなきゃいけない基準なだけ?

※その後、イギリス基準のもとと思われるヨーロッパでの上限を見つけ25日のブログに記載。あくまで上限なので、普段は、もっと低いみたい。赤ちゃん含め500ベクレル/リットルの水飲まされてるのかと驚いたけど、さすがに、そんなことはなかった。

 

ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭 試写2日目

Break My Fall

行き違いだしたレズビアンカップルの話だけど、そのまま男女のカップルにしてもいけそうなストーリー。ところどころ低予算を感じさせてしまうとことか、わかりにくいとこもあるけど、終わり方とか、いい感じ。これが長編第一作目の監督らしいから、これからを期待しても良さそう。

公式サイトBreak My Fall

専門家の意見は日英で大差なし

ニュースを見張ってなくてはいけない状況は、脱したようだ。

寝てる間に何か起こってたら…と思うせいか、テレビのニュースが始る前に目が覚めて、ネットのニュースをチェックしつつ待ってたりしたけど、このところ一番に報じられるのがリビアに戻った。イギリスも多国籍軍として軍事介入してるようだし。

その後、日本の様子が伝えられる。原発から目を離せない危ない感じがなくなったという意味では、ちょっと安心していいのかも。

今度は食品から放射能検出というのが心配だけど、今のところ、すぐ健康に影響するような量じゃないというのは、イギリスの専門家も同意見。心配なら、野菜を洗うのは、こういう時でも有効だから、みたいなことも言ってたのは、農薬も含めてってことかな。

洗うと有効というのは、首相官邸 災害対策のページ というのにも載ってた。雨に濡れて心配なら、洗い流せばいいって。洗い流すなんてアナログな手段が効くとは意外だった。専門家じゃない人に言われたら、花粉や埃じゃあるまいしとか思ってしまいそう。

というように、日英で専門家の言うことには、たいして差はない。チェルノブイリの人体組織をロンドン・インペリアル大学で調査したゲリー・トーマス教授が、予測されたものより、被害はずっと小さかったということを紹介しつつ、心配しすぎないようにとBBCテレビで言っていた。

ところで、私がよりどころにしてる英外務省サイトみたいな国からの情報まとめてあるサイトがあればいいのにと思ってたのが、日本でもできたんだ。よかった。

昨日から、ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭の試写が始った。と書くと、このいきなりな話の展開にびっくりさせてしまいそうだけど、私の頭の中の状態、そのままなので、ご容赦いただきたい。日本のことを考えながら、全くかかわりのない、いきなりな映画を見てる。

でも、これ、意外と精神衛生上、悪くないかもと、久々の試写後に思った。いや、レズビアン&ゲイ映画を見ることじゃなく、いつもと同じことに戻るほうね。こちらの人がいちように驚く、非常時に日常を維持し続ける日本人は、復興のためにもだけど、本人が平常心をとり戻すのにも役立ってるのかもしれない。

見た映画の備忘録としても使ってる、このブログでもいつも通り、試写記録。

ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭 試写初日

Kaboom/カブーン

ゲイの青年が主役で、コメディチックなのが、スリラーっぽく展開。ソフトポルノくらいの絡みもたくさん。それほど一生懸命追わなくてもすむストーリーにオオッというシーンが多いので、たいして頭使わずに目だけで追っていっても大丈夫だった。気晴らしにはいい映画かも。グレック・アラキという日系アメリカ人監督作品。

公式サイトKaboom :: Un film de Gregg Araki :: Au cinéma le 6 Octobre


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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