第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月9日
人里離れた集落の物語。ちょっとアーミッシュ風にも見える古めかしい暮らしぶりなど、おとぎ話みたいなのに、ストーリーは生々しい。
朝、起きてみると下半身血だらけという被害が続く。薬を盛られ、襲われているらしい。これからのことを話し合う女性たちの場面が主。女性たちから信頼され書記役を務める、ある意味、名誉男性みたいな役がベン・ウィショーではまっている。
メインの女性陣も、フランシス・マクドーマンドやジェシー・バックリーといった上手い役者に、ルーニー・マーラ、クレア・フォイなど豪華。
フェミニズム、女性の人権がテーマだろうが、社会派映画みたいではなく、集落の雰囲気から独特の味わいの映画になっている。