昨晩、BBCで『The Special Relationship』を見た。(日本ではDVD発売されるようです。)
トニー・ブレア対ゴードン・ブラウンの『The Deal』(チャンネル4放映ドラマ)、『クイーン』に続き、マイケル・シーンが3度目のブレア役。脚本もその2作と同じピーター・モーガンだ。
今回はブレアとビル・クリントンのお話。若き新首相として上り坂のブレアと、モニカ・ルウィンスキーのスキャンダルから下り坂のクリントンとで、わかりやすい栄枯盛衰。クリントンに引き立ててもらってるふうだったブレアが、コソボでの対処では、ブレアが大統領ならよかったのに、とまで米マスコミに持ち上げられる。
思えばフロスト×ニクソンもシーン主演でモーガンが脚本。キャラクターを対比で見せるのは得意技らしい。ブレアと誰かシリーズも、まだいけそう。内幕本を書いた元報道担当補佐官のアリスター・キャンベルとブレアの関係も面白そうだし、クリントンときたら順当にブッシュなら、今回のドラマともつながる。シーン4度目のブレア、あるんじゃないかな。キャラが立ってる政治家が多いから、ドラマも作りやすそう。