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アンドレア・アーノルド監督ハリウッド進出作

第60回ロンドン映画祭開幕2日目

 

A Monster Calls

死期が迫っている重病の母と暮らす少年の夢に現れる怪物。夢と現実がどうリンクするかが見所になっていくわけだけど、とっても上手く落としてる。

公式サイトhttp://www.focusfeatures.com/amonstercalls

 

American Hanny

荒れた家の少女と年上の男というあたりFish Tankを思わせるし、虫のショットや風になびく髪のアップとかWuthering Heightsとダブる映像もあるけど、それが効いてると言うより、前のが良かったと思わせてしまう。長く感じる2時間45分。さすがに役者は良いから、それなりに面白くはみせるけど、アンドレア・アーノルド監督、イギリスでイギリスものを撮ってた方が良いのでは。

公式サイトhttp://americanhoney-movie.com/

大胆なアンドレア・アーノルド嵐が丘

Wuthering Heights(嵐が丘)鑑賞

アンドレア・アーノルド監督長編映画3作目。時代物でさえ、ヒリヒリするくらい生々しい。前2作は現代のワーキング・クラスが描かれてたから、題材からくるものかと思ったけど、手法によるもののようだ。人肌や髪の毛、雨、ドロ、草、蛾…撮るものみんな質感を感じさせて、性的なものから痛みとかまで、たくして見せるような。

ロンドン映画祭で見られなかったのを、劇場公開で見られて一安心。封切られる映画は見逃してもOK、映画祭では封切られないようなのを見とくべきか。Snowtown見といてよかった、と思ったら、なんとポスターがあった。イギリスでも公開のようだ。今回のロンドン映画祭では一番ショッキングだった映画。実際の猟奇殺人を基にしてるだけでなく、一味になってしまう家族が主犯に心理的に支配される過程が、見てると納得できるのがすごい。

公式サイトWuthering Heights

Snowtownの方は上のタグで、公式サイトを貼ってる感想を書いたページに飛べます。

アンドレア・アーノルド1作目

Red Road/レッド・ロード

イースト・エンド映画祭5月1日上映

2009年に見た中でいい映画と言えば、真っ先に思い浮かぶのがアンドレア・アーノルド長編監督映画第2作目のFish Tank。掘り出し物と思っていたら、それよりも高く評価する人もいた1作目。何時かは見なきゃと思ってた、何時かが来たわけです。

パワフルということではフィッシュ~以上かも。主演ケイト・ディッキーは、いつも細い体で力強い演技を見せてくれる。監視カメラの映像をチェックする仕事中、一生忘れないだろうという男が映像の一つに映し出され…という展開がスリリング。フィッシュ~より登場人物の年齢層が高く、生活感もにじみ出たベッド・シーンが生々しい。

公式サイトRED ROAD – Verve Pictures

*上記サイトがリンク切れとなっていましたので、こちらでどうぞ。Red Road on Myspace Films – New Films & Documentaries(2012年6月11日追記)

Fish Tankは日本ではシネマフィル・イマジカでフィシュタンク~ミア、15歳の物語として放映されたらしい。DVDも発売されるといいな。主演のケイティ・ジャーヴィスはじめ、ハリー・トレッダウェイとか若くてきれいな人も出てるし、マイケル・ファスベンダーもカリスマ全開だし、最初に見るとしたらフィッシュ~の方が入りやすいと思う。

公式サイトFISH TANK – IFC Entertainment

久々に、イギリス映画、イギリス俳優、イギリス監督でまとめられて、ちょっと満足。イギリスの映画 など というタイトルをつけたブログ、などネタの方が多くなるのも、なんだかねー。

ロンドン映画祭からのお勧め作品

昨日で終わったロンドン映画祭、全部で50くらいは見たかなーの新作映画の中から、これはよかった!というものをご紹介していきたい。

一番のお気に入り Neds/ネッズ(原題)

もともとシェーン・メドウズやアンドレア・アーノルドが好きなので、その系統、しかもきわめてよく出来てるこれが個人的には最高賞。ワーキングクラスのタフな少年期が説得力を持って描かれているものにはグッとくる。

監督の自伝的な映画に出来の悪いものはあまりない。独りよがりになってない場合に限ってだけど。個人的なことをちゃんと作品に昇華させるのは、年季入ってるとか、ちゃんとその方面のお勉強してるとか、意外に地道なことのような気もする。そりゃ才能は必要だろうけど。自身の父親のアル中ぶりを演じているほか、監督/脚本も務めたピーター・マランも長い俳優歴、監督歴あっての本作と思う。

オスカー候補 The King’s Speech/ザ・キングズ・スピーチ(原題)

ジェフリー・ラッシュ助演男優賞も有力だし、いろんな部門でノミネートされそうだが、コリン・ファースの主演男優賞を一押し。

一昔前に流行った三高という言葉が浮かぶコリン・ファース。女性が男性に求めるものとしてあげた、高身長、高収入、高学歴という、あれね。

ちょっと見上げるくらいの長身、正確な年収は知らないけど高収入であることは間違いない。大学で教える両親の元に生まれ、本人も世界的に知られたイギリスの芸術大学のドラマコースで学んでいる。三高とは関係ないけど、ついでに奥様も才色兼備。今回のイギリス国王役もピッタリの威風堂々。

それなのにエリートにありがちな冷たい感じがしない、というのがポイント。だいの大人、しかも国王が子どもみたいに泣くようなシーンにも、ちゃんとはまる。これだけ良さが出せる役、売れっ子と言えども、そうは来ないだろうから是非オスカーをあげて欲しい。

ほかにも、いいのがいろいろあったので続きは明日。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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