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遺作だった

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

9月27日

Triangle of Sadness

強烈な風刺の効いたコメディ。今年のカンヌ最高賞受賞作。

2017年の同賞受賞作ザ・スクエア 思いやりの聖域を思い浮かべつつ、そういうのがカンヌ好みなのかなと思ったら、同じリューベン・オストルンド監督だった。

かなり笑えて、かなり酷い話だ。額に汗して働き暮らしを支える人がいる一方で、動画やら写真やら上げるだけで優雅な暮らしを送る人がいる現実、それが見事にひっくり返る状況、そして、絶妙なところでのラスト。

カンヌが強烈な風刺の効いたコメディ好きというより、強烈な風刺の効いたコメディを抜群な映画に仕上げる監督なのだろう。

ウディ・ハレルソンがいかにもな役で出てるのも楽しい。

群像劇なのだが、そのメインの1人、見事なビキニスタイルを披露しているチャールビ・ディーンが、この8月に亡くなっていたのを今知った。遺作だったのか。

公式サイトhttps://neonrated.com/films/triangle-of-sadness

ハゲマッチョな1日

ロンドン映画祭開催後初の日曜に試写、会見があったCoriolanus

ベルリン映画祭でも見たレイフ・ファインズの初監督作。何故に、現代の戦場で、ナイフで1対1で戦う?何故に、そこまでクドクド独白する?などなど、前回には引っかかってしまって、乗れなかったのが少し薄れて、今回は、もうちょっと面白く感じた。様々な何故?の答えは、シェイクスピア劇だから、ということでスルーしなくてはいけないという鑑賞態度が身についたようだ。

その後、一般上映でRampartを見る。

実際に事件になった悪徳警官をウディ・ハレルソンが演じる。はまり役。

ウディ・ハレルソン・トーク・ショー

これは映画の後にくっついてあるのではなく独立したプログラム。ロンドン映画祭好例の役者のこれまでの代表作のクリップ見せながら、映画評論家とかが話を聞き出す対談形式のショー。

というわけで、1日中ハゲマッチョを見てる日になった。実物と役と変わらないハレルソンはともかく、ファインズは頭そってムキムキなのは映画中だけで、会見では長髪に髭で少し細くもなってたけど。今、テンペストの舞台やってるけど、それって長髪と髭だったのね。


映画ニュース/インタビュー

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