第66回ロンドン映画祭 プレス試写
9月26日
Lynch/Oz
デヴィッド・リンチ監督がいかにオズの魔法使いの影響を受けているか、読み解くドキュメンタリー。
似たようなドキュメンタリーに、シャイニングを深く掘り下げたルーム237があったが、残念ながら、あそまでの深みや、そこに到達していくスリルはない。
代わりに、リンチだけでなく、いろいろな映画人が影響を受けていることを浅く広くで、楽しめる。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
ロンドン映画祭4日目 ()内は映画祭カテゴリー
West of Memphis (Documentary Competition) Q&A
試写5日目28日の怒り心頭ドキュメンタリー。こういう映画を作ったのが女性なのがうれしいエイミー・バーグ監督登場。
公式サイトWest Of Memphis | Official Site
Room 237 (Cult) Q&A
こちらは試写初日24日にワクワクしたドキュメンタリーのロドニー・アシャー監督ほかが登場。シャイニング、ほんと奥が深いです。
公式サイトRoom 237
今日からロンドン映画祭試写。()内は映画祭カテゴリー
Celeste and Jesse Forever (Laugh)
好感度大のラブコメ。
公式フェイスブックCeleste and Jesse Forever | Facebook
My Brother the Devil (First Feature Competition)
ベルリン映画祭で見逃したのをキャッチ・アップ。ストリート・ギャング×兄弟愛と思ったら、もう一ひねりあった。ひねりが効いたのかどうかが微妙。
公式フェイスブックMy Brother the Devil | Facebook
Room 237 (Cult)
ルーム237って、あのシャイニングの怖いお部屋の番号。バスルームの美女と思いきや…ギャーというあれです。そのシャイニング、コマ送り、逆回して微細に検証すると、アッと驚くことがいっぱい。もうーワクワク見ちゃいました。これだけ仕掛けたスタンリー・キューブリック監督も大天才だけど、その仕掛けを見つけた人もすごい。
公式サイトRoom 237
Lovers Of Hate/ラヴァーズ・オブ・ヘイト(原題)
レインダンス映画祭試写
金も職もない兄と児童文学者として大成功している弟に、兄の別れたパートナーの三角関係っぽい話。
兄はハゲかかったメタボおじさん。パートナーから追い出され、洗車場でシャンプーしているところなどコミカルな小太りおじさんだが、弟と元パートナーの間で、どんどん常軌を逸していくにつれ、ちょっとシャイニングのジャック・ニコルソン風にも見えてくる。
どうなるかと思わせておいて、余韻を残して終わる。けっこう気に入った。
それにしても、セレブの子どもや兄弟姉妹で芽が出ないのは、つらいよなあ。よかった、市井の人で。
公式サイトLovers Of Hate