6月21、22日試写、インタビュー
イギリス・ローカルな面白さがあったエドガー・ライト監督、ハリウッドでの派手作です。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
6月21、22日試写、インタビュー
イギリス・ローカルな面白さがあったエドガー・ライト監督、ハリウッドでの派手作です。
ロンドン映画祭
Anonymous(邦題 作者不詳) 試写 会見
シェイクスピアは誰だったのかという謎にエリザベス一世の秘密も絡む。歴史的に正しくないとかいう議論もあるようだけど、最初からエンターティメントとして見たらいいのに。荒唐無稽作品が得意なローランド・エメリッヒ監督だしね。
会見は主演のリス・アイファンズはじめ、ヴァネッサ・レッドグレイブ、デヴィッド・シューリスほか俳優陣もズラリ。このところテレビドラマのキャメロットとか、見る機会が多かったジェイミー・キャンベル・バウワーも拝めた。実物もきれい。ウェールズ訛りでしゃべるアイファンズや、シューリスのヨレッとした感じも味わい深いけど。
きれいと言えば、レッドグレイブ、70過ぎて皺もあるけど、きれい。顔の骨組みが、もう、しっかりと美人なんだろうな。その若き日を演じる実の娘のジョエリー・リチャードソンも、さすがにきれい。俳優陣はもう1人レイフ・スポールもいた。この人、お初かと思ったら、ホットファズとかショーン・オブ・ザ・デッドとかエドガー・ライト作品で見てた。作者不詳の中でも、調子いいコミカルな感じの役。
昨年のレインダンス映画祭で取材したコリン(公式サイトCOLIN | The Zombie Movie – Home)が3月日本公開となるようだ。邦題はコリン LOVE OF THE DEADだって。
制作費たったの7千円弱のゾンビ映画が意外に傑作!目指せ『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』!? – シネマトゥデイ
ハリウッドがドカンと大金かけた映画も、ちゃっかり楽しむけど、心情的に応援したいのは、やっぱり、やりくりしながら、がんばって撮りましたのインディペンデント。中でもコリンは当時のレートで7千円弱で作ったという超低予算。上のシネマトゥデイの記事では、安い血糊の作り方を実演するマーク・プライス監督の写真が見られます。
発想の転換なんて、よく言われることだけど、このゾンビ映画も、ゾンビとなった家族、友達、恋人を、簡単に殺せるのかがメインテーマで、ゾンビに感情移入しながら見られる珍しいホラー。過去にもイギリスでは、エドガー・ライト監督サイモン・ペグ主演ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]ショーン・オブ・ザ・デッドの中で、近いテーマが扱われてたけど、そっちは大笑いコメディだから、まあ別ジャンルとしてもいいでしょ。
プライス監督はアイディアマンでもあったけど、キャスト・スタッフがボランティアだったというから、人徳もあったのかもね。持つべきものは、ただで働いてくれる友?