第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月7日(月)
The Aeronauts
トム・ハーパー監督が、エディ・レッドメインにフェリシティ・ジョーンズ で、実在した天気予報の父みたいな人の実話をふくらませて映画化。
天気が予測できれば多くの人が助かるという信念のもと、上空を観測したい学者が、飛行高度の記録更新に挑もうという気球乗りに目をつける。
前年にこの映画祭参加だったWild Roseが、地味配役にもかかわらず、上出来だったハーパー監督、やっぱり上手い。研究一途な気象学者と、ショーガール的な要素もある女性気球乗りとの組み合わせにしたことで、しっかり見せ場を作りつつ、引き込まれる展開で、最後まで引っ張る。
Wild Roseの成功あってか、今回の配役は、博士と彼女のセオリーでオスカー受賞のレッドメインと、その時の相手役ジョーンズと話題性バッチリ。思い起こすだけで泣きそうな映画だったが、今回はまた違ったコンビの面白さみせる。
日本ではイントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりとして公開。