ロンドン映画祭試写9日目 ()内は映画祭カテゴリー
In the House (Official Competition)
フランソワ・オゾン監督らしい皮肉なユーモアが効いた小品。イギリス映画で英語を話しているとイギリス人に見えて、フランス映画でフランス語だとフランス人に見えるクリスティン・スコット・トーマス。ちょっと、うらやましい。
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Blood (Thrill)
ポール・べタニー主演、脇もマーク・ストロングとかスティーブン・グラハムとか渋いとこたくさん。グラハム、このところAccusedとかParade’s Endとか、たくさん見る。代表作はなんといってもTHIS IS ENGLANDだろうけど、どれも、不安定さが暴力に転じたり、裏切りに通じたりするような役で、それがすごく上手い。
Antiviral (Cult)
ブランドン・クローネンバーグの初長編監督作。父デヴィッド・クローネンバーグ監督ゆずりのえぐさだけど、最後があまい気がする。
出された映画を並べられた通りに見てればいい開幕前の試写も後3日を残すばかり。開幕後はこっちの試写をあきらめて、あっちの会見に行くとか、取捨選択で悩ましい日々が始まる。