Archive for the 'ラブストーリー' Category

メアリー・アニングにスポットを当てた良作 Ammonite

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月17日(土)

Ammonite

実在した古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)とシャーロット・マーチソン(シアーシャ・ローナン)のラブストーリー。

メアリーは大発見もしてるのに、教育を受けていないなどの理由で、当時は功績が充分に認めらなかったのが、近年、正当に評価されつつあるのだそう。

試写後、調べたらラブストーリーの部分は脚本も書いたフランシス・リー監督の創作らしい。シャーロットと友人関係だったのは確かだけど、それ以上だった証拠は無し。でも、メアリーがヘテロセクシュアルだった証拠も無し。

いずれにせよ、二女優の演技が素晴らしく見応えあるし、地元イギリスでさえそこまで知られていないメアリー・アニングにスポットを当てた意義もある良作。

アンモナイトの目覚めとして4月9日公開。

公式サイトhttps://www.see-saw-films.com/film/ammonite/#visuals
日本版サイトhttps://gaga.ne.jp/ammonite/

水を抱く女 Undine

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月8日(木)

Undine

主演のパウラ・ベーアが、ベルリン映画祭最優秀女優賞を受賞した映画。

不実な男に美人がふられる出だしに引き込まれる。美人の名前がタイトルにもなっているウンディーネ。ふられてすぐ、ウンディーネに恋する男が現れる。失恋の痛手を癒すのは次の恋、のはずだが…

恋する男を演じるのはフランツ・ロゴフスキ、2015年のコンペ作ヴィクトリアでいい味の脇役と思ったら、2018年には2本のコンペ作未来を乗り換えた男希望の灯りの両方で主演、ベルリン映画祭ではお馴染みの顔になった。

そして、未来を乗り換えた男での相手役がベーアで、2度目のペアとなる。両作とも、ロゴフスキが恋に落ちる男、荒削りだけど純粋みたいな役によくはまってる。一方のベーアは、両作とも何か別のことに必死な間に恋されてるみたいな役。

さて、失恋後、一途に恋され、また、それに応えもするウンディーネ、だが、そのままするするハッピーエンドとはいかない。なぜ?という行動をとるウンディーネに、心の中でツッコミながら観てしまったら、水の精ウンディーネの物語をなぞった話だから、そうなっているのだった。

こちらの人なら、ウンディーネというタイトルだけで察するんだろうな、日本人に桃太郎がピンとくるように。教養の差が悲しい。

ネタバレOKという人は、水の精ウンディーネを調べてください。ネタバレが嫌な人でも、水の精ウンディーネを現代に置き換えた話というのは知って観た方が、変なツッコミをせずに済みます。

水を抱く女として3月26日公開予定。

公式サイトhttp://undine.piffl-medien.de/
日本版サイトhttps://undine.ayapro.ne.jp/

Solomon and Gaenor

11月11日(月)

Solomon and Gaenor

20年周年記念上映プレス試写。フィルム4配給映画ということで、チャンネル4局内試写室で。

日本では未公開で記事にできました。

アカデミー賞にノミネートされた作品が日本で未公開の理由

公式サイトhttps://www.sonyclassics.com/solomonandgaenor/

Marriage Story

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月6日(日)

Marriage  Story

拍手が起こった離婚劇。コメディータッチで、ほっこりもさせる、ハートブロークンストーリーだ。

アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの夫婦に、それぞれの敏腕弁護士、妻側のローラ・ダーン、夫側のレイ・リオッタもいい。

エンディングはもちろん、アダムが熱唱する『Being Alive』でも拍手が起こった。そこにはいない妻への思いのたけを歌いあげ、大きな見せ場になっている。

お互いに思う気持ちも、長年のあうんの呼吸もありながら…というところが胸に迫る良作。

日本でもマリッジ・ストーリーとして公開。

公式サイトhttps://www.netflix.com/gb/title/80223779

シリアスハンドくんI Lost My Body

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

9月24日(火)

I Lost My Body

Ⅰになっている主体が”手”のアニメ映画。切り離された手が、自分のくっついていた体を探し求める。手の持ち主のピザデリバリーボーイの恋物語も絡む。

ハンドくん(アダムス・ファミリー)シリアス版みたいな手はもちろん、デリバリーボーイの恋も応援したくなる。意外に王道なボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーにもなってる。

日本では失くした体として配信中。

公式サイトhttp://www.auvergnerhonealpes-cinema.fr/en/film-jai-perdu-mon-corps.html

インドのロマンチックアニメBombay Rose

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

9月17日(火)

Bombay Rose 

ボンベイが舞台のロマンチックアニメ。

イラスト風の絵にアート性はあるが、それだけで観せるには弱い。

子供には退屈で、大人には物足りないと思う。

公式サイトhttp://www.cintsales.com/film_bombay.php

 

売れっ子になったティモシー・シャラメ

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月13日

Beautiful Boy

ビューティフル・ボーイとして4月劇場公開後、DVDも出たようです。ドラッグ中毒になった息子のことを書いた父による本に基づいた映画。ティモシー・シャラメが息子役。同性ならではの技⁉︎昨年度のベスト初恋映画『君の名前で僕を呼んで』と大絶賛した映画の彼です。当然ながら、あの映画以降、大注目浴びて、どんどん出てます。

Roma

アカデミー賞に最多ノミネートされた『女王陛下のお気に入り』『ROMA/ローマ』ってどんな映画?に書きました。結局、監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3冠獲得。外国語映画賞では万引き家族もとっても良かったけど、是枝裕和監督もこれに負けたならしょうがないと思ったかな。

Non-Fiction 

冬時間のパリとして再来月12月20日から公開予定。英題と邦題と全然違うと思ったら、フランス語原題はDoubles vies(英語にするとダブル・ライフだそう)、中身はというとミッドライフクライシスなみなさんのラブストーリー。

試写3本全部おもしろかった

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月9日

Girl

バレリーナを目指す少女の物語に、彼女はトランスジェンダーという物語が重なる。体を変えていきながら、レッスンも励む二重のきつさ、心身ともに。父親と小さい弟と暮らす設定もいい。少しずつ大人になっていく思春期、ほんとうの自分にもなっていく。主人公をトランスジェンダーにしたことで、より、くっきりしたカミング・オブ・エイジ・ドラマになった。日本順次公開中。Girl/ガール

 

Thunder Road

妻子に去られ、壊れていくオマワリさんのコメディー。母親の葬儀でのスピーチがとんでもないことになる出だしで爆笑、そのまま最後までノンストップ。
公式サイトhttps://www.thunderroadfeature.com

※サンダーロード(https://thunder-road.net-broadway.com)として2020年6月19日より公開予定(2020年6月2日追記)

 

Ash is Purest White

切った張ったの世界で生きる男女、チャイニーズ任侠ドラマかと思いきや、離ればなれになった二人のラブストーリーに。男のもろさ、一途な女のたくましさ。9月6日から日本公開中。帰れない二人

記者層が違ってた

23日 第68回ベルリン国際映画祭9日目

 

Mug プレス試写

ヘヴィメタ好きの長髪男が主人公でコメディーっぽく始まるのが、次第にアイデンティティーや社会問題も絡んでくる。

 

In the Aisles プレス試写

巨大倉庫みたいな店舗で働きはじめた男の恋物語。タトゥーがいっぱいの体を制服で隠すようにして黙々と働く男、フォークリフトの操作ができるようになったら一人前とか、丁寧に描かれる仕事のディティールが良い。雲行きの怪しい恋の行方が気になるも、後ろ髪引かれつつ次の試写のため最後20分ほど残し出る。Transitでも主人公だったフランツ・ロゴウスキが主演。コンペ2作で主演ってすごいな、要注目俳優だ。

 

Blue Wind Blows Q&A付き上映(富名哲也監督、畠中美奈プロデューサー)

佐渡島を舞台にした可愛らしい兄と妹、その母(内田也哉子)の物語。演技初体験の島の子らしいけど、自然に名演しちゃう子供ってすごいな。内田裕也、也哉子親子共演。映画祭で唯一子供観客OKのジェネレーション部門なので、小学生がたくさん観てました。しっかり質問もしててお利巧。

 

Songwriter 記者会見(マレー・カミングス監督、エド・シーランほか)

前日試写したエド・シーラン・ドキュメンタリーの会見。記者層がいつもと違って、若くて可愛いお嬢さんが多かったけどファンってことはないよね?音楽誌の記者?

http://songwriterfilm.com/

イタリアン監督、日本人監督

第61回ロンドン映画祭
10月9日
Call Me by Your Name 試写 会見 ルカ・グァダニーノ監督 アーミー・ハマー ティモテ・シャラメ
ベルリン映画祭では観なきゃいけないのがいっぱいあったとはいえ、これを見逃してたのは残念。ここでキャッチアップできて良かった。会見も監督が面白かったです。ロンドン映画祭後まもなくイギリス公開でした。
http://sonyclassics.com/callmebyyourname/
Battle of the Sexes

キング夫人対男子戦の映画化。溜飲下げまくり。

http://www.foxsearchlight.com/battleofthesexes/

 

三池崇史トーク

ショッキングな映画を作る怖そうな監督、楽しい方でした。ギャグも受けてました。

 


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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