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アイリッシュといえば

アイリッシュといえば、こないだ、ブラディ・サンデーも 見た。

アイリッシュ役者と言えばこのお方ジェームズ・ネズビット主演で、実話を基にした社会派の秀作。2002年ベルリン映画祭金熊賞も獲得している。

若い俳優の方々の ローカルな感じもよかった。それが、一転して悲惨な結末になだれこんでいくのが、いっそう悲劇を際立たせる。デモ行進するアイルランドの市民に、英軍が発砲した事件、こんなに若い死傷者が多かったのか。映画を見るまで詳細も知らなかった。

その昔、東京でのコンサートでは、ボノの力の入った歌いっぷりも、あまりピンときてなかったU2のブラディ・サンデー、この映画のラストに流 れて、初めてしっくり聞けた。そりゃ力も入ろうってものよ。ろくにアイリッシュ史も知らず、東京で、うすらぼんやり聞いてしまって、すまんかった。無知は罪ね。

映画の後、調べたら、昨年、やっと公式な謝罪がされ、これから関係者が罰せられる可能性もあるということだ。1972年の事件は、まだ現在進行形だった。

パーフェクト・デイ

ちょこちょこ別のチャンネル見たりもしつつ、最後まで見てしまったチルドレン・イン・ニード。と言っても、番組自体24時間とかではなく、夜7時から夜中の2時まで途中ニュースが入ったりしながらの約7時間。

過去の名場面集が面白かった。その中にルー・リードのパーフェクト・デイが。1972年にリードがヴェルヴェット・アンダーグラウンドとしてデヴィッド・ボウイのプロデュースで出して、それを1997年に自分以外にもボウイとかボノとかたくさんで歌ってるのがチルドレン・イン・ニード用。

あれっ?今年はスーザン・ボイルが歌ってたぞ。リードから許可が下りなかったとか読んだ気が…。調べたら、イギリスではOKでもアメリカで歌うことが法的にクリアになってなかったということらしく、リード自身は許可しただけでなく、ビデオにも協力してるんだそう。なーんだ。

ポール・マッカートニーとかリリー・アレンとかも出てた去年や、物真似芸人がトニー・ブレアやってるときに本人が出てきた何年か前のもリアルタイムで見てたけど、比べると今年は小粒だった気がする。一番の目玉がロビー・ウィリアムズが戻ってきたテイク・ザットだもん。イギリス的には、大きいのかもしれないけど。


映画ニュース/インタビュー

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