Archive for the '監督' Category

ジョン・コーエンのドキュメンタリー Different Johns

第28回レインダンス映画祭  プレス試写

11月5日(木)

ジョン・コーエンのドキュメンタリー。

音楽家、写真家、その他いろいろマルチタレントな人。

まだ有名になる前の若きボブ・ディランを撮った写真でも知られる。

当時、周囲にいたのは、パティ・スミス、ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグなどなど、ビートニクの中心だった人たち。

撮影時、83歳、妻を亡くしてしばらく経つ頃。Q&Aでロバート・カー監督が言うには、私生活にはあまり触れないでほしいとのことだったらしい。

だが、何度か訪れ、その文化を紹介もしているペルーを旅している時に、娘が亡くなったという知らせが入る。現地の人が死者を送る儀式をしてくれる場面があるが、娘についてもさほど多くは語らない。

撮影後、しばらくして、御本人も亡くなった。

キックスターターhttps://www.kickstarter.com/projects/1019833162/different-johns

苦難の道を行くギリアム監督をユーモラスに He Dreams of Giants

第28回レインダンス映画祭  プレス試写

10月31日(土)

テリー・ギリアムのドン・キホーテメイキング・ドキュメンタリー。

構想から完成まで30年近くかかったドンキホーテ。撮影中、洪水になるわ、予算オーバーになるわ、あっちもこっちも苦難続き。ずっと辛そうなギリアム監督含め、ユーモラスなのがオツ。

ロックダウン段階解除でまだ映画館はクローズ(5月6日現在)のイギリスでオンライン公開中。

公式サイトhttps://www.lowkeypictures.com/he-dreams-of-giants

婚活ドキュメンタリーShoot to Marryで思い出した

第28回レインダンス映画祭  プレス試写

10月31日(土)

スティーヴ・マークル監督自身が結婚相手を探すドキュメンタリー。

次々と会ってデートするのが、個性的な女性たちで、コメディになってる。

中にちゃんと素敵な女性がいて、結婚してしまう結末がめでたいけど、なんだかなあ。

公式サイトhttps://www.shoottomarry.com/

思い出したのが、2008年エディンバラ国際映画祭のA Complete History of My Sexual Failures

こちらはクリス・ウェイト監督がかつてのガールフレンドたちを訪ね、うまくいかなかった理由を探る。

監督のとんでもない事実が判明したりして、自分をネタに笑わせてるのがよかった。

公式サイトhttps://www.chriswaitt.com/portfolio/a-complete-history-of-my-sexual-failures

冤罪の死刑囚 The State of Texas vs. Melissa

第28回レインダンス映画祭  プレス試写

10月30日(金)

アメリカ、テキサスの死刑囚メリッサ・ルシオのドキュメンタリー。2歳の娘を虐待死させたとして死刑判決を受けた。だが、メリッサがやっていないことを、そして真犯人を、家族は知っている。

14人の子がいる貧しい移民のシングルマザーであるメリッサ。

Q&Aでは、サブリナ・ヴァン・タッセル監督が初めてメリッサを取材した人になったと言っていた。子殺しの死刑囚として、誰も疑問も興味も持たなかったのだ。

メリッサは今も死刑囚のままだ。

公式サイトhttps://filmrise.com/film/the-state-of-texas-vs-melissa

北朝鮮をアニメで描いたTrue North

第28回レインダンス映画祭  プレス試写

10月28日(水)

北朝鮮の収容所に、何の罪もないのに入れられてしまう日本滞在経験のある一家が主人公。グロテスクな収容所だが、メインとなる少年のロマンスや冒険なども入れて惹きつける。オンラインQ&Aで清水ハン栄治監督が語った収容所体験者の話含め、記事にできました。

”現代のホロコースト”と呼ばれる北朝鮮の政治犯強制収容所を描いた映画「トゥルーノース」がアニメになった理由

公式サイトhttps://www.truenorth.watch/

エホバの証人体験者が描いた Apostasy

10月24日(土)テレビ(BBC2)でApostasy鑑賞。

2017年のロンドン映画祭で、IWCシャフハウゼン映画制作者奨学金賞、5万ポンドを獲得したダニエル・ココテイロ監督長編デビュー作。脚本も書いている。

監督はイギリスの新人、出演者もイギリスローカルで、地味な映画ながら評価は高い。

エホバの証人の信者一家が主人公。熱心な母と娘2人、悲劇としか言いようがない状態になるのに_

信者の生活や、内部組織の様子など、やけにリアリティーがあると思ったら、監督自身その中で育った元信者だった。そうでなければ書けない話。

公式サイトhttps://www.curzonartificialeye.com/apostasy/n

一味違うパーティー映画 Lovers Rock

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月17日(土)

Lovers Rock

今回の映画祭で2本目のスティーヴ・マックイーン監督作。もう1本Mangroveと同じくSmall Axeという5連作中の1本。
パーティーを開く若者たちというとラブコメかと思うけど、一味違う。
音楽の熱が、恋の熱、怒りの熱、いろんな感情を乗せて、伝える力が圧巻。

公式サイトhttps://www.bbc.co.uk/programmes/m000prjp

地球に落ちて来た女 Friendship’s Death

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月17日(土)

Friendship’s Death

1987年制作映画のリストア版。地球に落ちて来た男ならぬ“地球に落ちて来た女”をティルダ・スウィントンが演じる。と言っても、ボウイとスウィントンの人間離れした綺麗さという共通点はあれど、ストーリーは全然違う。

宇宙人が友好目的で地球に送り込んだアンドロイドがフレンドシップ(スウィントン)。手違いで紛争中のパレスチナに到着、そこでイギリスからの戦争特派員(ビル・パターソン)と知り合う。真っ直ぐにものを見るフレンドシップとの会話は、シュールながら時に核心をつく。

監督、脚本のピーター・ウォーレンは、本もたくさん書いている映画理論の教授なのだそう。

公式サイトhttps://shop.bfi.org.uk/pre-order-friendship-s-death-dual-format-edition.html

メアリー・アニングにスポットを当てた良作 Ammonite

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月17日(土)

Ammonite

実在した古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)とシャーロット・マーチソン(シアーシャ・ローナン)のラブストーリー。

メアリーは大発見もしてるのに、教育を受けていないなどの理由で、当時は功績が充分に認めらなかったのが、近年、正当に評価されつつあるのだそう。

試写後、調べたらラブストーリーの部分は脚本も書いたフランシス・リー監督の創作らしい。シャーロットと友人関係だったのは確かだけど、それ以上だった証拠は無し。でも、メアリーがヘテロセクシュアルだった証拠も無し。

いずれにせよ、二女優の演技が素晴らしく見応えあるし、地元イギリスでさえそこまで知られていないメアリー・アニングにスポットを当てた意義もある良作。

アンモナイトの目覚めとして4月9日公開。

公式サイトhttps://www.see-saw-films.com/film/ammonite/#visuals
日本版サイトhttps://gaga.ne.jp/ammonite/

比べずにはいられない近さ Possessor

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月16日(金)

Possessor

脳をどうこうして他人の体に入り込み任務遂行。

薄気味悪いストーリーでグロい映像の映画だ。監督はブランドン・クローネンバーグ、あのデヴィッド・クローネンバーグ監督の息子。

前作もだけど、ジャンルがほぼ同じ。好みが近い? 遺伝? でも、ただグロいだけではない衝撃を与え、心を揺さぶる偉大な父には届かず。まあまあ楽しめるけど。

公式サイトhttps://www.possessormovie.com/


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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