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日本政府に不信感、イギリス原発報道

昨日の自国民への避難勧告以来、英テレビの報道も変わってきた。福島原発の安全圏を、日本が言っている20キロから80キロに引き上げたイギリス政府の判断と同様、日本政府の発表を信頼していない。

BBCほかのテレビニュース番組に政府の科学顧問チーフ、ジョン・べディントンが登場し、状況が変わり、心配しているとコメント。変わった状況の1つが、ヘリから撮った写真でも確認された、爆発のダメージの大きさだ。アメリカは燃料棒が完全露出しているとし、日本はしていないと言っていることが、それぞれの20キロと、80キロという安全圏算出の違いらしい。露出した燃料棒の温度があがり続け、発火、爆発することが懸念されている。

そうなった際の被害の大きさは、専門家によって意見が分かれている。チャンネル4に登場した2人も、片方がそれほど大きくはないとコメントしている間に、もう一方が、とんでもないと首をふっているという具合。昨日の四方敬之(管首相のスポークスマンと紹介されていた)に隠していることはないかと問うインタビュー映像を再度流したりしていた。昨日はITVでも同様に問い詰められていた。

東京に人通りが少なくなったかわりに、飛行場、駅が混雑している様子など、東京でも避難が始っていることも報じていた。

イギリスの報道を見ている限りでは、80キロ圏外から出たほうがいいように思える。200キロくらいはあるそうだけど、万が一のために東京も離れた方が安心な気もする。

*上を書いた時には、私自身の不安もマックスだったと思います。気分に左右されて書いてしまい、フォールス・アラーム気味でした。今は、最悪の場合でもイギリス、アメリカの勧める80キロ外にいればいいのかなとも考えています。それを19日フォールス・アラームに書きました。

フランスは避難、イギリスは

今朝のBBCテレビで、東京にいる記者が、フランスは、エールフランスに増便の要請を出し、また日本でも南の方に行くようにと、在住自国民に関東から離れることをすすめていると伝えた。

その記者を含めた在住イギリス人にイギリスがとっているのは、不必要な旅行を避けろということだ。

フランスが、原発事故に関してイギリスも持っていない情報をつかんでいるということではなく、今の状況をどう見るかが違うのではないか。フランスは、これから起こるかもしれないことを重く見て、イギリスは今の時点で起こるかもしれないパニックを重く見ているのでは。もし、そうだとして、英仏どちらが正確な予測かもわからない。各自、判断して、どうするか決めるしかないということか。

と、以上は朝に、ニュースを見て、あわてて(ロンドンにいながらパニック気味ですみません)、あげてしまったが、その後確認したら、不必要な旅行を避けろは、被災地近くには、という意味のことが英外務省サイトにのっていた。記者が言ったのもそのことか、それとも、外出は控えろという意味かもしれない。ともかく、記者はフランスとは違うアドバイスで判断が難しいというように言っていた。

イギリスでは、仙台から東京まで、在住イギリス人を運ぶバスの手配などはしているが、日本のガイドラインで大丈夫ということでは、昨日のブログであげたジョン・べディントンほか専門家の意見も変わらないようだ。

日本原発事故発表公式採用のイギリス

日本政府からの原発事故に関する発表は、海外渡航者への注意などもある英外務省のサイトにニュースとしてあがってきている。これを目安に、昨日のブログで書いたような記者、救援隊なども、日本に向かっているのだと思う。

日本のとっている対応についても、政府の科学顧問チーフであるジョン・べディントン教授は、避難区域の範囲は適切であるとし、長期間にわたって放射性物質が空高くまいあがり続けたことで大きな被害を出したチェルノブイリと比較するのは間違いであり、日本で起こっていることは全く別だとコメントしている。

ニュースの中には、東京のスーパーの棚が空っぽになっているのをパニックの兆候ととらえる見方や、大災害後、放射能漏れのストレス下に置かれた心理的なダメージを懸念する声もあった。

原発がトップニュースだが、数字として発表された被害状況や、感動的な救出劇についても報じていた。世界経済に与える打撃についてもふれるようになってきたのが、ショックから現実に目が向いてきた面もあるように感じた。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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