第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月2日(水)
Saint Maud
ローズ・グラス監督の強烈な長編デビュー作。
トラウマを抱えた看護師が、死へと向かう元ダンサーの女性患者との関係のこじれから、指針とする信仰が転じ、狂気に陥っていく
本人の頭の中にある認識と、現実が、離れていく。精神の病いを映像化することにかなり成功していると思う。
ラストシーン、本人の中では天国なイメージなのに、現実の彼女はまさに地獄絵図そのまま。大げさでなく、衝撃のラスト。
イギリスでは、この秋、公開予定。