第28回レインダンス映画祭 プレス試写
10月28日(水)
北朝鮮の収容所に、何の罪もないのに入れられてしまう日本滞在経験のある一家が主人公。グロテスクな収容所だが、メインとなる少年のロマンスや冒険なども入れて惹きつける。オンラインQ&Aで清水ハン栄治監督が語った収容所体験者の話含め、記事にできました。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第28回レインダンス映画祭 プレス試写
10月28日(水)
北朝鮮の収容所に、何の罪もないのに入れられてしまう日本滞在経験のある一家が主人公。グロテスクな収容所だが、メインとなる少年のロマンスや冒険なども入れて惹きつける。オンラインQ&Aで清水ハン栄治監督が語った収容所体験者の話含め、記事にできました。
10月24日(土)テレビ(BBC2)でApostasy鑑賞。
2017年のロンドン映画祭で、IWCシャフハウゼン映画制作者奨学金賞、5万ポンドを獲得したダニエル・ココテイロ監督長編デビュー作。脚本も書いている。
監督はイギリスの新人、出演者もイギリスローカルで、地味な映画ながら評価は高い。
エホバの証人の信者一家が主人公。熱心な母と娘2人、悲劇としか言いようがない状態になるのに_
信者の生活や、内部組織の様子など、やけにリアリティーがあると思ったら、監督自身その中で育った元信者だった。そうでなければ書けない話。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Lovers Rock
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Friendship’s Death
1987年制作映画のリストア版。地球に落ちて来た男ならぬ“地球に落ちて来た女”をティルダ・スウィントンが演じる。と言っても、ボウイとスウィントンの人間離れした綺麗さという共通点はあれど、ストーリーは全然違う。
宇宙人が友好目的で地球に送り込んだアンドロイドがフレンドシップ(スウィントン)。手違いで紛争中のパレスチナに到着、そこでイギリスからの戦争特派員(ビル・パターソン)と知り合う。真っ直ぐにものを見るフレンドシップとの会話は、シュールながら時に核心をつく。
監督、脚本のピーター・ウォーレンは、本もたくさん書いている映画理論の教授なのだそう。
公式サイトhttps://shop.bfi.org.uk/pre-order-friendship-s-death-dual-format-edition.html
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Ammonite
実在した古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)とシャーロット・マーチソン(シアーシャ・ローナン)のラブストーリー。
メアリーは大発見もしてるのに、教育を受けていないなどの理由で、当時は功績が充分に認めらなかったのが、近年、正当に評価されつつあるのだそう。
試写後、調べたらラブストーリーの部分は脚本も書いたフランシス・リー監督の創作らしい。シャーロットと友人関係だったのは確かだけど、それ以上だった証拠は無し。でも、メアリーがヘテロセクシュアルだった証拠も無し。
いずれにせよ、二女優の演技が素晴らしく見応えあるし、地元イギリスでさえそこまで知られていないメアリー・アニングにスポットを当てた意義もある良作。
アンモナイトの目覚めとして4月9日公開。
公式サイトhttps://www.see-saw-films.com/film/ammonite/#visuals
日本版サイトhttps://gaga.ne.jp/ammonite/
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
Possessor
脳をどうこうして他人の体に入り込み任務遂行。
薄気味悪いストーリーでグロい映像の映画だ。監督はブランドン・クローネンバーグ、あのデヴィッド・クローネンバーグ監督の息子。
前作もだけど、ジャンルがほぼ同じ。好みが近い? 遺伝? でも、ただグロいだけではない衝撃を与え、心を揺さぶる偉大な父には届かず。まあまあ楽しめるけど。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
Nomadland
ノミネートを受けて記事としましたが、結果は作品賞&監督賞受賞! この勢いでオスカーも?
ゴールデングローブ主要部門にノミネート!高齢漂流労働者のリアルを描いた傑作「ノマドランド」が3月26日から公開
公式サイトhttps://www.searchlightpictures.com/nomadland/
日本版サイトhttps://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
Delia Derbyshire: The Myths and The Legendary Tapes
デリア・ダービシャーを再現した映画。この映画祭での上映がワールドプレミアになる。キャロライン・キャッツ監督、脚本、主演。
ドクター・フーのあの印象的なテーマ曲を作り出した音楽家。当時、電子音楽は、試行錯誤して、まさに作り出したというふう。
音楽に負けず、サイケな女性だったようだ。ヒッピー世代と言うか、あの頃に活躍してた人は、ドラッグかアルコールで人生を困難にするケースが多いけど、デリアもその例に漏れず。
才気煥発な美女だけに、もったいない。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
The Human Voice
ペドロ・アルモドバル監督が同名の舞台劇をアレンジした、ほぼティルダ・スウィントンのみ30分の短編。
一人芝居の緊迫感に加え、徐々に精神状態が怪しくなってくる”待つ女“のストーリーが余計に目を離せなくさせる。結果、じーっとティルダを見つめ続ける30分、凄い女優だなあ。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
Notturno
紛争地区のパッチワーク的ドキュメンタリー。イラク、シリアなど中東の市民、女性兵士らの日々の一コマをつないでいく。
ジャンフランコ・ロージ監督なので、さすがにいい映像を撮るけど、1人の少年を主人公にしたベルリン金熊賞海は燃えているみたいな方が映画の中に入っていきやすいし、印象にも残る。