Posts Tagged 'ジェームズ・フランコ'

ケリー、フランコ組はまたも実話から

第60回ロンドン映画祭プレス試写9日目

 

A Dark Song

亡くした息子に会いたい女性が、ブラックマジックみたいなことができる男性を雇う話。ストレートなオカルトではなく、その男が詐欺師ではという疑いを抱かせるスリラー仕立て。どちらに行くかと思わせて…個人的にはこっちじゃない方が良かったな。男を演じるのがSightseersのスティーヴ・オーラム。シリアスもなかなか。

 

Mirzya

この映画祭での10月6日のお披露目がワールドプレミアだそう。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/Mirzya

 

King Cobra

I am Michaelのジャスティン・ケリー監督とジェームズ・フランコのコンビ。上手いクリスチャン・スレイターも出てくるし、懐かしのモリー・リングウォルドも。ブレックファスト・クラブとかの初々しい頃しか知らなかったけど、けっこういろいろ出続けてたみたい。今回も実話が基で、ゲイポルノ界の殺人事件の話。登場人物の誰にも感情移入できないから心揺さぶられることがない分、業界のえげつなさが際立つ。

サンダンス映画祭ロンドン試写1日目

Goat

男子学生寮で綿々と行われる伝統という名の新入生いじめ。プロデューサーのジェームズ・フランコが伝説の先輩としてちょびっと出演も。アメリカを舞台にした話だけど、日本でも多そう。寮だけじゃなく、部活とか。

 

Tallulah

上と重なったため、最後の20分ばかし。エレン・ペイジ主演に惹かれるも、上のが良さそうだったから涙を飲む。終わりだけなら、上を選んで正解だった気がするけど、全部観てないから断言できず。

 

Other People

ファーゴ2とか、ブラック・マスとか、このところ良く観るジェシー・プレモンスが主演。末期ガンの母を看取るために実家に戻った長男でゲイの売れないライター役。こういうコミカルなゲイ役をやる役者さんって、演技力を発揮しやすいんじゃないかな。何だか乗ってて楽しそうにさえ見える。

 

Wiener-Dog

ダークホース リア獣エイブの恋のトッド・ソロンズ監督作。(以前、そちらについて書いたブログが、ミア・ファローをシシー・スペイセクと間違って書いてたのに気づき、こないだ、しれっと直したとこ)可愛いワン ちゃんにさえ、こんな結末を与えてしまう徹底してダークなソロンズ監督に恐れ入る。 タイトルのウィナー・ドッグは、長い胴がウィンナーみたいなダックスフンドをさすウィナー・ドッグと飼主の1人の名前ウィーナをかけて。ワンちゃんの次々と変わる持ち主を追っていくブラック・コメディ。最初の病弱な男の子が大変良いし、心が死んでるような青年(キーラン・カルキンがはまってます)のエピソードも良い。

 

Morris fom America

アメリカからドイツに越してきた13歳の黒人少年モリスが主人公。転校生のお話として、わかりやすく、後味も悪くないので、子供向け映画として良いかも。

第65回ベルリン国際映画祭6日目

Under Electric Clouds コンペ 試写

建築途中のビルにかかわる人々を主人公にした不条理劇風オムニバス形式。思わせぶりに疲れつつ、いつ面白くなるかと待ってたのに、そのまま終わっちゃった。

公式サイトhttp://www.metrafilms.ru/en/under-electric-clouds.html

 

Every Thing Will Be Fine コンペ外 試写+会見

ヴィム・ヴェンダース監督、Pinaは3Dの意味大ありだったけど、これは3Dじゃなくても良かったのでは?今回会見3度目のジェームズ・フランコに、毎年のようにベルリンで見てる気がするシャルロット・ゲンズブール。

 

Selma 会見

映画同様、パワフルな会見。

 

水の声を聞く フォーラム 一般上映+監督、俳優登壇

監督、発言が強気。

第65回ベルリン国際映画祭5日目

I am Michael パノラマ 試写+会見

ジェームズ・フランコ主演、プロデュース、ジャスティン・ケリー監督で実在のゲイ活動家から宗教者に転じたマイケル・グラッツェの実話を描くもの。考えさせる映画。

 

Body コンペ 試写

刑事に障害があるらしい娘がいるだけでも複雑な話になりそうなとこに、オカルトめいた要素まで加わる。とっちらかった話にならないか心配したけど、上手いオチ。

 

Selma スペシャル 試写

マーティン・ルーサー・キング牧師のセルマでの行進の映画化。ストレートな感動もの。

公式サイトhttp://www.selmamovie.com

 

第65回ベルリン国際映画祭2日目

Taxi コンペ 試写

イランのジャファル・パナヒ監督映画。監督自身がタクシー運転手になる設定のドキュメンタリー風ドラマ。乗客たちの人生ドラマを通してイランの状況が垣間見える。

映画製作を禁じられても、こうして面白い映画を作ってしまえるのが、さすが。

 

Queen of the Desert コンペ 試写+会見

ヴェルナー・ヘルツォーク監督、出演の二コール・キッドマン、ジェームズ・フランコ、ダミアン・ルイスが会見出席。

ヘルツォーク監督にしては、ガートルード・ベルの半生をオーソドックスな大河ドラマにしてて、ちょっと拍子抜け。アラビアのロレンスのヒーローというより、ちょっと変人みたいに描かれるロバート・パティンソン演じるT.E.ロレンスは面白かった。

 

45 Years コンペ 試写+会見

Weekendのアンドリュー・ヘイ監督。熟年夫婦をシャーロット・ランプリングとトム・コートネイが演じる。ゲイの出会いを描いたウィークエンドの方が、ドキドキさせて、あきさせない分、面白かったとも言える。けど、ちょっとだれるような熟年夫婦の生活をじっくりみせる部分があればこそ、最後のシャーロット・ランプリングの表情がしみる。ランプリング、会見でもクールな発言にしびれた。声もかっこいい。

 

ジェームズ・フランコ監督作

今日からロンドン映画祭試写。()内は映画祭でのジャンル

As I Lay Dying(Dare)

ジェームズ・フランコ監督主演作。ウィリアム・フォークナー死の床に横たわりての映画化。原作は、さぞかし深いのだろうと思わせる。逆に言うと、映画は思わせるだけで届いていない感じもある。でも画面2分割を多用したり、意欲作ではある。ゲイ・ポルノに挑戦したこないだのInterior.Leather Bar.といい、フランコは極端なものに挑戦したい人なんだろうか。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/AsILayDyingMovie

Mystery Road(Thrill Gala)

ありきたりな話になりそうなところを、良い加減で堪えてる。

公式サイトhttp://www.mysteryroadmovie.com

Electro Shaabi(Sonic)

エジプトのラッパーというかヒップ・ホップの人?のドキュメンタリー。エジプトはいろいろ大変そうだけど、音楽はグローバル化してるんだなあ。

やっぱり1番人気だったフランコ映画

昨日は、最後の1枚のチケットでInterior.Leather Bar.を見た。

キャンセルチケット4枚、残り1枚のとこ、前に並んでたゲイ・カップルが1枚ならどうしようもないとギブアップでゲット!さすがに人気のジェームズ・フランコ監督/出演映画。ベルリンで見逃したの、こっちでキャッチアップできて一安心。

オープニング映画のI am Divineも残り4枚で3番目に並んでてゲットという危ないとこだったし、ロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭、人気出すぎ。もっとキャパ大きくして、やってくれないかしら。

で、Interior.Leather Bar.は、いろいろモロ出しで激しいけど、それを撮る舞台裏も見せてるのが面白い。作る側の葛藤が、こういう映画に対する一般の葛藤とダブって見える。クルージングの失われたシーンを再現という趣向だけど、ウィリアム・フリードキン監督、1980年にほんとにこういうの入れようとしてたならたいしたもんだ。破壊されたというその部分のフィルムが見つからなきゃ、なんとも言えないけど、いくらなんでも、ここまであからさまではなかったんじゃないかと思う。カットしなきゃいけなかったことへの抗議も含めて、思い切って過激にしてるようなフランコ映画だ。それはそれで立派。

公式サイトhttp://www.interiorleatherbar.com

セント・パトリックス・デーでもあった昨日は、行きの地下鉄では顔に緑のスタンプつけたお兄さん方がアイルランド訛りで盛り上がってたし、夜中だった帰りも緑のスカートのお姉さんとか楽しそうにしてた。

金熊、銀熊、アカデミー賞と、お礼

いよいよアカデミー賞発表ですね。

英国王のスピーチ作品賞、ソーシャルネットワーク監督賞という予想をこのブログや他でも書いたり言ったりしてるけど、結果はいかに?

その2つの映画の関係は、今回のベルリンの金熊と銀熊ともちょっと通じるような。

ベルリンではコンペの最高作品が金熊賞で、男優、女優、脚本とかで優れていたものに、それぞれ銀熊賞。作品で、最高賞の次にあたる感じなのが、やはり銀熊が与えられる審査員賞。

しっかりした脚本、演技(男優賞、女優賞で銀熊も獲得)も良くて、余韻を残す終わり方も文句なし、オーソドックスなドラマだけど、万人をうならせる上手さだったNader and Simin, A Separationが金熊賞、白黒で、限られた登場人物と場所のみを描きながら、世界の終わりともとれる結末がズシーンと来る The Turin Horseが審査員賞で銀熊。芸術性ということでいったらThe Turin Horseの方を高く評価する人もいそう。いずれにしてもかなり個性的というかクセのある映画。

* The Turin Horse ニーチェの馬として日本では2012年2月公開となるようです。(11月25日追記)

* Nader and Simin, A Separation 別離として日本では2012年春公開となるようです。(2012年1月16日追記)

やっぱり万人にいい映画と思われそうなのが最高賞には座りがいい。そのへんで、アカデミー賞も英国王のスピーチと思うけど、さて?

ところで、このブログでHowlを引き合いに出しながら、William S. Burroughs: A Man Withinというドキュメンタリー映画を書いたとこで、Howlのジェームズ・フランコがやってるのをバロウズと書く、とんでもない間違いをしでかしてました!もちろんアレン・ギンズバーグです。見た時にはギンズバーグとして見てたはずなのに、その後、うろおぼえとなって、ここで書いた時には思い違いしたようです。

きっと、みなさま、ムズガユイ思いで、間違い部分を読んでいたことでしょう。今回、お知らせいただいた方に感謝です。

記事を書く際は事実確認もするものの、ここは思ったまま書くこともあって、あとから間違いに気がついて直したりもしてます。みなさまも間違いにお気づきの際は、お知らせいただければ、ありがたい。よろしくです。

えぐくてもフィールグッドな127アワーズとえぐくてフィールバッドでも面白い冷たい熱帯魚

ロンドン映画祭最終日は試写+会見、一般上映で2本

127Hours/127アワーズ(原題)

公式サイトFox Searchlight – 127 Hours – Official Site

自らの腕を切り落として生還した冒険野郎のお話。目、耳、口など押さえつつ見ている女性もいたエグい切り落としシーンながら、人間賛歌、フィールグッドムービーになってるところが、さすがダニー・ボイル監督。鮮やかな画面と音楽も相変わらず冴えてる。面白く見せることにかけては達人だな。

会見では、ジェームズ・フランコが思ったより渋かった。もっと可愛い感じの人かと思ってた。ほとんど1人の芝居を、しっかり見せてて、演技の方もよかった。

冷たい熱帯魚

園子温監督作品「冷たい熱帯魚」公式サイト

ワイドショー大騒ぎだったのを思い出す、実際にあった犬の調教師による殺人事件をベースにしたこちらも、エグさでは負けない。4時間の愛のむきだしをダレルどころかあれよあれよと見せてしまう園子温監督、面白く見せることにかけてもさほどひけをとらないと思う。フィールグッドとは対極の後味の悪い終わりも素敵。ロンドン映画祭では、でんでんが評判よくって、黒沢あすかも褒めてる人が多く、神楽坂恵の胸は本物かと聞かれた。吹越満の普通の真面目ないい人っぽい感じが壊れていくのもよかったと思うけど、上手に普通の日本人らしさを出しても、こちらではあまり気がつかれないんだろうか。

How I Ended This Summer/ハウ・アイ・エンディド・ディス・サマー(英題)

ベルリン映画祭でプレス試写を見逃し、ロシア語をドイツ語字幕で見る一般上映で途中まで見てギブアップしたのを、やっと英語字幕で見られた。観測隊員に送られる通信が大事だったのね。そこがわからずに見たら、全然わかんないものだった。ギブアップしたところまでの画面では、ほのぼの系かと思ってたら、とんでもない。よかった、ちゃんと見られて。

前年にもプレス試写を見逃し、フランス語をドイツ語字幕で見る経験をしたリッキーは、ほとんどセリフがわからずに見ても、ストーリーがわかったし、ちゃんと面白かった。だからと言ってリッキーがいい映画で、How I ~がだめということでは全然なくて、どっちもいい。映画の面白さって、ほんとに、いろいろ。

Howl(ハウル)より好きかも

ロンドン映画祭試写。

The American/ジ・アメリカン(原題)

公式サイトThe American | Film Overview | Focus Features Movies |

非情な世界でプロフェショナルにやってきた男がやっと見つけた安らぎ。窮地からサバイバルして、これから人並みの幸せを味わえるかというところで…涙してもいいような終わりなのに、そうならないのは、リアリティ薄くアメコミ風な話にしてるせい?ジョージ・クルーニーがゴージャスすぎて可哀想に見えないのがだめ?クールではあるけど。

Fire in Babylon/ファイア・イン・バビロン(原題)

ジャマイカあたりでクリケットが盛り上がった頃のドキュメンタリー。「どうすれば(黒人の)俺が名誉白人なんだよ?」というような人種問題も入ってる。クリケットって、あんなにはずして、ぼかすかボールがあたるものなんだ。マジ痛そう。

William S. Burroughs: A Man Within/ウィリアムSバロウズ:ア・マン・ウィズイン(原題)

公式サイトWelcome – William S. Burroughs: A Man Within

ビートニク詩人/小説家のウィリアム・バロウズのドキュメンタリー。同じビートニクのギンズバーグ役をジェームズ・フランコがやったHOWLもベルリンで見たけど、こっちの方が面白いかも。独自のスタイルを持ってる本人、奥さんを間違って銃殺したり、息子をアルコールで亡くしたりという人生、アンディ・ウォーホールあたりからカート・コバーン、ディカプリオまで、関わりのある多彩な面々も登場というわけで、作らなくても実物が充分カラフルだからか。もちろん、フランコの方がイケメンだけど。ロンドン映画祭でもHowl上映するけど、何で今こんなにビートニク?


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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