Posts Tagged 'メリル・ストリープ'

第66回ベルリン国際映画祭開幕

審査員会見

メリル・ストリープ, マルゴスカ・シュモウスカ, ラース・アイディンガー, ニック・ジェームズ, ブリジット・ラコンブ, クライヴ・オーウェン, アルバ・ロルヴァケル

メリル審査員長効果か超満員会見。

 

Hail, Caesar!  試写

会見:コーエン兄弟, ジョシュ・ブローリン, ジョージ・クルーニー, チャニング・テイタム, ティルダ・スウィントン, アルデン・エーレンライク

豪華コメディでまたも超満員会見。

公式サイトhttp://www.hailcaesarmovie.co.uk/

 

第59回ロンドン映画祭開幕

Suffragette サラ・ガブロン、アビ・モーガン、キャリー・マリガン、メリル・ストリープ会見

イギリスの婦人参政権運動の映画だけど、活動家として有名なエメリン・パンクハースト(ストリープ)ではなく、一労働者(マリガン)を主人公にしたのが効いてる。運動に身を投じるのが、すごく理解できる公私共に虐げられた状態にいるんだもん。

労働者役がとってもはまるアンヌ=マリー・ダフも、そういう一般労働者よりかはちょっとインテリ風なヘレナ・ボナム・カーターも、それぞれ適役で好演。ベン・ウィショーはそこまで理解してるわけでもない夫で、あんまりイイモンでもないけど、当時の男性はこういうものかと納得させる具合に上手い。ブレンダン・グリーソンの刑事役も敵対するけど、人情味も感じられてよい。

アビ・モーガンは相変わらず、引き込む話を作るなあ。ガブロン監督との相性もいいし。

会見では、男社会な映画界についてストリープがバシッと言ってくれました。私も常々思ってましたよ、審査員や評論家が男ばっかしで、その評価で、みんなが映画観たり、観なかったりって、ほんとに不公平だなって。

公式サイトhttp://www.suffragettemovie.com/

アカデミーの前にBAFTAチェック

もうじき結果が出るアカデミー賞の前に、BAFTA授賞式をネットで鑑賞。結果はベルリン滞在中にニュースで知ったけど、あらためて式を楽しむ。

レインダンスでお披露目を見て気に入った低予算映画Black Pondが新人賞にノミネートされてたりするのが、イギリスらしい。

ブラッド・ピッドとかメリル・ストリープ、マイケル・ファスべンダーみたいなノミネートされてる人はもちろん、プレゼンターのビリー・ボブ・ソーントンやマックス・フォン・シドー、クリスティーナ・リッチとかもベルリン映画祭に登場してた方々。行き来してたのね。

ロンドン映画祭では、ニューヨーク映画祭と行き来してるスターもいたから、飛行機で2時間程度のベルリンとロンドンくらい、たいしたことないか。世界をまたにかけて活躍とか言うとかっこいいようだけど、時差とかもあるのに、ひっきりなしに移動して、にこやかにしてなきゃいけないスターってハードワーク。

映画としてなら、こんなサッチャーもいいんじゃない?

昨年の試写の締めとなったマーガレット・サッチャー 鉄の女の涙が、イギリスで公開を迎えた。

メリル・ストリープにフィリダ・ロイド監督といえばマンマ・ミーア! 。あの元気いっぱいの心温まるコメディ・ミュージカル映画を作ったコンビが、こちらではしっかりした人間ドラマを見せる。実際のサッチャーがどんな人だったかは知らないけど、この映画で描かれているサッチャーはいい。イギリス発の女性首相にまで上り詰めても、町の商店の娘としての金銭感覚を失っていないところや、先立たった夫への思いが泣かせる。

サッチャーを知る人の中には、こんなじゃないとか言う人もいるようだけど、映画として見たら、ストリープの圧巻の演技力で1人の女性の半生を描いてみせた佳品と思う。イギリスでは、サッチャーへの政治的な評価がじゃまして、作品として素直に見られない人もいるんじゃなかろうかなんて、余計な心配?


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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