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ヨーロッパ一働くイギリス人?と謙虚な消費者

もともと物覚えもよくないので、年1回しか行かない場所の習慣などは、すぐ忘れる。

ベルリンでも、ああっ、日曜は休みだった!とか、夜は買物もできないんだった!とか、しょうこりもなく毎年やってる。いいかげん覚えろよ自分。

ドイツでは、基本、日曜は休み、夜も休みということになってるようだ。中には、あいてるとこもあるだろうけど、探さないと見つからない。

盆や正月、夜中でも物が買える、ほんとうにコンビニエントなコンビニが、そこら中にある日本から来ると、イギリスでも物が買えない時間が多いのに驚く。ヨーロッパ一勤務時間が長いとか、ホリデーが少ないとかいう、働き者イギリス人説がチャンチャラ可笑しい日本との差だ。

それが、ドイツから帰ると、まんざら嘘でもないかも、と思う。24時間スーパーも増えてきて、今は、それほど不自由は感じないくらいになってるイギリスだ。

当初は消費者目線ほぼ100%で不便さばかりが気になった。でも働かされる方は、日曜や夜中まではしんどいよね。おまわりさんとか救急病院とかは、がんばってほしいけど、休んだところで死傷者が増えることもないだろうレストランや商店くらい、日曜や夜は休むのが健全とも思えるようになってきた。

日本では、働き者ではあったけど、消費者としては甘やかされてたような気もする。売る側がお客様は神様と思うのは、いい心がけかもしれないけど、お客の側がそう思ったらまずい。私の要求を満たせないとは何事!みたいなのは、やっぱり勘違いしてると思う。

だから、ベルリンで映画祭取材後、どこの店も閉まってて、宿のバーでかろうじて買えたポテトチップスを、わびしくポリポリかじりながら原稿書くようなことになっても、もう文句は言わない。店が開いてる時間にサンドイッチでも買っとかなかった自分が悪いと思える謙虚な消費者だ。

なんちゃってアメリカ文化圏、日本

ベルリンで、何書いてあるかわからないままペラペラめくってみた雑誌に、公開映画の星取表を発見。

このブログでも10月のロンドン映画祭からお勧めとしてあげた英国王のスピーチAnother Yearがしっかり5ツ星なのは、納得のいくところで、うれしいけど、ザヴィエル・ドランの監督デビュー作I killed my motherも同じく5ツ星だったのにはオオッと喜ぶ。勢いつけなくても、ちゃんといいものが作れるという意味で昨年のロンドン映画祭で見た2作目も評価するけど、やっぱり、デビュー作は勢いがあって力も入ってて凄い。ふーむ、ドイツで公開なんだ。

英国王のスピーチAnother Yearは、イギリス映画だから、もうイギリスでは公開済みだけど、カナダ映画のI killed my motherは、イギリスに先駆けての一般公開。フランス語の映画だし、カンヌでお披露目されたから、フランス経由っぽい。ドイツはイギリス、フランスどっちからも情報やら映画やら入ってくるんだろうな。EUというかヨーロッパ圏というか、そういう文化圏。

日本って、洋画に関しては、ほぼアメリカ圏と、イギリスに住むようになって気がついた。アメリカでの評判、人気、話題がそのまま輸入されて、その通り評判になって人気や話題になってるふう。イギリス映画でさえ、アメリカで評判になって初めて日本でも注目してもらえるアメリカ経由が多い。アメリカにいるたくさんの我が同胞たちが、がんばって情報を送り続けてくれていることも大きいだろう。大金かけて世界で大宣伝するハリウッド・システムが効いてる国ということもありそう。

ドイツで感じた映画のヨーロッパ文化圏的な雰囲気とは別で、地理的、文化的に自然にそうなってるのではなく、人為的な日本のアメリカ文化圏っぽさ。なんちゃってアメリカ文化圏とでもいいましょうか。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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