ロンドン映画祭
A Dangerous Method 試写 会見
今回の映画祭でマイケル・ファスべンダー2度目の会見登場。ジョージ・クルーニーと対だ。デヴィッド・クローネンバーグの新作で、メインキャストにはヴィゴ・モーテンセンとキーラ・ナイトレイもいるという豪華版。
ユング演じてるファスべンダーが主役。そのユングとややこしいことになる患者がナイトレイ。同じくややこしい関係のフロイトがモーテンセン。でも、本物の顔立ちは、細面のファスべンダーが、どちらかというとフロイト似だけど。そういえばこの夏、フロイトの孫の画家ルシアン・フロイドが亡くなった。でも、フロイトとフロイドなのね。実は亡くなったというニュースで初めてフロイトの孫だったことを知った。ドイツ語発音と、英語発音の違い?
映画に戻ると、ユングとフロイトの確執の話としても、クローネンバーグ映画としても、ちょっと物足りない。同じファスべンダー主演なら、こないだのShameのほうがお勧め。でもファスべンダー、スティーヴ・マックイーン監督コンビならハンガーの方がいい。日本でもファスベンダー主演作が続く勢いで公開されたらいいな。(* ShameはSHAME −シェイム−として2012年3月10日公開予定 12月15日追記)
公式サイトA DANGEROUS METHOD | a film by David Cronenberg
*2012年10月27日より危険なメソッドとして公開決定。(2012年7月2日追記)
W.E. 一般上映
こちらはマドンナ監督作。リリース前に再編集予定とかいう噂も聞こえてきてたけど、やはり、そういう出来。
どうしてマドンナがウォリス・シンプソン夫人の映画を撮りたいと思ったのかをメインテーマに、マドンナ本人を中心に据えたメーキングドキュメンタリーでも撮ったほうが面白いのに。と、本人の方に注目がいってしまうことが、シンプソン夫人にマドンナが共感する理由?
当然、英国王室の面々も登場するけど、英国王のスピーチで描かれてるのとは大違い。まぬけそうなジョージ6世と、性格悪そうな王妃になってた。エドワード8世の側から描いてるから、しょうがないけど。
※ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋として2012年11月3日より公開。(2012年11月4日追記)