第60回ロンドン映画祭開幕4日目
The Autopsy of Jane Doe
トロール・ハンターのアンドレ・ウーヴレダル監督らしいひねりのあるホラー。父(ブライアン・コックス)と息子(エミール・ハーシュ)が自宅地下で営む検死所というのが、まず独特の雰囲気で怖い。
そこに運ばれてくるのが「世界で一番美しい死体」というツイン・ピークスのフレーズを思い出すような若い女性の遺体。その遺体は…
親子役の芸達者2人はもちろん上手いし、遺体役も綺麗。オルウェン・キャサリン・ケリーという女優さんだそう。
Una
主演のルーニー・マーラで見せる。
隣の家のおじさんと13歳の時に関係を持ったのを引きずっているウナ、ペドフィリアとその被害者という単純なものでなく、ウナの方がストーカーみたいだったりで、どこに着地するかで興味を引く。
もとが舞台劇と聞くと、なるほど台詞とか、そういう感じ。
Bleed for This
こちらも主演のマイルズ・テラーが良いボクシングもの。
ヴィニー・パズの奇跡の復帰の映画化で、感動的な実話を程よい加減で描いてる。ボクシング映画って、うまくいく率が高い気がする。
ジェイソン・ステイサム風のハゲかかったコーチ、アーロン・エッカートだった!二枚目かと思ってたけど、こういうのもハマる。