第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月6日
矢野顕子の同名曲からインスパイアされた映画。
夫に失踪されたシングルマザーが、新しい伴侶を得て、新家庭を築こうとするも……。
冒頭近くの悲劇から、前夫、今の夫の元カノ、近くに住む義親と、複雑な模様になっていく。
それでも、当事者の2人がどうなのか、に集約されていくのが、まっとうで心地いい。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月6日
矢野顕子の同名曲からインスパイアされた映画。
夫に失踪されたシングルマザーが、新しい伴侶を得て、新家庭を築こうとするも……。
冒頭近くの悲劇から、前夫、今の夫の元カノ、近くに住む義親と、複雑な模様になっていく。
それでも、当事者の2人がどうなのか、に集約されていくのが、まっとうで心地いい。
第65回ロンドン映画祭 プレス試写
10月10日
Wheel of Fortune and Fantasy
偶然と想像です。
偶然をテーマにした短編3本をまとめた濱口竜介監督のベルリン銀熊賞受賞作「偶然と想像」の見どころ
公式サイトhttps://www.filmmovement.com/wheel-of-fortune-and-fantasy
Drive My Carも同時参加。映画祭前の記事ですが。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月5日(月)
A Day-Off of Kasumi Arimura
全8話を数人の監督、脚本家で分けて担当している有村架純の撮休の初回、是枝裕和監督分。
先妻の子を、暖かく歓迎する後妻。そして、後妻役が風吹ジュンとくれば、そして父になる。あちらでは福山雅治演じる主人公の背景を表す良いサイドストーリーだったけど、こちらではメインでじっくりと。
あっ、風吹ジュンがまたしても是枝作品で後妻役というだけで、ストーリーは別物です。タイトル通り、休日の有村架純が主人公だし。有村架純本人が演じる有村架純という女優を主人公にしたフィクション。
微妙な間柄、感情を無理なくすくい上げてみせるのはさすが是枝監督、上手いなあ。
3月13日(金)
Seven Samurai
BFI JAPAN 2020: Over 100 Years of Japanese Cinemaプレス試写。
テレビでしか観たことのなかった七人の侍を大画面で観て、あらためて感心。太鼓主体の音楽といい、絵面といい、古くならない。かえってモダンにさえ感じる。
黒澤、小津はもちろん、さらに古い時代から現代まで網羅の日本映画大特集が、コロナ禍で今のところオンラインのみで開催。残念。
記事にはできました。
世界の名作が揃う英国映画協会の映画館やショップで一番売れているDVD/BDの作品は?
第63回ロンドン映画祭
10月7日(月)
37 Seconds 一般上映後 HIKARI監督Q&A
英語が達者なのはもちろん、お話も達者で、聴衆をひきつけたHIKARI監督、小さい頃から舞台経験があり、学生時代をアメリカで過ごしたという経歴をみて納得。
日本でも37 セカンズとして公開で記事にできました。
9月19日
JKエレジー
JKって女子高生なのか。日本語の女子高生、エロ妄想広げる人もいるような言葉だけど、英語では、たぶん、ないな、そんなニュアンスを持たせた女子高生の訳は。
というわけで(?)英題はDemolition Girl。破壊少女、車に向かうシーンではDemolition Girl!と喜んでる観客もいました。貧困問題など描きつつも、痛快。
公式サイトhttps://jkelegy.com/
9月23日
Queering the Script
ドキュメンタリー映画「Queering the Script」から読み解くレズビアンとメディアの関係という記事にできました。
9月24日
ドブ川番外地
こちらの英題はA Dobugawa Dream。卒業制作らしいイキのいい映画。
クマ財団中の紹介ページhttps://kuma-foundation.org/student/asato-watanabe/
9月25日
Everybody Flies トリスタン・ロレイン監督/プロデューサーQ&A付上映
元機長が告発映画制作、多数の乗務員が病む機内空気の毒性という記事にできました。
9月5日
Midnight Family ケレン・クイン(プロデューサー)Q&A付上映
親しみを感じさせるユーモラスでさえある子連れ家族が、人道的にどうかということをして生計を立てているギャップ。
「正しいことをするゆとりがない」メキシコの民間救急車に密着したドキュメンタリー映画『Midnight Family』の衝撃の内容として記事にできました。
9月8日
につつまれて/きゃからば 河瀬直美監督Q&A付上映
河瀬直美監督のデビュー作。創作の原点がわかる、自身の生い立ちからのドキュメンタリー。イギリスでは初上映だった。
2つ目の窓の父と別れて暮らす少年とか、入れ墨男とか、ここからきていたのか。物を創る人は、みんなそうかもしれないけど、表面的なことではないのだなあ。
第62回ロンドン映画祭試写
2018年10月2日
Lizzie
実際にあった未解決殺人事件の映画化。美人女優2人が主演だから、観やすいけど、事件そのものは気味悪い。
公式フェイスブックhttps://m.facebook.com/LizzieTheFilm/
Asako I & II
邦画寝ても覚めても。何年か前に、ハッピーアワーで驚かされた濱口竜介監督作。あの作品の成功で、こうして東出昌大とか使えるようになったのかな。
Petra
家族サスペンス。おおっ!と思うと、さらにどんでん返しがある。日本では順次公開中。ペトラは静かに対峙する
4日
Tumbbad
インドのホラー。ミイラ、地下、etc、定番で新鮮味はないけど、そこそこ楽しめる。
トレイラーhttps://m.youtube.com/watch?v=sN75MPxgvX8
5日
Mandy
マンディ 地獄のロード・ウォリアー。思い切ったスプラッター、バイオレンス、ついにはあの怪物で試写会場爆笑。いや、思い切りすぎでしょ。結果的におバカホラーになっちゃった。実生活でいろいろやらかしてるニコラス・ケイジだけど、映画でやってくれる分には大喝采。
目玉となる開閉幕ガラと、邦画の関係者登壇付き上映など観ました。
開閉幕映画は技術的にはうまいけど、良い映画ということなら邦画の方を推したいです。
9月26日 Princesita オープニング・ガラ
開幕映画はカルト教祖に狙われる少女の話。邦題聖なる飼育。
邦題が醸し出すAV風味は、当たらずとも遠からず。映像は雰囲気があって綺麗だけど、全体としては女性監督なだけにがっかり。
カルト集団にいる子供に関するドキュメンタリー映画には優れた作品もあることだし、このドラマも安易に性的な興味をくすぐらずとも、違う方向でもっと深みのある映画にできたのでは?
9月27日 A Crimson Star (真っ赤な星)
あっけらかんとした若い日本女性監督。
元看護士の女性と患者だった少女の物語。2人とも好演。
日本公開に合わせ記事にできました。
https://dime.jp/genre/632173/
9月28日
In Conversation with Jim Rutenburg
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニストのジム・ルッテンバーグのトーク。ハーヴェイ・ワインスタイン事件のことなど。
10月2日 Love at Least(生きてるだけで、愛。)
いわゆるメンヘラ女子を趣里が渾身の演技で。
ワールドプレミアを記事にできました。
https://dime.jp/genre/615715/
面白かったので、後で原作も読んだら、読後感が映画とはかなり違っていた比較がこちら。
https://dime.jp/genre/676626/
10月4日
George Michael: Freedom The director’s cut
テレビ放映されたドキュメンタリーのディレクターズカット。ジョージ・マイケルが亡くなってから取りかかったのではなく、ジョージ自身が演出を施されて出ている部分もある、生前から撮っていたもの。
結果的に亡くなってからのお披露目となったが、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでSomebody to Love(愛にすべてを)を歌っていた時が、まさに恋人のエイズ感染がわかった頃。自分も感染しているであろうと思いつつの熱唱だったのか、また、それがドキュメンタリーを撮っておくことにもつながったのか。
https://www.channel4.com/programmes/george-michael-freedom
10月7日 The Odds クロージング・ガラ
閉幕映画は、ある女性が理不尽に痛めつけられる映画。そもそも何でこんなことになっているのか、スリリングで最後まで引きつけるけど、延々と拷問が続くの見せられてもなあ、電撃ネットワーク?
https://fullmovieus.nmculturaltreasures.org/movie/600892/the-odds-full_movie/