一昨々日からThe Hollow Crownのシ ーズン2となる The Wars of the Rosesが始まった。シーズン 続きを読む ‘The Hollow Crown: The Wars of the Roses’
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The Hollow Crown: The Wars of the Roses
Published 2016年5月10日 イギリスのテレビ , 監督 , 海外での日本映画 , 俳優 Leave a Commentタグ: シェイクスピア, トム・スターリッジ, トム・ヒドルストン, ベネディクト・カンバーバッチ, ベン・ウィショー, ホロウ・クラウン, BBC, 黒澤明, Ran, The Hollow Crown, 乱
やっぱりデビュー作が一番か
Published 2013年10月21日 クライムドラマ , ヒューマンドラマ , ラブストーリー , ロンドン映画祭2013 , 監督 , 俳優 Leave a Commentタグ: 12Years a Slave, それでも夜は明ける, シェイクスピア, スティーヴ・マックイーン, ハンガー, ブラッド・ピット, ベネディクト・カンバーバッチ, ポール・ダノ, マイケル・ファスベンダー, ロンドン映画祭, Manuscripts Don't Burn, Salvo, The Invisible Woman
17日、ロンドン映画祭、プレス試写、会見と一般上映で1本
The Invisible Woman(Festival Gala) 上映 + 会見
チャールズ・ディケンズの愛人の話。ヒューマニストみたいな小説書いても、本人は違ったんだな。この当時の男性としては、普通のことかもしれないけど。
レイフ・ファインズ、自分で監督する映画でやる役は、これといい、前のといい、朗々と文学的な台詞を語るようなタイプのもの。やっぱりシェークスピア劇から出た人だから、そういうのがやりたいのかな。
公式サイトhttp://www.bbc.co.uk/bbcfilms/film/the_invisible_woman
Manuscripts Don’t Burn (Debate)
イランのセンサーシップの話。まずいこと書くと簡単に消されるのもすごいけど、殺し屋も貧しいのが悲しい。
18日、プレス試写、会見と一般上映、監督Q&A
12Years a Slave(Accenture Gala) 上映 + 会見
期待のスティーヴ・マックイーン監督作だけど、やっぱりデビュー作、ハンガーの方が完成度高いと思う。またものファスベンダーはじめカンバーバッチ、ポール・ダノ、ブラッド・ピットと豪華キャストで、それぞれ上手いけど。
公式サイトhttp://www.foxsearchlight.com/12yearsaslave
※それでも夜は明けるとして2014年3月7日公開(2014年1月16日追記)
Salvo (First Feature Competition) 上映 + 監督Q&A
ハードボイルドな純愛もの。なのに、いやみじゃないのがデキる。
トム・ヒドルストンの2年前
Published 2012年9月15日 イギリスのテレビ , ヒューマンドラマ , ロンドン映画祭2010 , ロンドン映画祭2011 , 俳優 Leave a Commentタグ: Archipelago, シェイクスピア, ジェレミー・アイアンズ, トム・ヒドルストン, ベン・ウィショー, ホロウ・クラウン, BBC, The Deep Blue Sea, The Hollow Crown, 家族の波紋
Archipelagoをテレビで鑑賞。2010年のロンドン映画祭で見逃してた映画。
小品ながら良かった。アフリカに旅立つ青年と、送り出す母と姉のお話。家族に時々漂うピリピリしたムードが興味を引く。家族と関わる画家が絵について語るのや、雇われ料理人みたいな女性が料理について語るのも、味わい深いエピソードになってる。
主演のトム・ヒドルストンは、翌2011年ロンドン映画祭でThe Deep Blue Seaの試写、会見から注目。アーキペラゴを見てたら丸1年早く見つけてたのに。ちょっと残念。
公式サイトArchipelago
* 邦題は家族の波紋になったようです。(2016年5月15日追記)
そういえばヒドルストンは、BBCのシェイクスピア・ドラマにも登場してた。最近、売れてるなあ。それぞれの話がつながりつつ、1話だけでもまとまってる作りの全4回。ジェレミー・アイアンズ演じる父から王座を継ぐ息子で、父王時代、過程、息子王の話と2,3,4話に登場。
その前の第1話はベン・ウィショーが主役。こちらは1話中に栄華から没落まであって、ウィショーがさめざめ泣くシーンなんか良かった。監督も別。第1話の方が好みかも。
掘り出し物のウェルシュ学園もので期待の新人
Published 2011年10月26日 ラブストーリー , ロンドン映画祭2011 , 監督 , 青春映画 , 音楽 , 俳優 Leave a Commentタグ: アノイリン・バーナード, シェイクスピア, デヴィッド・ボウイ, マーク・エヴァンス, ミニー・ドライバー, ロンドン映画祭, Hunky Dory, PATAGONIA, When the Night
ロンドン映画祭
Hunky Dory 試写
ミニー・ドライバー演じる女性教師がミュージカルに情熱を傾ける、と言うと、最近ありがちなものと思われそうだけど、これが掘り出し物。いきなり歌いだしたりするミュージカルではないのでご安心を。
あくまで学校行事としてのミュージカルで、そのシーンでの歌もなかなか聞かせるけど、あとは普通にウェールズ訛りでしゃべる。70年代のウェールズの学校が舞台というのが、ローカルな暖かさと、デヴィッド・ボウイとかをシェイクスピアに取り込む時代感覚になっていて、懐かしくもフレッシュ。
生徒の方の主役が美形だし歌も演技も上手くて要注目。舞台でローレンス・オリビエ・アワーズも受賞してて、ヴォーグ誌のモデルも務めてるアノイリン・バーナードという24才の青年だそうな。そりゃ、上手くてきれいなわけだ。
監督が去年のロンドン映画祭にもPatagoniaで参加のマーク・エヴァンス。学園ミュージカル?とパスしそうになったけど、監督の名前見て、思いとどまって正解だった。細かいエピソードを効かせて、ほのぼの仕上げるのがエヴァンス監督得意技とみた。
When the Night 一般上映
育児疲れからの児童虐待が疑われる美人ママと、それに気づく人間嫌いみたいな男。最初の緊迫した感じが良いだけに、後半、美人ママと男の一大ロマンスに展開してしまう、怒涛のメロドラマな成り行きに腰砕け。もうちょっと抑えたら、けっこういい映画になったかもしれない。惜しい。イタリア映画だけど、ママと男の両方とも、のっけからセクシーな雰囲気漂わせてるのが、さすがラテン。
美人母娘に美青年
Published 2011年10月25日 イギリスのテレビ , ヒューマンドラマ , ロンドン映画祭2011 , 監督 , 俳優 Leave a Commentタグ: Anonymous, エドガー・ライト, エリザベス, キャメロット, シェイクスピア, ショーン・オブ・ザ・デッド, ジェイミー・キャンベル・バウワー, ジョエリー・リチャードソン, デヴィッド・シューリス, ホットファズ, リス・アイファンズ, レイフ・スポール, ロンドン映画祭, ローランド・エメリッヒ, ヴァネッサ・レッドグレイブ, 作者不詳
ロンドン映画祭
Anonymous(邦題 作者不詳) 試写 会見
シェイクスピアは誰だったのかという謎にエリザベス一世の秘密も絡む。歴史的に正しくないとかいう議論もあるようだけど、最初からエンターティメントとして見たらいいのに。荒唐無稽作品が得意なローランド・エメリッヒ監督だしね。
会見は主演のリス・アイファンズはじめ、ヴァネッサ・レッドグレイブ、デヴィッド・シューリスほか俳優陣もズラリ。このところテレビドラマのキャメロットとか、見る機会が多かったジェイミー・キャンベル・バウワーも拝めた。実物もきれい。ウェールズ訛りでしゃべるアイファンズや、シューリスのヨレッとした感じも味わい深いけど。
きれいと言えば、レッドグレイブ、70過ぎて皺もあるけど、きれい。顔の骨組みが、もう、しっかりと美人なんだろうな。その若き日を演じる実の娘のジョエリー・リチャードソンも、さすがにきれい。俳優陣はもう1人レイフ・スポールもいた。この人、お初かと思ったら、ホットファズとかショーン・オブ・ザ・デッドとかエドガー・ライト作品で見てた。作者不詳の中でも、調子いいコミカルな感じの役。
ハゲマッチョな1日
Published 2011年10月16日 ヒューマンドラマ , ロンドン映画祭2011 , 俳優 Leave a Commentタグ: ウディ・ハレルソン, シェイクスピア, テンペスト, レイフ・ファインズ, ロンドン映画祭, Coriolanus, Rampart
ロンドン映画祭開催後初の日曜に試写、会見があったCoriolanus
ベルリン映画祭でも見たレイフ・ファインズの初監督作。何故に、現代の戦場で、ナイフで1対1で戦う?何故に、そこまでクドクド独白する?などなど、前回には引っかかってしまって、乗れなかったのが少し薄れて、今回は、もうちょっと面白く感じた。様々な何故?の答えは、シェイクスピア劇だから、ということでスルーしなくてはいけないという鑑賞態度が身についたようだ。
その後、一般上映でRampartを見る。
実際に事件になった悪徳警官をウディ・ハレルソンが演じる。はまり役。
ウディ・ハレルソン・トーク・ショー
これは映画の後にくっついてあるのではなく独立したプログラム。ロンドン映画祭好例の役者のこれまでの代表作のクリップ見せながら、映画評論家とかが話を聞き出す対談形式のショー。
というわけで、1日中ハゲマッチョを見てる日になった。実物と役と変わらないハレルソンはともかく、ファインズは頭そってムキムキなのは映画中だけで、会見では長髪に髭で少し細くもなってたけど。今、テンペストの舞台やってるけど、それって長髪と髭だったのね。
レインダンス、ロンドン映画祭試写8、9、10日目
Published 2011年10月8日 クライムドラマ , コメディ , ドキュメンタリー , ヒューマンドラマ , レインダンス映画祭2011 , ロンドン映画祭2011 , 青春映画 , 海外での日本映画 Leave a Commentタグ: アトムの足音が聞こえる, シェイクスピア, ジョー・デイヴィス, ソーローなんてくだらない, トニー・グリゾー二, ビューティフル・マインド, レインダンス映画祭, ロンドン映画祭, Black Pond, Holy Rollers, Hut in the Woods, Julius Caesar, Littlerock, Miss Bala, Natural Selection, PRESS, Stranger Things
火曜 レインダンス
アトムの足音が聞こえる
こないだのジョー・デイヴィスとは違ったタイプの変人みたいな天才。いや、デイヴィスは天才みたいな変人かも。アトムの足音を作ったという業績の大きさから言えば、デイヴィスより全然成功者だけど、それほどの人のその後がまた変人らしくていい。
水曜
ロンドン映画祭試写8日目
Hut in the Woods
メンタルな数学者といえばビューティフル・マインドだけど、こちらは、同じメンタルな数学者でも、もっとハグレ者のこじんまりとした話になってる。森で暮らすシーンが幸せそうなだけに、最後が悲しい。
レインダンス
PRESS(というタイトルだけど日本映画)
女子高生同士のメールのやりとりとか、それっぽくて、もしや、すごく若い監督さんではと調べるも、情報探せず。
木曜
ロンドン映画祭試写9日目
Natural Selection
面白さでは、ロンドン映画祭試写前半に見た中では1番。どこかの映画祭で観客賞獲得してるそう。お客さんの目は確かです。
レインダンス
Julius Caesar
シェイクスピア英語、くどくて大変。
Panel : Script to Screen
フムフム。脚本家じゃない私も、なるほどと思った脚本家トニー・グリゾー二の講演。
金曜
ロンドン映画祭試写10日目
Miss Bala
結局、最後まで、誰と誰がつるんでるんだかわからないくらい混沌としてるメキシコの権力とドラッグ犯罪の構造。
公式サイトMISS BALA
レインダンス
Littlerock
英語圏では好評かもしれないけど、私だけじゃなく、日本人が見たら、きっと違和感。いくら英語がわからないと言っても、グッバイがわからない日本人っていないと思うけど…という日本人像がネック。
公式サイトLittlerock
Holy Rollers
マイケル・ムーア・タイプのドキュメンタリー。ギャンブラーにも、いい人っているのね。
公式サイトHoly Rollers: The True Story of Card Counting Christians
Stranger Things
試写で見たのをQ&A目当てで、再度見る。やっぱり、いい作品。
公式サイトStranger Things
土曜の今日は、これから結果発表取材なので、希望的予想。残念ながら、全部のノミネート作品が、見られたわけじゃないけど。
Stranger Things ソーローなんてくだらない Black Pond がそれぞれ受賞したらいいなー。
ベルリン5日目、6日目メモ
Published 2011年2月16日 ヒューマンドラマ , ベルリン映画祭2011 , ラブストーリー , 海外での日本映画 Leave a Commentタグ: A Separation, シェイクスピア, ジェラルド・バトラー, チェルノブイリ原発事故, ニーチェの馬, ハリウッド, ベルリン映画祭, レイフ・ファインズ, Coriolanus, Fit, Innocent Saturday, Margin Call, The Future, The Turin Horse, 家族X
5日目
Innocent Saturday コンペ 試写
チェルノブイリ原発事故時の若者群像。原発施設で働いている人が、事故を知っても、あんなにのんきでいるのが信じられないと思ってしまって、のれなかった。事故の大変さより日常に巻き込まれる、または半分ヤケになってるってこと?と疑問に思うってことは、少なくとも、ここに1人はそこが伝わらなかった人がいるということだよね。
Coriolanus コンペ 試写 会見
レイフ・ファインズの初監督作というので期待してたけど、シェイクスピア英語が難しいよー。英語圏、特にイギリスでは評価されそうだけど、日本では字幕が大変なことになりそうだ。スコットランド出身のジェラルド・バトラーは受け答えといい、真っ白な歯といい、すっかりハリウッド俳優になっちゃってたけど、ファインズはやっぱりシェイクスピア役者ぽい。
家族X フォーラム Q&A
いいこととは思わないけど、しょうがないよね、みたいな感じは、欧米では伝わりにくい気がする。いいことと思わないなら何故やるのってことだもの。つきあいで要らない物買わされる奥さんとか、飲み行ったりするご主人とか、それぞれに別々に大変で、肝心の家族とスカスカみたいなの、日本人には身につまされる話だけど。
PFFスカラシップ|上映作品紹介|第32回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)公式サイト
6日目
Nader and Simin, A Separation コンペ 試写
ここにきて、ようやくMargin Callを抜くのがでたぞ。このままぶっちぎるんじゃないかな。アメリカみたいにお金と才能が集まる国がいい映画作るのは不思議もないけど、どうしてイランから、いい映画監督がけっこう出てくるんだろう。切実に訴えたいことがあるから?
公式フェイスブック Jodaeye nader az simin | Facebook
The Future コンペ 試写
こういう軽味のある、ちょっと変ったラブコメみたいなのは、けっこう好き。主演と監督の女優さんと相手役と、よく知らないけど、ヒョロンとしていい感じ。
The Turin Horse コンペ 試写
白黒で画面も重ければテーマもずっしり。重さにかかわらず見せきってしまう、神話的ともいえる語り口が上手い。
* ニーチェの馬として日本では2012年2月公開となるようです。(11月25日追記)
Fit フォーラム 試写
今回見た日本映画の中では、一番若い人が作ってそうな気がしたけど、ほんとうにそうかは知らない。後で調べよう。