Archive for the '奇妙な味系' Category

ティルダ・スウィントン一人芝居 The Human Voice

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月15日(木)

The Human Voice

ペドロ・アルモドバル監督が同名の舞台劇をアレンジした、ほぼティルダ・スウィントンのみ30分の短編。

一人芝居の緊迫感に加え、徐々に精神状態が怪しくなってくる”待つ女“のストーリーが余計に目を離せなくさせる。結果、じーっとティルダを見つめ続ける30分、凄い女優だなあ。

公式サイトhttp://www.pathe.co.uk/at-home/the-human-voice/

無邪気じゃない子と立派じゃない大人 Bad Tales

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月12日(月)

Bad Tales

郊外の住宅地を舞台にした数軒の家族の群像劇。

不穏とまで言うと大げさだが、何だか居心地の悪い空気を漂う。ぱっとしない地域の満足でもない家に住む大人たちと、必ずしもイノセントではない子どもたち。コメディーにもホラーにもしない絶妙なとこで、可笑しみを含ませながら、とってもダーク。

どう転ぶかわからない展開も上手い。ベルリンで脚本賞受賞。

公式サイトhttps://www.pepitoproduzioni.it/produzioni/cinema/favolacce/

ダークでコミカルで不思議 Never Gonna Snow Again

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月9日(金)

Never Gonna Snow Again

オンライン試写でタイトルとともにあった写真(公式サイトに出てます)が、主人公とおぼしき人のアップで、お相撲さんみたいな顔と思った。ごついような、むくむくしてるような。

イケメンというほどでもないアップの地味目写真、特に期待もせずに観たら、良かったんです、これが。

ごつむくの主人公は道具一式を担いで家々を巡るマッサージ師。お屋敷が並ぶ一帯で有閑マダム達に施術する。それぞれの家の内情に通じると同時に、マダム達に待ち望まれるようになっていく。

けっこう若い美人から、コテコテのおばさままで、ちょっとカリカチュアライズされたようなマダム達に、マッサージが上手いというより、特殊なパワーがありそうなマッサージ師。チェルノブイリでの幼少期や、誰かに追われているようなのもミステリアスさを増す。

ダーク、コミカル、不思議が上手い具合にかみあって、そのどれも壊さずに、余韻を残すエンディングも秀逸。

これは覚えとことチェックしたら、マウゴシュカ・シュモフスカ監督。ベルリン映画祭の会見で、何度か見てた。その何作かは、そこまで良いとも思わなかったけど、今度のはホームラン。

主演はアレック・ウトゴフ、ウクライナ出身のイギリス人だった。けっこう大作にも出てるし、イギリスのテレビにも出てた。見逃してたな。注目しとこう。

公式サイトhttps://www.the-match-factory.com/catalogue/films/sniegu-już-nigdy-nie-będzie.html

ウィレム・デフォーを観る映画 Siberia

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月5日(月)

Siberia

シベリアでバーをやっている男を、ウィレム・デフォーが演じる。

雪の中にぽつんとバーがある設定がもうシュールだが、展開も現実と空想の狭間のようだ。

実験映画? わけわからない映画とも言えるけど、デフォーで観せる。ほかの役者だったら、成り立たないかも。

きわどいセクシュアルなシーンが、物語の中で重要なパートを占める。デフォーいくつになるのかな。がんばってるなあ。

と思っていたら、アベル・フェラーラ監督はPasoliniの監督だった。あれもデフォーならではだったな。

公式サイトhttps://vivofilm.it/production/siberia/

 

乗ってる監督2本参加の2本目 La Llorona

第63回ロンドン映画祭

10月9日(水)

La Llorona  一般上映

今回の映画祭で2本目のハイロ・ブスタマンテ監督作。

火の山のマリア(原題Ixcanul)の女優さんも出てて郷土色濃いし、民話がベースのホラー味を加えつつ、社会的な問題も絡める凝った作り。

日本ではラ・ヨローナ~彷徨う女~として公開。

公式サイトhttps://www.filmfactoryentertainment.com/films/la-llorona/

 

1本目の方がテーマがしぼれてて面白いと思う。でも、ゲイ男性の葛藤がメインなので、日本公開はないかな。

The Gold-Laden Sheep & The Sacred Mountain

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月6日(日)

The Gold-Laden Sheep & The Sacred Mountain

捜索隊にも無理なほど奥深い山に墜落した飛行機を、謝礼金目当てで探す地元の羊飼い。ヒマラヤあたりのどこかが舞台。

荒々しい自然と、そんな地での暮らしぶりに圧倒され、ストーリーを追うというより、探訪ドキュメンタリーのように観てしまう。

公式フェイスブックhttps://m.facebook.com/thegoldladensheep/

シリアスハンドくんI Lost My Body

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

9月24日(火)

I Lost My Body

Ⅰになっている主体が”手”のアニメ映画。切り離された手が、自分のくっついていた体を探し求める。手の持ち主のピザデリバリーボーイの恋物語も絡む。

ハンドくん(アダムス・ファミリー)シリアス版みたいな手はもちろん、デリバリーボーイの恋も応援したくなる。意外に王道なボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーにもなってる。

日本では失くした体として配信中。

公式サイトhttp://www.auvergnerhonealpes-cinema.fr/en/film-jai-perdu-mon-corps.html

ちょっとエログロ系

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月16日

 Suspiria

同性ならではの技⁉︎昨年度のベスト初恋映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督なので期待大だったけど、そこまででもなかったリメイク。ダリオ・アルジェント監督のオリジナルサスペリアが凄すぎるせいか。

In Fabric

こちらは、倒錯的な女性同士の愛の世界を昆虫学と絡めつつ描く!注目の英国人監督の新作のピーター・ストリックランド監督で、期待を裏切らない笑えるフェティッシュ映画。
公式サイトhttps://a24films.com/films/in-fabric

異形

第62回ロンドン映画祭試写

2018年9月28日

Border

異色作。独特な風貌の税関職員の女が、共通する風貌の男と出会う。個性的すぎるこの2人は何なのか? 思い切った展開に、今日的な問題を絡めてみせたのが上手い。日本では10月11日公開。ボーダー 二つの世界

Bisbee’17

実際にあった悲惨な町の出来事の、再現ドラマ混じりのドキュメンタリー。ストレートなドキュメンタリーにした方が観やすかったような…
公式サイトhttps://www.bisbee17.com/

Woman at War

戦うおばさんコメディー。小気味よく始まり、終盤けっこうグッとくる。日本では順次公開中。たちあがる女

再現映画

19日 第68回ベルリン国際映画祭5日目

 

U-July 22 プレス試写

キャンプ中の学生たちを乱射した事件のフィクショナル再現映画。臨場感あり。

 

3 Days in Quiberon プレス試写 

ロミー・シュナイダーの再現映画。けっこう似てる女優さんが演じてるけど、実物の方がコケティッシュ。

 

7 Days in Entebbc プレス試写、記者会見(ジョゼ・パジーリャ監督、ダニエル・ブリュール、ロザムンド・パイク他)

ドイツ人のハイジャッカーが、乗客を人質にイスラエルと交渉しようとした事件の再現映画。上の2つは覚えてるけど、これは知らないかも。後で調べなきゃ。

 

Season of the Devil プレス試写

何年か前にも7時間だかの映画で参加したフィリピンの監督による約4時間の映画。白黒でアカペラで歌うミュージカル仕立てのフィリピン暗黒時代。

 


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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