Posts Tagged 'ジョニー・デップ'

パワハラ/セクハラおじさん⁈Waiting for the Barbarians

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

9月16日(月)

Waiting for the Barbarians

ジョニー・デップに驚く。正面は、顔、四角いし、後ろ姿、首のお肉が襟に乗ってたし。アンバー・ハードとごたごたしてたあたり、一時期、肥えちゃった頃の撮影だったのかなあ。ゲスな悪役なので、あってるっちゃあってるけど。

それより、問題は、傷ついた少女を救う主人公がとても優しい良い人そうで、実際そうなんだろうけど、下手したら孫くらいな年齢の女の子にやってることが、それ、パワハラ/セクハラじゃね?なこと。結果、誰にも共感できず、後味悪く終わる。

原作「夷狄を待ちながら」を書いたJ・M・クッツェーが脚本にもかかわったというから、シーロ・ゲーラ監督の味付けではなく、もともと、そういう小説なのかな。未開発地域の原住民VS文明人という構図で、文明人の方がまったくもって野蛮人でした、というお話なので、後味悪くて正解なんだろうか。

主演のマーク・ライアンスは悪目立ちしない安定した名脇役という感じの俳優さんで、そのあたりの人を主役にもってきた映画は良いのがいっぱいあるけど、この役はちょっと損かも。

ジョニデの後に派遣されてくるロバート・パティンソンも引き継いで悪役なんだけど、こっちはさすがに若くシュッとしてる。パティンソン一人勝ち映画か。

公式サイトhttp://www.samuelgoldwynfilms.com/waiting-for-the-barbarians/

第59回ロンドン映画祭5日目

Black Mass

主役ジョニー・デップの脇を固めるのもベネディクト・カンバーバッチ、ケヴィン・ベーコンほか主役級ズラリの豪華ギャング実話もの。みんなモデルに似せようと太ったり禿げたりが、なかなか楽しい。デップは頬がそげて見えるけど、時々ふっくらしてたり、頬げっそりもシャドウ入れてるとわかるシーンと、横向いても頬スッキリシェイプの時が混在。結局、役のため、痩せたんだか太ったんだかわからずじまい。カンバーバッチとか、おおかたの人はちょっとどっしりめになってた。ベーコンの警部かなんかボスっぽい警察の人と、ジュノー・テンプルのヤク中娼婦は、いつもの雰囲気そのままではまり役。それはそれでさすが。

公式サイトhttp://www.blackmassthemovie.com/

下は一般上映で。ここまでの今回ロンドン映画祭分はプレス試写でした。

Son of Saul  ラースロー・ネメス監督&ラヴェンテ・モルナー登壇

カンヌのグランプリ作。ユダヤ人収容所に連れてこられるも、殺されずに死体の始末とかの仕事をさせられてる中の1人サウルが、殺された少年を何とか埋葬しようとして…、タイトルから想像がつくようなシンプルにハートブレーキングな話と思いきや、どんどんわからなくなる。いろんな解釈を許す懐の深い映画でした。どう解釈しても変わらない悲惨さ。上のがエンタメ的な面白さとしたら、こちらは映画祭的な面白さ。

公式サイトhttp://www.laokoonfilm.com/movies/item/son-of-saul-saul-fia

ロンドンLGBT映画祭開幕

先週からBFIフレア・ロンドンLGBT映画祭(ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭の新名称)

21日

Lilting ホン・カウ監督Q&A

この映画の紹介に絡め、ベン・ウィショーの株が上がって、ジョニー・デップが下がった件、Make a noise!4月5日分(http://www.repo-zine.com/archives/10987)に書きましたので、よろしくです。良い映画です。

公式サイトhttp://www.bbc.co.uk/bbcfilms/film/lilting

G.B.F. ダレン・ステイン監督+マイケル・J・ウィレットQ&A

ゲイ・ベスト・フレンドがおしゃれアイテムに!という学園コメディです。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/GBFmovie

 

試写10日目 なるほど凄い超大作

ロンドン映画祭試写10日目 ()内は映画祭カテゴリー

For No Good Reason  (Documentary Competition)

ゴンゾ・ジャーナリズムでお馴染みのハンター・S・トンプソンのイラストが有名なラルフ・ステッドマンのドキュメンタリー。ジョニー・デップがまた出てる。今回の映画祭、フィクションはないけど、ドキュメンタリーには2本登場。リア充?

公式サイトFor No Good Reason Movie

Spike Island  (Sonic)

トレイラー見てストーン・ローゼズの話かと思ったら、ファンの男の子たちの話だった。

公式フェイスブックSpike Island – The Film | Facebook

Lawrence of Arabia  (Treasures)

ご存知アラビアのロレンスの2012年リストラクション版。80年代にマーティン・スコセッシ監督やスティーヴン・スピルバーグ監督も協力してリストラクトしたものを、もっときれいにしてる。これ4時間近くあったんだ。前見たのは、テレビだったけど、前後編になってたかな。覚えてないくらい昔。大人になって見ると、音楽のかぶり方から、映像の凄さから、あらためて感じ入る。ロンドンの戦争博物館でロレンスのバイク見たことも思い出す。

試写5日目 パワフルドキュメンタリー登場

ロンドン映画祭試写5日目 ()内は映画祭カテゴリー

West of Memphis (Documentary Competition)

ウェスト・メンフィス3知らなかった。ジョニー・デップとかも支援に立ち上がった有名な3人の容疑者のこと。子供が3人まとめて殺される酷い事件が起こって、その憎しみをぶつける対象として格好の若者たち3人が犯人にされてしまう一連の流れが怖い。

でも、これ、限りなく真犯人に近い人の名前があがってるのに、司法取引のせいで、つかまえられないってこと?アメリカの司法制度って謎だ。

公式サイトWest Of Memphis | Official Site

Sister (Love)←このラブというカテゴリー、家族愛とかも含めてるようです。

ベルリンでも見たのを再度。2度目でも、また同じとこで泣きそうになる。

公式サイトwww.mozinet.hu Sajtó – mozi, filmek, kritikák

Zaytoun (Debate)

ちょっと上手くまとめすぎた気も。映像も俳優もいいし、紛争地域の生活を描くという狙いは買うけど。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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