第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月21日
夜勤の看護士たちの間で起こる出来事を追った話。
ベテラン看護士マルコスが勤務する病院に、若い看護士ガブリエルが入ってくる。人をそらさない魅力があるガブリエルは、皆の人気と信頼を勝ち得るが…
2人の看護士を軸に、延命治療の是非も絡めたスリラー。じっくり描かれる前半は目が離せない。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月21日
夜勤の看護士たちの間で起こる出来事を追った話。
ベテラン看護士マルコスが勤務する病院に、若い看護士ガブリエルが入ってくる。人をそらさない魅力があるガブリエルは、皆の人気と信頼を勝ち得るが…
2人の看護士を軸に、延命治療の是非も絡めたスリラー。じっくり描かれる前半は目が離せない。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
Possessor
脳をどうこうして他人の体に入り込み任務遂行。
薄気味悪いストーリーでグロい映像の映画だ。監督はブランドン・クローネンバーグ、あのデヴィッド・クローネンバーグ監督の息子。
前作もだけど、ジャンルがほぼ同じ。好みが近い? 遺伝? でも、ただグロいだけではない衝撃を与え、心を揺さぶる偉大な父には届かず。まあまあ楽しめるけど。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月13日(火)
A Common Crime
ある夜、激しくドアを叩く男を無視したことから起こる物語。
無視したのは女性教師。息子と2人暮らし。通いの家政婦さんに家事、育児を手伝ってもらっている。ドアを叩いていたのは、その家政婦さんの息子。その息子が死体となって発見される。
教師が罪の意識に苛まれていくサイコロジカルドラマ、殺人事件としてのスリラー、家の外にまた男の影を見たりするちょっとホラーな要素もある。でも、一番怖いのはアルゼンチンの風土かも。
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月10日(木)
Earthquake Bird
日本の人が出てて、日本で撮影もしてるので、期待したけど、いろいろ惜しい。
怪しげな男、得体の知れない雰囲気は出てるのに、怖さがあんまりないとか、思った通りの展開で意外性がないとか。
どことなく、ルーシー・ブラックマンの事件を思い起こさせながら、そちらの方がずっと怖いのもマイナスと思う。
日本でもアースクエイクバードとして公開。
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月1日(火)
Little Joe
日本でも公開中。記事にできました。主演女優はカンヌ国際映画祭女優賞獲得!新種の魔花に注ぐ母の愛から始まる新感覚スリラー「リトル・ジョー」
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
9月27(金)
The Report
ある政治家の下で働く調査員が、9.11後のアメリカによる拷問を暴くスリラー。
主人公となる調査員をアダム・ドライバー、政治家をアネット・ベニングが演じる。2人とも、試写後半で、それぞれ別の映画の主役もしていた。同じ映画祭で2本で登場とは売れっ子だ。
社会派ドラマとしても、見応えがある。
日本でもザ・レポートとして公開。
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
9月17日(火)
Monos
離れた場所にいるらしい上官と連絡を取りながら、自分たちで動いている少年少女兵グループのお話。グループのリーダーを選出したり、恋愛沙汰もあったりする。ある出来事からグループ内での反目、変わっていく力関係、グループの統制をとるという名目での厳しい締め付け…
映画は架空の物語にしてあるが、政治的集団から宗教的集団まで、この映画と似たような経過をたどった事件を過去にいくらでも探せるのが怖いところだ。
ロンドン映画祭では作品賞になった。
第62回ロンドン映画祭試写
2018年10月2日
Lizzie
実際にあった未解決殺人事件の映画化。美人女優2人が主演だから、観やすいけど、事件そのものは気味悪い。
公式フェイスブックhttps://m.facebook.com/LizzieTheFilm/
Asako I & II
邦画寝ても覚めても。何年か前に、ハッピーアワーで驚かされた濱口竜介監督作。あの作品の成功で、こうして東出昌大とか使えるようになったのかな。
Petra
家族サスペンス。おおっ!と思うと、さらにどんでん返しがある。日本では順次公開中。ペトラは静かに対峙する
4日
Tumbbad
インドのホラー。ミイラ、地下、etc、定番で新鮮味はないけど、そこそこ楽しめる。
トレイラーhttps://m.youtube.com/watch?v=sN75MPxgvX8
5日
Mandy
マンディ 地獄のロード・ウォリアー。思い切ったスプラッター、バイオレンス、ついにはあの怪物で試写会場爆笑。いや、思い切りすぎでしょ。結果的におバカホラーになっちゃった。実生活でいろいろやらかしてるニコラス・ケイジだけど、映画でやってくれる分には大喝采。
目玉となる開閉幕ガラと、邦画の関係者登壇付き上映など観ました。
開閉幕映画は技術的にはうまいけど、良い映画ということなら邦画の方を推したいです。
9月26日 Princesita オープニング・ガラ
開幕映画はカルト教祖に狙われる少女の話。邦題聖なる飼育。
邦題が醸し出すAV風味は、当たらずとも遠からず。映像は雰囲気があって綺麗だけど、全体としては女性監督なだけにがっかり。
カルト集団にいる子供に関するドキュメンタリー映画には優れた作品もあることだし、このドラマも安易に性的な興味をくすぐらずとも、違う方向でもっと深みのある映画にできたのでは?
9月27日 A Crimson Star (真っ赤な星)
あっけらかんとした若い日本女性監督。
元看護士の女性と患者だった少女の物語。2人とも好演。
日本公開に合わせ記事にできました。
https://dime.jp/genre/632173/
9月28日
In Conversation with Jim Rutenburg
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニストのジム・ルッテンバーグのトーク。ハーヴェイ・ワインスタイン事件のことなど。
10月2日 Love at Least(生きてるだけで、愛。)
いわゆるメンヘラ女子を趣里が渾身の演技で。
ワールドプレミアを記事にできました。
https://dime.jp/genre/615715/
面白かったので、後で原作も読んだら、読後感が映画とはかなり違っていた比較がこちら。
https://dime.jp/genre/676626/
10月4日
George Michael: Freedom The director’s cut
テレビ放映されたドキュメンタリーのディレクターズカット。ジョージ・マイケルが亡くなってから取りかかったのではなく、ジョージ自身が演出を施されて出ている部分もある、生前から撮っていたもの。
結果的に亡くなってからのお披露目となったが、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでSomebody to Love(愛にすべてを)を歌っていた時が、まさに恋人のエイズ感染がわかった頃。自分も感染しているであろうと思いつつの熱唱だったのか、また、それがドキュメンタリーを撮っておくことにもつながったのか。
https://www.channel4.com/programmes/george-michael-freedom
10月7日 The Odds クロージング・ガラ
閉幕映画は、ある女性が理不尽に痛めつけられる映画。そもそも何でこんなことになっているのか、スリリングで最後まで引きつけるけど、延々と拷問が続くの見せられてもなあ、電撃ネットワーク?
https://fullmovieus.nmculturaltreasures.org/movie/600892/the-odds-full_movie/