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トマトにかぶりつく枝野官房長官を英各局放映

昨日は、福島原発事故のレベルが7に引き上げられたニュースを各局報じてた。BBCとITVあたりをカチャカチャしつつ見る。

チェルノブイリと同じというのを枕詞みたいにつけるの、やめてほしいけど、レベル7の説明としてわかりやすいからみんなやるんだろうな。その罪滅ぼし?か、専門家の意見をつけていた。出ている放射性物質の量がチェルノブイリより少ない、すぐに避難圏を設定して避難させた政府の対応が早かった、という2点で、チェルノブイリのような健康被害は出ないと複数の専門家が言ってた。

試算して見せてたとこ(BBCだったような)もあった。チェルノブイリで原発事故が原因でガンになったとされる6000人をもとにすると、その十分の一の放射性物質が出た日本では600人がガンにかかると予想されるけど、それもすぐ避難したことで、そこまでは出ない、津波の被害者数のような大きな数字にはならないだろうと予測。

他の局(こっちがITVだったと思う)では、健康被害はチェルノブイリより小さいはずだけど、経済被害はチェルノブイリを越えるだろうという予想。これはこれで心配しなきゃいけないんだろうけど、体が大丈夫なら、とりあえずOKと思ってしまうくらいに、希望の範囲も最小限になってるこのごろ。

枝野官房長官が、福島産イチゴだのトマトだのにかぶりついて見せてる映像も各局で流された。いいぞ。海外向けにも、そういうことはドンドンやってほしい。日本をむやみに怖がる外人が多くなると、景気冷え込みに拍車がかかりそうだもの。

専門家の意見は日英で大差なし

ニュースを見張ってなくてはいけない状況は、脱したようだ。

寝てる間に何か起こってたら…と思うせいか、テレビのニュースが始る前に目が覚めて、ネットのニュースをチェックしつつ待ってたりしたけど、このところ一番に報じられるのがリビアに戻った。イギリスも多国籍軍として軍事介入してるようだし。

その後、日本の様子が伝えられる。原発から目を離せない危ない感じがなくなったという意味では、ちょっと安心していいのかも。

今度は食品から放射能検出というのが心配だけど、今のところ、すぐ健康に影響するような量じゃないというのは、イギリスの専門家も同意見。心配なら、野菜を洗うのは、こういう時でも有効だから、みたいなことも言ってたのは、農薬も含めてってことかな。

洗うと有効というのは、首相官邸 災害対策のページ というのにも載ってた。雨に濡れて心配なら、洗い流せばいいって。洗い流すなんてアナログな手段が効くとは意外だった。専門家じゃない人に言われたら、花粉や埃じゃあるまいしとか思ってしまいそう。

というように、日英で専門家の言うことには、たいして差はない。チェルノブイリの人体組織をロンドン・インペリアル大学で調査したゲリー・トーマス教授が、予測されたものより、被害はずっと小さかったということを紹介しつつ、心配しすぎないようにとBBCテレビで言っていた。

ところで、私がよりどころにしてる英外務省サイトみたいな国からの情報まとめてあるサイトがあればいいのにと思ってたのが、日本でもできたんだ。よかった。

昨日から、ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭の試写が始った。と書くと、このいきなりな話の展開にびっくりさせてしまいそうだけど、私の頭の中の状態、そのままなので、ご容赦いただきたい。日本のことを考えながら、全くかかわりのない、いきなりな映画を見てる。

でも、これ、意外と精神衛生上、悪くないかもと、久々の試写後に思った。いや、レズビアン&ゲイ映画を見ることじゃなく、いつもと同じことに戻るほうね。こちらの人がいちように驚く、非常時に日常を維持し続ける日本人は、復興のためにもだけど、本人が平常心をとり戻すのにも役立ってるのかもしれない。

見た映画の備忘録としても使ってる、このブログでもいつも通り、試写記録。

ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭 試写初日

Kaboom/カブーン

ゲイの青年が主役で、コメディチックなのが、スリラーっぽく展開。ソフトポルノくらいの絡みもたくさん。それほど一生懸命追わなくてもすむストーリーにオオッというシーンが多いので、たいして頭使わずに目だけで追っていっても大丈夫だった。気晴らしにはいい映画かも。グレック・アラキという日系アメリカ人監督作品。

公式サイトKaboom :: Un film de Gregg Araki :: Au cinéma le 6 Octobre

フォールス・アラーム

日本の大地震、原発について、日本とイギリスでは報じられ方が、だいぶ違う。

ザクッと言うと、日本では大丈夫なんじゃないかと思える情報が大きく報じられ、イギリスでは危ないんじゃないかと思える情報が大きく報じられる。

被災地日本の報道は、事実を伝えつつ、不安を煽らないようにも気を使うと思う。BBCの東京リポーターも、日英での報道の違いを指摘しつつ、大災害の後でもあるし、ショックを与えることがないよう報じているのだろうというようなことを言っていた。海外と日本での報道の差は、やむを得ないことかもしれない。

こちらでは、災害の大きさを、これでもかと思う存分報じてくれる。チェルノブイリまで48時間なんて大見出しを一面にされると、大げさな見出しをつける傾向のある新聞と知りながらも、専門家の反対意見を探さないと落ち着かない。報じられる内容で不安になって、それを打ち消す情報を探すということを連日繰り返している。

そんな報道とは別のところで判断して行われているはずなのが、国からの発表。と思い判断基準にしているイギリスから避難勧告が自国民にたいして出されたあたりでは大ショック、日本の知人たちにも、せっせと避難するようアドバイスしたりもした。フォールス・アラーム気味だったかもしれない。日頃の情け容赦ない報道で悲観的な読みに傾いていたところへの避難勧告でとどめをさされてしまった、と言い訳。

イギリスも、その後、訂正を加えた。16日あたりまでは、シンプルに、イギリス人は離れろ、原発安全圏は80キロ外、という感じだったのが、長い説明が加わった。日本政府の判断も間違いではないとしつつ、アメリカの判断も掲載し、そちらを自国民には勧める感じ。

原発の状況と、交通、通信など混乱の可能性もあるので、北海道以外で、東京と東京の北にいるイギリス人は離れることを検討すべき。日本の避難圏と、アメリカの80キロという避難圏をそれぞれ紹介。日本の指示に従えば今のところ健康被害はない。最悪の事態が起こっても80キロ外にいれば屋内にいるなどして被害を防げるというThe Scientific Advisory Group in Emergencies(SAGE)の意見を紹介、80キロ外にいるようにとアドバイス。というような内容を、英外務省サイトや駐日英国大使館サイトで、9項目、50行くらいで掲載。

事態が今より悪くならなければ日本の指示で大丈夫だそう。冷却作業がうまくいきだしたので、少し気持ちも落ち着いた。万が一、作業がどこかでつまずいても、今度は80キロ内にいる人だけに避難を勧めると思う。

チェルノブイリにはならないと予想の英専門家多数

悪いニュース

福島原発のINES(国際原子力事象評価尺度)がレベル5に引き上げられた。

良いニュース

イギリスの専門家の意見は、最悪の事態が起こっても、チェルノブイリと同じレベル7にはならない、もし爆発しても6までだろうという人が多いとニュースでは言っていた。

作戦実行部隊もブレイブ・ファイアーマンとして報じられていた。

日本原発事故発表公式採用のイギリス

日本政府からの原発事故に関する発表は、海外渡航者への注意などもある英外務省のサイトにニュースとしてあがってきている。これを目安に、昨日のブログで書いたような記者、救援隊なども、日本に向かっているのだと思う。

日本のとっている対応についても、政府の科学顧問チーフであるジョン・べディントン教授は、避難区域の範囲は適切であるとし、長期間にわたって放射性物質が空高くまいあがり続けたことで大きな被害を出したチェルノブイリと比較するのは間違いであり、日本で起こっていることは全く別だとコメントしている。

ニュースの中には、東京のスーパーの棚が空っぽになっているのをパニックの兆候ととらえる見方や、大災害後、放射能漏れのストレス下に置かれた心理的なダメージを懸念する声もあった。

原発がトップニュースだが、数字として発表された被害状況や、感動的な救出劇についても報じていた。世界経済に与える打撃についてもふれるようになってきたのが、ショックから現実に目が向いてきた面もあるように感じた。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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