Posts Tagged 'クリスチャン・ベール'

Le Mans ’66

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月8日(火)

Le Mans66

タイトル通り’66 のル・マンを再現。

日本ではフォードvsフェラーリとして公開。

というわけで、フォードがフェラーリに挑んだ’66のル・マンの映画化。車を作るキャロル・シェルビー(マット・デイモン)と、ドライバー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)のバディームービーにもなっている。

実在のこのコンビが秀逸。腕はたつけど型破り、ちょっとアホなドライバーという人物造形がミソ。ほんとにこういう人だった気がする。と思わせた時点で、もう成功でしょ。

公式サイトhttps://www.20thcenturystudios.com/movies/ford-v-ferrari

第65回ベルリン国際映画祭4日目

Mr.Holmes コンペ外 試写+会見

真田弘之出演の、イアン・マッケランがシャーロック・ホームズの基になった人(という設定)を演じるビル・コンドン監督作。ローラ・リニー上手い。

 

Night of Cups コンペ 試写+会見

面白いと言えば面白いけど、飽きると言えば飽きる映画。テレンス・マリック監督は会見不参加。でも、クリスチャン・ベイル、ナタリー・ポートマン参加で華やか。

 

The Pearl Button コンペ 試写

超絶綺麗な映像の、水についてのサイエンス・ドキュメンタリーかと思ったら、パワフルな社会派ドキュメンタリーだった。70年代の終わりから80年代の初めに、海に沈められた1200~1400人のパタゴニア・インディアンの話。

 

ベルリナーレ・スペシャルのLove & Mercy会見のみ

ポール・ダノ、エリザベス・バンクス、ビル・ポーラッド監督

 

第64回ベルリン国際映画祭2日目

Jack

奔放な母に、ネグレクト気味に育てられてるジャックという子供が主人公。そういうのだと、なんといっても誰も知らないが浮かぶし、2012年ベルリンで特別賞だったSisterも佳品だった。つい比べてケチをつけたくなるけど、センチメンタルじゃない、意外な終わり方は良かった。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JACKderfilm?fref=ts

Two Men in Town

更生しようとするも、昔の仲間やら、シェリフやらに邪魔されるムショ帰りの話。話が型通りだけど、フォレスト・ウィテカーとかハーヴェイ・カイテルとか役者は良い。

‘71

アイルランド闘争真っ只中の1971年に、そこに送り込まれる兵士の話。新入りの兵士と、地元の住民と、悪くない人同士で戦ってるというのが切ない。主人公のジャック・オコンネルはじめ、役者も説得力ある。これは高得点になりそう。

アメリカン・ハッスル会見

デヴィッド・O・ラッセル監督の、映画に救われた話に拍手が出た。映画ではデブになってたクリスチャン・ベイルはすっきりしてて、ブラッドリー・クーパーより細いくらいだった。撮影からだいぶ経ってるだろうから、そりゃそうだろうけど、見てから間がないこっちとしては、やっぱり驚く。

第64回ベルリン国際映画祭開幕

審査員会見

今年は審査員長がプロデューサーなので地味め。予想通りミシェル・ゴンドリー監督とクリストフ・ヴァルツに質問が多かった。

The Grand Budapest Hotel 試写 会見

ウェス・アンダーソン監督らしい変てこな人てんこ盛り映画。会見席にスターがびっちりなら、会場もびっちり。立ち見だった。

公式サイトhttp://www.grandbudapesthotel.com

American Hustle 試写

話も皮肉が聞いてて面白いけど、太ってるクリスチャン・ベイルに一番感銘を受けた。マシニストでは死にそうに痩せて、すごかったけど、太るのは違う意味で辛そう。

公式サイトhttp://www.americanhustle-movie.com

ベルリン映画祭中頃とブリッツその後

まずは昨日のブリッツのその後から。

アデルの受賞スピーチが途中で止められた件、ITVがアデルに謝罪したそう。再結成ブラーのデーモン・アルバーンのスピーチが長すぎて時間が押しちゃったせいとか言ってる人も。せっかくライブだから、長いスピーチもOKなようにスポーツ中継みたいな余裕を持った編成にしたらよかったのに。

とお気楽な意見を言えるのも、私はけっこう楽しめたから。コールドプレイのクリス・マーティンの演奏で歌うノエル・ギャラガーとか珍しい図も見られたし、最近のお気に入りエド・シーランも順当に受賞したし、そういうイギリス勢に混じって、リアナとかブルーノ・マーズとかアメリカの人気者も登場で満足。

それではベルリン覚書きの続き。

2月12日

Meteora試写 コンペ

子羊をしめて、ぶった切ってなべに入れ、塩やハーブやお酒を注いで煮たのを鍋ごとくるんで、修道士と修道女がピクニックで食べるシーン、ほんとうにおいしそうー。宗教と生と性あたりがテーマかと思うけど、食べるシーンに一番ひかれたのは、お腹が空いてたのかも。

Captive試写 コンペ

人質の話が、こういう落ちになるとは思わなんだ。

公式フェイスブックCaptive – Un film de Brillante Mendoza | Facebook

Nuclear Nation一般上映・質疑応答 フォーラム

入りもよく、海外でも興味もってもらえてるのが、心強い原発問題。サプライズゲストが坂本龍一で、ほんとにサプライズ。今回のベルリン、タレントキャンパスで映画音楽の指導をするというのは知ってたけど、ご登場願えるとは思わなかった。

Marley特別上映

ボブ・マーリーのドキュメンタリー。歌ってる姿だけでカリスマ感じさせる人だから、どう作っても成功しそう。

2月13日

Sister試写 コンペ スペシャル・メンション

小品ながら、グッとくる。マイク・リー審査員長が、通常スペシャル・メンションにはつかない銀熊トロフィーをあげた粋な計らいもうれしい。

Jayne Mansfield’s Car試写・会見 コンペ

映画も悪くないけど、それ以上に会見でビリー・ボブ・ソーントンが話した父親への思いに感動。

The flowers of War試写・会見 コンペ部門でのコンペ外上映

クリスチャン・ベイル、トム・クルーズの線を狙ってそうな気がした。というか、ハリウッドの模範的な受け答えって、ああいうのなんだろうか。でも、べイル、ウェールズ出身のイギリス人だけど。ウェールズ訛りでしゃべるリス・アイファンズみたいに地が出てるような方が面白い。

公式サイトThe Flowers of War

2月14日

Home for the Weekend試写 コンペ

家族崩壊みたいな暗い話だけど、父親が悪者みたいに扱われるくだりなど、リアリティがある。

TABU試写 コンペ アルフレート・バウアー賞

完成度の高さでは、コンペの中でも1,2位を争うほど。ノスタルジックなのに新しいというのはアカデミーほかで目玉となってるアーティストにも通じる。ひょっとしたら金熊とも思ったけど、上記の賞と、あと独立系の賞も獲得でダブル受賞。ミゲル・ゴメス監督は受賞スピーチや会見も面白かった。

Young Adult会見 特別上映

試写には参加できず、ロンドン戻って見ようと思ったら、もう、終わってた。ま、そのうちテレビででもやるさ。きっとジェイソン・ライトマン監督の出世作JUNOほどには、よくないだろうし。と、イソップ童話のキツネのすっぱいブドウの論理で自分をなだめる。

映画『ヤング≒アダルト』公式サイト

The Iron Lady会見 特別上映

こちらは昨年見てたので、余裕で会見のみ参加。でもアンジェリーナ・ジョリーの時と負けず劣らずの無茶込み。

映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』公式サイト||2012年3月16日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

レンタネコ一般上映 パノラマ

やっと荻上直子作品が見られた。噂にたがわぬ面白さ。

TOP | レンタネコ

がんばる人

ここに6日書いたのを自分で読んでて、気がついた。

ベルリン取材とか、あっち行ったり、こっち行ったりで、けっこうきついと思うのに、痩せもしないのは、なんだかんだ言って食べてるからだな。

夕飯食べ損ねたら、そのまま食べなきゃいいとこを、ポテトチップスとか食べちゃったら、ちゃんとした食事するより太るかも。せっかく、お腹が空いた状態になったんだから、そこを我慢すれば痩せるものを。

役のため体重落とすことが多いクリスチャン・ベイルが、何度もやってるから簡単でしょみたいなこと言われると腹立つ、苦しいに決まってるじゃんとか言ってたけど、そりゃ、そうだよな。見てわかるほど体重落とすって並大抵じゃないもの。それも、もとから全然よけいな脂肪とかなさそうなとこから更に落とすわけだし。

ルックスとか、演技力とか、もちろん天性のものも大きいだろうけど、スターになるような人って、むっちゃガンバリ屋さんなんだろうとも思う。

アカデミー賞盛り上がりも朝6時台までか

アカデミー賞英国王のスピーチ4冠とクリスチャン・ベイルの助演男優賞でイギリスが盛り上がったのはニュースが新しいうち、朝6時台までだった気がする。私はそのあたりまでだったな。

7時台には、既に見た映像の繰り返しになってきて、BBCとITVのアナが、受賞者みんなかけつけるバニティフェア・パーティー前に張って、受賞者を捕まえてインタビューしようとするあたりでは、もう、かなり覚めてきたぞ。だって、肝心のコリン・ファースとか、おおかたの受賞者を逃がしてやんの。

代わりにトム・ハンクスがけっこうしゃべって、終わりには「もう、いいの?僕がウェルシュ(クリスチャン・ベイルはイギリスのウェールズ出身)俳優とかなら、あと20分はしゃべらせてくれたはずだ」とか笑わせてくれました。面白いぞ、ハンクス、いい人そうだし。

でも、ちょっと期待しつつBBCとITVカチャカチャしながら見てしまって、肩透かし食うと、もともとそんなに見たかったか?という疑問が芽生えてしまう。だって、授賞式で、ちゃんとスピーチしてるわけだし、じっくり聞くなら、パーティー入る寸前とかじゃなく、もっと先でも落ち着いてからがいいわけだし。

9時台の、アカデミー賞過大評価しすぎじゃないかと議論してる番組には、もう賛成したい気になってた。そこで外に出る仕事でテレビから離れたせいもあって、戻って夕方以降のニュースで繰り返されてるあたりは、すっかり平常心。祭りの終わった後という感じだけど、みんながイギリス戻ってきたら、また盛り上がれるかな。

トム・フーパーまで獲得で4冠+クリスチャン・ベイル

アカデミー賞、ふたを開けてみたら、家国王のスピーチがぶっちぎっちゃった。

コリン・ファース男優賞はおろか、デヴィッド・フィンチャーじゃなく、トム・フーパーが監督賞も獲得。うれしいような、申し訳ないような。

英国王のスピーチの4冠に、ザ・ファイターで助演男優賞のクリスチャン・ベイルもイギリス俳優で、イギリスは朝から大盛り上がり。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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