英国王のスピーチですっかりジョージ6世ファンになってしまい、ドキュメンタリー番組も見た。
ジョージ6世はこれまでにも写真とかで見てたけど、ライオネル・ローグの写真が見られたのが収穫。ジョージ6世は細面で、あんまりコリン・ファースは似てないけど、ライオネルの方に、むしろ似てるかも。ライオネル、役者だっただけあって、なかなかハンサム。
ジョージ6世のスピーチを吃音の人たちが分析して見るのも興味深かった。当時のニュース映像では編集されスムーズにされたものの、編集前の映像で分析。THの発音が難しいとかPが出にくいとか、同じ吃音を持つ人ならではの細かい分析や、実際にライオネルに治療を受けた人とかもいて、その人にはジョージ6世ほどの効果は出なかったというのも、吃音治療の難しさを物語ってた。
ところで、以前、同じトム・フーパー監督のくたばれ!ユナイテッド-サッカー万歳!-を見たときも、題材となった元サッカー選手/監督のブライアン・クロフ・ファンになって、ドキュメンタリーも見たんだった。イギリスのいろんなヒーローにちょっと詳しくなれたという意味でもフーパー監督に感謝しないとな。私には歴史教科書よりお勉強効果ありだな、映画は。