The Imitation Game 試写+会見
カンバーバッチとナイトレイはじめ、役者がみんな良い。脚本のグラハム・ムーアも長編映画脚本はこれが初らしいけど、話運びのテンポも、細かいエピソードも良い。モルテン・ティルドゥム監督はノルウェーの人だったのね。
アラン・チューリングという実在の数学者、暗号を解いたと聞いても、頭いいのね、くらいな感想しか持てないが、当時は違法だったゲイで、自殺して、歴史の影にいた人と知って、俄然興味沸いた。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
The Imitation Game 試写+会見
カンバーバッチとナイトレイはじめ、役者がみんな良い。脚本のグラハム・ムーアも長編映画脚本はこれが初らしいけど、話運びのテンポも、細かいエピソードも良い。モルテン・ティルドゥム監督はノルウェーの人だったのね。
アラン・チューリングという実在の数学者、暗号を解いたと聞いても、頭いいのね、くらいな感想しか持てないが、当時は違法だったゲイで、自殺して、歴史の影にいた人と知って、俄然興味沸いた。
ロンドン映画祭
A Dangerous Method 試写 会見
今回の映画祭でマイケル・ファスべンダー2度目の会見登場。ジョージ・クルーニーと対だ。デヴィッド・クローネンバーグの新作で、メインキャストにはヴィゴ・モーテンセンとキーラ・ナイトレイもいるという豪華版。
ユング演じてるファスべンダーが主役。そのユングとややこしいことになる患者がナイトレイ。同じくややこしい関係のフロイトがモーテンセン。でも、本物の顔立ちは、細面のファスべンダーが、どちらかというとフロイト似だけど。そういえばこの夏、フロイトの孫の画家ルシアン・フロイドが亡くなった。でも、フロイトとフロイドなのね。実は亡くなったというニュースで初めてフロイトの孫だったことを知った。ドイツ語発音と、英語発音の違い?
映画に戻ると、ユングとフロイトの確執の話としても、クローネンバーグ映画としても、ちょっと物足りない。同じファスべンダー主演なら、こないだのShameのほうがお勧め。でもファスべンダー、スティーヴ・マックイーン監督コンビならハンガーの方がいい。日本でもファスベンダー主演作が続く勢いで公開されたらいいな。(* ShameはSHAME −シェイム−として2012年3月10日公開予定 12月15日追記)
公式サイトA DANGEROUS METHOD | a film by David Cronenberg
*2012年10月27日より危険なメソッドとして公開決定。(2012年7月2日追記)
W.E. 一般上映
こちらはマドンナ監督作。リリース前に再編集予定とかいう噂も聞こえてきてたけど、やはり、そういう出来。
どうしてマドンナがウォリス・シンプソン夫人の映画を撮りたいと思ったのかをメインテーマに、マドンナ本人を中心に据えたメーキングドキュメンタリーでも撮ったほうが面白いのに。と、本人の方に注目がいってしまうことが、シンプソン夫人にマドンナが共感する理由?
当然、英国王室の面々も登場するけど、英国王のスピーチで描かれてるのとは大違い。まぬけそうなジョージ6世と、性格悪そうな王妃になってた。エドワード8世の側から描いてるから、しょうがないけど。
※ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋として2012年11月3日より公開。(2012年11月4日追記)
いよいよロンドン映画祭開幕。
しばらくは、朝の試写+会見の後に、他の映画試写というパターン。
Never Let Me Go(原題)わたしを離さないで(邦題)
公式サイトFox Searchlight – Never Let Me Go – Official Site
うわあ、こんな話だったんだ!とショックを受けた。映画はなるべく予備知識無しで見たい方なので、カズオ・イシグロの原作はおろかパンフレットのたぐいも全く読まずに見て驚いた。悲しくて深いラブストーリー。キーラ・ナイトレイ、キャリー・マリガンの2人に挟まれて、アンドリュー・ガーフィールドが映画でも会見でも、がんばってた。エラ・パーネル、イザベル・メイクル=スモールという子役たちが、それぞれキーラ、マリガンの子ども時代だけど、よく似てる子を見つけたもんだ。
そういえば、こないだ映画祭に向かう駅でイシグロの原作を読んでるご婦人を見かけた。映画がすごくいいから、原作も読んでみたくなった。
Let me in/レット・ミー・イン(原題)
公式サイトlet_me_in
こちらはホラー。いじめられっこを主役にしてるところがいい。上のもだけど、上手い子役にはかなわないとはよく言ったもんだ。子どもが出てきて、いい演技を見せると、それだけで引き込まれる。
*モールスという邦題で2011年8月5日公開のようです。2011年5月12日追記