Posts Tagged 'マイク・リー'

悲惨な物語3本

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月17日

Peterloo

巨匠マイク・リー監督にしては並の出来だけど、実際にあったピータールーの虐殺を知らせる意義はある。ピータールー マンチェスターの悲劇として公開中。

Capernaum

出生届さえ出してもらえず過酷な暮らしを強いられる男の子の物語。小柄で目の大きな主人公がいたいけで泣かせる。存在のない子供たちとして公開中。

Birds of Passage

ワユー族の家族が、ドラッグの売買で繁栄から破滅するまでの物語。民族色とバイオレンスの組み合わせで独特の雰囲気出してる。
公式サイトhttps://www.birdsofpassage.film

トプシー・ターヴィー

昨晩、ロンドン・フィルム・スクールでマイク・リー監督Q&Aつき上映。

イギリスではとっくに公開された昔の映画をなぜ今やるかというと、映画の主人公ギルバート&サリヴァンの作品であるペンザンスの海賊をリー監督が上演するから。

トプシー・ターヴィーはリー作品の中でも大きい意味を持つ作品。日本ではテレビで放映されたきりなので、ターナー公開にあわせ、観られるようになるといいなあ。

 

 

マイク・リー監督

マイク・リー監督インタビュー。BAFTAフェローシップ受賞傑作スピーチのことも聞けた。

第58回ロンドン映画祭3日目

Mr. Turner

ターナーの周りにいる女性たち、それぞれに生活感あるおばさんたちが印象に残るあたり、さすがマイク・リー監督。ジョン・ラスキンを口が達者な鼻持ちならない若造として描いてるところで、リー監督の映画評論家への思いを想像したりするのは、うがちすぎ?

ターナーはラファエロ前派を鼻で笑ってる感じだったのね。確かに、ターナーに比べたら、センチメンタルでロマンチック過ぎる技術の足りない若造たちかも。人物画はまだしも、風景画はゴッホくらい面白くないと退屈に感じてしまう私、風景ばっかのターナーも興味無しだったけど、ターナー賞とかにも名を残す偉大さがちょびっとわかった。イギリスを代表する画家なのも納得。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/MrTurnerFilm

 

次はパラリンピック

オリンピックが終わって、ちょっと気が抜けた状態。

というところで、ちょうどいいタイミングのドラマを見た。パラリンピックの元をつくったルートヴィヒ・グットマンというお医者さんのお話。ドイツからイギリスに渡り、負傷兵を診るうちに、娯楽や生きがいを与えようとスポーツを始めさせたのがパラリンピックになったのだそう。エディー・マーサンがグットマン役。ロブ・ブライドンとかコメディ系の人も出てて深刻になりすぎず、ほのぼのといいドラマ。

公式サイトBBC Two – The Best of Men

そういえば、オリンピック前にもエディー・マーサンのドラマを見てた。ロンドンの1市民の1日をオリンピックに絡めて切り取ったようなマイク・リー監督のオリンピック用短編。ハッピー・ゴー・ラッキー・コンビということで期待したほどでもなかったけど、マーサンはやっぱりいい味出してた。

ベルリン映画祭中頃とブリッツその後

まずは昨日のブリッツのその後から。

アデルの受賞スピーチが途中で止められた件、ITVがアデルに謝罪したそう。再結成ブラーのデーモン・アルバーンのスピーチが長すぎて時間が押しちゃったせいとか言ってる人も。せっかくライブだから、長いスピーチもOKなようにスポーツ中継みたいな余裕を持った編成にしたらよかったのに。

とお気楽な意見を言えるのも、私はけっこう楽しめたから。コールドプレイのクリス・マーティンの演奏で歌うノエル・ギャラガーとか珍しい図も見られたし、最近のお気に入りエド・シーランも順当に受賞したし、そういうイギリス勢に混じって、リアナとかブルーノ・マーズとかアメリカの人気者も登場で満足。

それではベルリン覚書きの続き。

2月12日

Meteora試写 コンペ

子羊をしめて、ぶった切ってなべに入れ、塩やハーブやお酒を注いで煮たのを鍋ごとくるんで、修道士と修道女がピクニックで食べるシーン、ほんとうにおいしそうー。宗教と生と性あたりがテーマかと思うけど、食べるシーンに一番ひかれたのは、お腹が空いてたのかも。

Captive試写 コンペ

人質の話が、こういう落ちになるとは思わなんだ。

公式フェイスブックCaptive – Un film de Brillante Mendoza | Facebook

Nuclear Nation一般上映・質疑応答 フォーラム

入りもよく、海外でも興味もってもらえてるのが、心強い原発問題。サプライズゲストが坂本龍一で、ほんとにサプライズ。今回のベルリン、タレントキャンパスで映画音楽の指導をするというのは知ってたけど、ご登場願えるとは思わなかった。

Marley特別上映

ボブ・マーリーのドキュメンタリー。歌ってる姿だけでカリスマ感じさせる人だから、どう作っても成功しそう。

2月13日

Sister試写 コンペ スペシャル・メンション

小品ながら、グッとくる。マイク・リー審査員長が、通常スペシャル・メンションにはつかない銀熊トロフィーをあげた粋な計らいもうれしい。

Jayne Mansfield’s Car試写・会見 コンペ

映画も悪くないけど、それ以上に会見でビリー・ボブ・ソーントンが話した父親への思いに感動。

The flowers of War試写・会見 コンペ部門でのコンペ外上映

クリスチャン・ベイル、トム・クルーズの線を狙ってそうな気がした。というか、ハリウッドの模範的な受け答えって、ああいうのなんだろうか。でも、べイル、ウェールズ出身のイギリス人だけど。ウェールズ訛りでしゃべるリス・アイファンズみたいに地が出てるような方が面白い。

公式サイトThe Flowers of War

2月14日

Home for the Weekend試写 コンペ

家族崩壊みたいな暗い話だけど、父親が悪者みたいに扱われるくだりなど、リアリティがある。

TABU試写 コンペ アルフレート・バウアー賞

完成度の高さでは、コンペの中でも1,2位を争うほど。ノスタルジックなのに新しいというのはアカデミーほかで目玉となってるアーティストにも通じる。ひょっとしたら金熊とも思ったけど、上記の賞と、あと独立系の賞も獲得でダブル受賞。ミゲル・ゴメス監督は受賞スピーチや会見も面白かった。

Young Adult会見 特別上映

試写には参加できず、ロンドン戻って見ようと思ったら、もう、終わってた。ま、そのうちテレビででもやるさ。きっとジェイソン・ライトマン監督の出世作JUNOほどには、よくないだろうし。と、イソップ童話のキツネのすっぱいブドウの論理で自分をなだめる。

映画『ヤング≒アダルト』公式サイト

The Iron Lady会見 特別上映

こちらは昨年見てたので、余裕で会見のみ参加。でもアンジェリーナ・ジョリーの時と負けず劣らずの無茶込み。

映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』公式サイト||2012年3月16日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

レンタネコ一般上映 パノラマ

やっと荻上直子作品が見られた。噂にたがわぬ面白さ。

TOP | レンタネコ

ベルリン映画祭初日と2日目

2月9日

Farewell My Queen試写・会見 コンペ

レズビアンのマリー・アントワネット。と書くと安っぽい映画と思われそうだけど、そんなことはない。きめ細かい心理描写と映像美はなかなか。

マリー・アントワネットに別れをつげてとして東京国際映画祭で上映予定(10月17日追記)

でも、この前にあった審査員会見のほうが、個人的には盛り上がった。マイク・リー監督しきるしきる。ジェイク・ジレンホールに向けられた質問にまで先に答えるしきりっぷり。好きだなあ。

2月10日

Today試写 コンペ

出だしの緊迫感がすごいだけに、尻すぼみに感じる。

公式サイトhttp://www.granitfilms.com/fr/alain-gomis/films-granit/aujourdhui

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い試写・会見 特別上映

大ベテラン、マックス・フォン・シドーが子役トーマス・ホーンを見つめる様子がラブリーだった会見。

映画は、上手く泣かせる作りだなあと思いつつも、やっぱり泣きながら見た。

公式サイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/index.html

Coming home試写・会見 コンペ

子どものとき誘拐され、そのまま大きくなるまで監禁されていた女の子の話。犯人のその後などもオーストリアのナターシャ・カンポスの事件と似てるようだ。そのあたりで、好き嫌いが分かれそう。

マイウェイ 12,000キロの真実一般上映・質疑応答 パノラマ

オダギリジョーの力まないしゃべりが面白かった。

公式サイトhttp://myway-movie.com


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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