Archive for the 'ファンタジー' Category

アイルランド民話アニメ Wolfwalkers

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月10日(土)

Wolfwalkers

寝てる時、魂が抜けだして狼に。というアイルランドの民話が基のアニメ映画。

心の奥深くにある怖れ、憧れと通じるような民話に、味のある絵。小さい子でも楽しめそうだし、大人も退屈させない。

ウルフウォーカーとして10月30日公開。こっちから行くのも、そっちから来るのも、早い。アニメ強し。

公式サイトhttps://www.wolfwalkers.movie/?country=united-kingdom
日本版サイトhttps://child-film.com/wolfwalkers/

犬ヶ島~リバーズ・エッジ

15日 第68回ベルリン国際映画祭開幕

 

審査員記者会見 (トム・ティクヴァ、セシル・ドゥ・フランス、チェマ・プラド、アデル・ロマンスキー、ステファニー・ザカレク、坂本龍一)

質問も飛んで、ティクヴァ審査員長の次くらいに発言の機会が多かった坂本龍一、さすがの知名度と思う。

 

犬ヶ島 開幕映画プレス試写・記者会見(ウェス・アンダーソン監督ほか多数)

笑えるツボがいっぱい、特に日本語がわかる日本人には。得した気分で楽しめました。

会見はキャスト、スタッフあんまり多くて、ティルダ・スウィントンが記者席側に座ってるという豪華さ。

http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/

 

リバーズ・エッジ Q&A付き上映(行定勲監督、二階堂ふみ、吉沢亮)

パノラマ部門オープニング作。共感できないようなキャラクターでさえ、生々しい感情は迫ってくる力作。Q&Aでの発言にもいちいち納得。

http://movie-riversedge.jp/

細マッチョな半魚人

第61回ロンドン映画祭

10月10日 試写
The Shape of Water

パンズ・ラビリンスに次ぐギレルモ・デル・トロ監督代表作になりそう。金獅子賞受賞も納得。ヒロインとのラブストーリーが成り立つ細マッチョな半魚人の造形も上手い。オスカーもあるか。

http://www.foxsearchlight.com/theshapeofwater/

Brawl in Cell Block 99

頭グシャ連続のバイオレントさは許すとしても、ムッチャ強い男が女を守るために我が身を捨ててみたいな話にシラケた。そういうのに酔える人には面白い映画なのかも。

https://www.facebook.com/brawlincellblock99

Jane

ジェーン・グドールのドキュメンタリー。野生のチンパンジーのそばで暮らす若き女性研究者だった時代の貴重なフィルム。動物ドキュメンタリーとしても、出会いがあれば別れもあって女の人生ドキュメンタリーとしても秀作。

https://www.nationalgeographic.com/jane-the-movie/

映画祭の合間にカンバーバッチBBCドラマ

レインダンス映画祭とロンドン映画祭開幕前プレス試写を行き来。

22日

Loveless (LFF)

冒頭近くの、声を押し殺して号泣する子どものワンショットだけで突き刺さってくる。カンヌ審査員賞受賞作。

http://www.palacefilms.com.au/loveless/

23日

ショートプログラム アニメーション(RFF)

山村浩二監督の怪物学抄を観に。短編アニメ、完成度高し。その中でも、洒落っ気があって洗練されたプロっぽい作品と思ったら、大きい賞をたくさんとってるベテランでした。

The Family I Had ケイティー・グリーン&カーリー・ルビン監督Q&A(RFF)

息子が娘を殺した母親のドキュメンタリー。ゾッとするコメントもあって怖い。でも、それでジャッジしない監督の姿勢があったから、ここまで踏み込めたのでしょう。

http://smokeandapple.com/the-family-i-had

24日

The Child in Time  (BBCドラマ)

イアン・マキューア原作、カンバーバッチ主演の90分ドラマ。子どもが行方不明になる発端からミステリーに行かず、夫婦の描写に重点が置かれるのはLovelessとも通じるが、終わり方真逆。マキューアン、LFFでトークがある。

http://www.bbc.co.uk/mediacentre/cでsでしで9proginfo/2017/39/the-child-in-time

第65回ベルリン国際映画祭9日目

Cinderella コンペ外 試写+会見

さすがにCGとかすごくて綺麗なディズニー映画。シンデレラ役のリリー・ジェームズも可愛い。

公式サイトhttp://movies.disney.com/cinderella/

 

天の茶助 コンペ 試写+会見

暴力シーンとかヤクザとか北野武っぽいSABU監督映画。松山ケンイチはいつもながら熱演。

公式サイトhttp://www.chasuke-movie.com/

第64回ベルリン国際映画祭9日目

Macondo

少年を主人公に、移民+未亡人の母と新しい父親になりそうな男性というダブル不安定な状況を見せる。飽きさせない良いテンポで進む。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/MACONDOderFilm

Beauty and the Beast 試写 会見

映像も役者も豪華な美女と野獣。それにしてもレア・セドゥーは最近目が離せない。

小さいおうち 試写 会見

山田洋次監督作には、いつでも泣かされる。センチメンタルだけど、それ以上のものがつまってるとこが名匠なんだろうなあ。北の国からの純くん蛍ちゃん共演だったのね。

公式サイトhttp://www.chiisai-ouchi.jp

ケネディ、ハリポタ、NOTW…結末それぞれ

今日で、The Kennedysが終了。前回でケネディ大統領が暗殺されて終わりかと思ったら、まだ続いた。ケネディ家の人々だから、大統領だけの話でもなかったのね。それなら、ロバート・ケネディ役バリー・ペッパー(プライベート・ライアンの狙撃兵役が印象的)もよかったし、ロバートの話がもう少し長くてもよかったのに。ちょっと食い足りない。マリリン・モンローとの話なんて、ほんのちょびっとだったし。壮大な一家の話をたった45分×8回で納めてるから無理もないけど。ケネディ家と時代をおおまかな流れで見るつもりなら、役者もそろえてるし、それなりに楽しめそう。

終了と言えば、ハリー・ポッターと死の秘宝Part2が今日から公開。MSNとYahooの映画コーナーに別メンバーのインタビュー、ロンドン発 俳優・映画情報に映画紹介が掲載されましたのでよろしく。インタビューは映画内容にふれてる部分が混じるし、映画紹介は気分がさめるかもしれない裏話つきなので、先入観なしで見たい方は映画鑑賞後にお楽しみください。

結末どころか、まだまだ拡大しそうなのがNOTW事件。ニュース・オブ・ザ・ワールド紙だけでなく、ルパート・マードック傘下の別紙でも同様の盗聴疑惑。ジュード・ロウがザ・サン紙を訴えるとか、アメリカでも9.11事件の被害者を盗聴してたとか、広がる一方。有名人の盗聴では数年前から騒がれてたのが、殺害されたミリー・ダウラーの盗聴もしてたということで、一気に新聞廃刊になったと思ったら、ここにきてゴードン・ブラウンとかウルリカ・ジョンソンとか被害者だという人が続々登場してきた。今更という気がしないでもない。

ハリポタ週間

今週は、会見記事やらインタビュー記事やらハリー・ポッターと死の秘宝Part2ばかり書いてたハリポタ週間。

会見の記事から、ぼちぼちあがってきた。

会見場となったのが、この5月にオープンしたばかりの、古いステーション・ホテルを改装したセント・パンクラス・ルネッサンス。ホテル側から入って、会見場からバーを通って出ると、駅構内。暗めのバーから、いきなり明るい御馴染みの駅の雑踏で、ハリポタの魔法が解けたみたいな気がした。ちなみに、そのキングス・クロス/セント・パンクラス駅は、9と3/4ホームが作ってあって、ちょっとした観光名所にもなってます。

イギリス勢いっぱいなのがうれしいハリポタ

ロンドン発 俳優・映画情報ハリー・ポッターと死の秘宝Part1があがりましたので、よろしく。

ハリポタはコテコテのハリウッド大作ではあるけど、撮影地もキャスト、スタッフもイギリスのいいとこがいっぱい出てくるのがうれしい。

今回のハリポタ出演陣の中でもリス・アイファンズのことを書いてて、ピーター・マランとニック・モランの名前もあげた。

マランについては10月に書いてるけど、モランもここに書いておこうっと。ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズの主演で有名な俳優だけど、監督としても、なかなか。

映画監督デビューのTelstar(公式サイトTELSTAR THE MOVIE – OWN IT ON DVD 28.09.09)は、ヒット・メーカーとなるも最後は殺人まで犯してしまう(最近、アメリカでもいましたね)ジョー・ミークの実話を基にして、リバティーンズのカール・バラーとかも出てる音楽もの。波に乗ってる時と、うまくいかなくなってからの危なくなっていくミークを演じるコン・オニールが圧巻。この人は舞台のテルスターでも同じミーク役をやってる。

続いてのThe Kidsも、ひどい家庭内いじめにあってた少年の実話を基にした映画。ここでもコン・オニールが父親役で出てるほか、トム・バークも両方に出てて、モランお気に入り俳優らしく、若いけど上手い。テルスターではボケたとこのあるバンドメンバー、ザ・キッズでは事なかれ主義のお役所の人を、いかにもいそうな感じで演じてる。

両作ともストーリーは暗いけど、音楽の使い方とかがかっこよく、ちょっとガイ・リッチーの影響を受けてるようなとこも見える。まだ大傑作とまではいかないけど、悪くない。

ハリポタ・プレミア

ハリポタのワールド・プレミアがあった。

イギリスばかりか、メキシコやオーストラリアのファンまで来てたらしい。

一昨日、目の前にいた時は普通の若者に見えた3人組は、世界中の期待を背負っていたのね。重そうだ。実際、普通の若者どころか、ラドクリフなんて若くして億万長者だが、その重みに耐える代価としては高くないかもしれない。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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