Posts Tagged 'ヴィゴ・モーテンセン'

第58回ロンドン映画祭11日目

Far from Men 一般上映 監督ほか登壇

主演ヴィゴ・モーテンセンとか音楽ニック・ケイヴとか豪華登壇。アルジェリア戦争の頃の、小学校の先生をモーテンセンが演じる。先生なのに囚人護送にかりだされるようなカオスな時代。その囚人と、様々くぐりぬけていくうちに友情が芽生え…と大筋良い感じだけど、このストーリーなら、もっと良い映画にできたような。

という感想を持ってしまうのは映画祭ならでは。カット割り、ストーリー展開、台詞の深み、音楽、映像、それぞれ良いのが基準になって、そこそこくらいではフラットに思えてしまう。もたもたせず、かといって舌足らずじゃなくピッチパーフェクトでわからせ、しかも面白く見せるというのは、いかに難しいことか。

 

会見2つ

ロンドン映画祭6日目 ()内は映画祭カテゴリー

Quartet (American Airlines Gala) 試写 会見

マギー・スミスみたいな名優からコメディアンのビリー・コノリーまで、イギリス風味様々を集めて、イギリスのお屋敷で撮った、老人ホームのお話。というわけで、年配者が並んだ会見、中では監督のダスティン・ホフマンが若く見えたけど、やっぱりハリウッドの人だから?

公式サイトBBC – Films – Quartet

Everybody Has a Plan  (Thrill) 試写

荒くれ風とインテリ風の2役のヴィゴ・モーテンセンが楽しめるほかは、たいしたことないスリラー。

公式サイトTodos tenemos un plan – Sitio Oficial del Film

昨日試写したThe Sapphires会見

クリス・オダウド、会見中はしゃっきり見えたけど、終わって退場する後姿が猫背っぽいトボトボした感じで、コメディ・ドラマのイメージと近かった。

こんなもんかマドンナ、クローネンバーグ新作

ロンドン映画祭

A Dangerous Method  試写 会見

今回の映画祭でマイケル・ファスべンダー2度目の会見登場。ジョージ・クルーニーと対だ。デヴィッド・クローネンバーグの新作で、メインキャストにはヴィゴ・モーテンセンとキーラ・ナイトレイもいるという豪華版。

ユング演じてるファスべンダーが主役。そのユングとややこしいことになる患者がナイトレイ。同じくややこしい関係のフロイトがモーテンセン。でも、本物の顔立ちは、細面のファスべンダーが、どちらかというとフロイト似だけど。そういえばこの夏、フロイトの孫の画家ルシアン・フロイドが亡くなった。でも、フロイトとフロイドなのね。実は亡くなったというニュースで初めてフロイトの孫だったことを知った。ドイツ語発音と、英語発音の違い?

映画に戻ると、ユングとフロイトの確執の話としても、クローネンバーグ映画としても、ちょっと物足りない。同じファスべンダー主演なら、こないだのShameのほうがお勧め。でもファスべンダー、スティーヴ・マックイーン監督コンビならハンガーの方がいい。日本でもファスベンダー主演作が続く勢いで公開されたらいいな。(* ShameSHAME −シェイム−として2012年3月10日公開予定 12月15日追記)

公式サイトA DANGEROUS METHOD | a film by David Cronenberg

*2012年10月27日より危険なメソッドとして公開決定。(2012年7月2日追記)

W.E. 一般上映

こちらはマドンナ監督作。リリース前に再編集予定とかいう噂も聞こえてきてたけど、やはり、そういう出来。

どうしてマドンナがウォリス・シンプソン夫人の映画を撮りたいと思ったのかをメインテーマに、マドンナ本人を中心に据えたメーキングドキュメンタリーでも撮ったほうが面白いのに。と、本人の方に注目がいってしまうことが、シンプソン夫人にマドンナが共感する理由?

当然、英国王室の面々も登場するけど、英国王のスピーチで描かれてるのとは大違い。まぬけそうなジョージ6世と、性格悪そうな王妃になってた。エドワード8世の側から描いてるから、しょうがないけど。

ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋として2012年11月3日より公開。(2012年11月4日追記)


映画ニュース/インタビュー

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