第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月10日(木)
Earthquake Bird
日本の人が出てて、日本で撮影もしてるので、期待したけど、いろいろ惜しい。
怪しげな男、得体の知れない雰囲気は出てるのに、怖さがあんまりないとか、思った通りの展開で意外性がないとか。
どことなく、ルーシー・ブラックマンの事件を思い起こさせながら、そちらの方がずっと怖いのもマイナスと思う。
日本でもアースクエイクバードとして公開。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月10日(木)
Earthquake Bird
日本の人が出てて、日本で撮影もしてるので、期待したけど、いろいろ惜しい。
怪しげな男、得体の知れない雰囲気は出てるのに、怖さがあんまりないとか、思った通りの展開で意外性がないとか。
どことなく、ルーシー・ブラックマンの事件を思い起こさせながら、そちらの方がずっと怖いのもマイナスと思う。
日本でもアースクエイクバードとして公開。
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
10月1日(火)
Little Joe
日本でも公開中。記事にできました。主演女優はカンヌ国際映画祭女優賞獲得!新種の魔花に注ぐ母の愛から始まる新感覚スリラー「リトル・ジョー」
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
9月27(金)
The Report
ある政治家の下で働く調査員が、9.11後のアメリカによる拷問を暴くスリラー。
主人公となる調査員をアダム・ドライバー、政治家をアネット・ベニングが演じる。2人とも、試写後半で、それぞれ別の映画の主役もしていた。同じ映画祭で2本で登場とは売れっ子だ。
社会派ドラマとしても、見応えがある。
日本でもザ・レポートとして公開。
第63回ロンドン映画祭 プレス試写
9月17日(火)
Monos
離れた場所にいるらしい上官と連絡を取りながら、自分たちで動いている少年少女兵グループのお話。グループのリーダーを選出したり、恋愛沙汰もあったりする。ある出来事からグループ内での反目、変わっていく力関係、グループの統制をとるという名目での厳しい締め付け…
映画は架空の物語にしてあるが、政治的集団から宗教的集団まで、この映画と似たような経過をたどった事件を過去にいくらでも探せるのが怖いところだ。
ロンドン映画祭では作品賞になった。
第62回ロンドン映画祭試写
2018年10月2日
Lizzie
実際にあった未解決殺人事件の映画化。美人女優2人が主演だから、観やすいけど、事件そのものは気味悪い。
公式フェイスブックhttps://m.facebook.com/LizzieTheFilm/
Asako I & II
邦画寝ても覚めても。何年か前に、ハッピーアワーで驚かされた濱口竜介監督作。あの作品の成功で、こうして東出昌大とか使えるようになったのかな。
Petra
家族サスペンス。おおっ!と思うと、さらにどんでん返しがある。日本では順次公開中。ペトラは静かに対峙する
4日
Tumbbad
インドのホラー。ミイラ、地下、etc、定番で新鮮味はないけど、そこそこ楽しめる。
トレイラーhttps://m.youtube.com/watch?v=sN75MPxgvX8
5日
Mandy
マンディ 地獄のロード・ウォリアー。思い切ったスプラッター、バイオレンス、ついにはあの怪物で試写会場爆笑。いや、思い切りすぎでしょ。結果的におバカホラーになっちゃった。実生活でいろいろやらかしてるニコラス・ケイジだけど、映画でやってくれる分には大喝采。
目玉となる開閉幕ガラと、邦画の関係者登壇付き上映など観ました。
開閉幕映画は技術的にはうまいけど、良い映画ということなら邦画の方を推したいです。
9月26日 Princesita オープニング・ガラ
開幕映画はカルト教祖に狙われる少女の話。邦題聖なる飼育。
邦題が醸し出すAV風味は、当たらずとも遠からず。映像は雰囲気があって綺麗だけど、全体としては女性監督なだけにがっかり。
カルト集団にいる子供に関するドキュメンタリー映画には優れた作品もあることだし、このドラマも安易に性的な興味をくすぐらずとも、違う方向でもっと深みのある映画にできたのでは?
9月27日 A Crimson Star (真っ赤な星)
あっけらかんとした若い日本女性監督。
元看護士の女性と患者だった少女の物語。2人とも好演。
日本公開に合わせ記事にできました。
https://dime.jp/genre/632173/
9月28日
In Conversation with Jim Rutenburg
ニューヨーク・タイムズ紙コラムニストのジム・ルッテンバーグのトーク。ハーヴェイ・ワインスタイン事件のことなど。
10月2日 Love at Least(生きてるだけで、愛。)
いわゆるメンヘラ女子を趣里が渾身の演技で。
ワールドプレミアを記事にできました。
https://dime.jp/genre/615715/
面白かったので、後で原作も読んだら、読後感が映画とはかなり違っていた比較がこちら。
https://dime.jp/genre/676626/
10月4日
George Michael: Freedom The director’s cut
テレビ放映されたドキュメンタリーのディレクターズカット。ジョージ・マイケルが亡くなってから取りかかったのではなく、ジョージ自身が演出を施されて出ている部分もある、生前から撮っていたもの。
結果的に亡くなってからのお披露目となったが、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでSomebody to Love(愛にすべてを)を歌っていた時が、まさに恋人のエイズ感染がわかった頃。自分も感染しているであろうと思いつつの熱唱だったのか、また、それがドキュメンタリーを撮っておくことにもつながったのか。
https://www.channel4.com/programmes/george-michael-freedom
10月7日 The Odds クロージング・ガラ
閉幕映画は、ある女性が理不尽に痛めつけられる映画。そもそも何でこんなことになっているのか、スリリングで最後まで引きつけるけど、延々と拷問が続くの見せられてもなあ、電撃ネットワーク?
https://fullmovieus.nmculturaltreasures.org/movie/600892/the-odds-full_movie/
19日 第68回ベルリン国際映画祭5日目
U-July 22 プレス試写
キャンプ中の学生たちを乱射した事件のフィクショナル再現映画。臨場感あり。
3 Days in Quiberon プレス試写
ロミー・シュナイダーの再現映画。けっこう似てる女優さんが演じてるけど、実物の方がコケティッシュ。
7 Days in Entebbc プレス試写、記者会見(ジョゼ・パジーリャ監督、ダニエル・ブリュール、ロザムンド・パイク他)
ドイツ人のハイジャッカーが、乗客を人質にイスラエルと交渉しようとした事件の再現映画。上の2つは覚えてるけど、これは知らないかも。後で調べなきゃ。
Season of the Devil プレス試写
何年か前にも7時間だかの映画で参加したフィリピンの監督による約4時間の映画。白黒でアカペラで歌うミュージカル仕立てのフィリピン暗黒時代。
6月1日
Beatriz at Dinner 監督 主演 プロデューサー登壇
コメディーっぽく始まり、マジっぽく終わるのが不満。トランプ政権下、移民の女性主人公の言動はハッキリとわかりやすいメッセージ性はあるけど、それをコメディーの中でまとめてくれた方が好み。
公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/BeatrizatDinner/
6月2日
Dina 監督登壇
49歳ディナとお相手スコットの中年カップル珍ドキュメンタリーのように見えて、それだけじゃない良品。
Marjorie Prime 監督登壇
ロボットじゃなくコンピューターでホログラムみたいなAIで亡き人再製。慰められるような、病気っぽいような…
公式サイトhttp://www.marjorieprimethemovie.com
Patti Cake$
デブ女子ラッパー青春コメディー。
6月3日
Walking Out 監督登壇
父息子のサバイバルドラマ。
Ain’t Them Bodies Saints + デヴィッド・ロウリー監督トーク
邦題はセインツ −約束の果て–。一つ前に書いたA Ghost Storyと同じロウリー監督、同じケイシー&ルーニー主演。こちらの方が物語性が強い分、泣けるかも。でも斬新なのはやはり新作。
6月4日
The Big Sick
脚本、主演の人の実人生がベースだそう。ロマコメ人生。
3月16日から26日まで開催、観られたのをざざっと。
After Louie
時代は移り、人は歳をとる、というのをゲイの活動家を主人公に。
The Handmaiden
http://www.handmaidenmovie.com
Southwest of Salem
冤罪ドキュメンタリー。魔女狩りならぬレズビアン狩り。
http://www.southwestofsalem.com
The Center of My World
悩める可愛いいティーンがトワイライトっぽいゲイもの。
Signature Move
モスリムのレズビアン女性×レスリングのコメディー。
https://signaturemovemovie.com
Handsome Devil
タイトルから予想したのと違って軽めの学園ものだった。SHERLOCKのモリアーティー役でブレイクしたアンドリュー・スコットの教師役は良い。
https://twitter.com/handsomefilm
サリー・ポッター監督による1992年の映画を25周年記念上映。こういう性別不明/人間じゃないような役やらせたらデヴィッド・ボウイかこの方、ティルダ・スウィントン。でも、顔小っちゃくて首と手足が長い宇宙人的肢体の中、意外とお尻が大きいのをヌードシーンで再確認。Young Adam(邦題猟人日記)の疲れたおばさん役みたいなのができるのもそこか。
Don’t Call Me Son
実は母親と血がつながっていなかった息子に、もう一ひねりあるドラマ。けっこう大問題なところをすっと流して息子の生活を追ったのが成功。
https://zeitgeistfilms.com/film/dontcallmeson
Terry Pines
心の病を持つ母親に育てられた女の子のセクシャリティーにまつわる実話を、サラッとしたアニメにしてある。がっつり実写ドラマで観たい気もするけど、そしたら重すぎ?
第60回ロンドン映画祭開幕8日目
Prevenge
Sightseers出演、脚本のアリス・ロウ初監督長編ということで、ダークコメディー具合がそれと近い連続殺人妊婦のお話。
公式サイトhttp://www.westernedgepictures.com/prevenge/
Brimstone
声を失った助産師(ダコタ・ファニング)と、わけあり風な神父(ガイ・ピアース)というところで興味を引くも、早い段階で悪者と良い者がわかって、あとはどんだけ悪いかという話になる。カウボーイ風のキット・ハリントンが出番は少ないのにヒロイックなおいしい役。
公式サイトhttp://www.brimstonethemovie.com
Snowden
エドワード・スノーデンをジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じるオリバー・ストーン監督作。告発そのものとなったドキュメンタリーCitizenfour の方が生々しさ、スリリングさでは勝るけど、スノーデンがヒーローに見えるのはこちら。てんかんだったこととか恋人のこととか知らなかったし。
公式サイトhttps://snowdenfilm.com/mobile/
Certain Women
プレス試写で他の見逃せないのと重なり、泣く泣く見送ったのを一般上映で。ほぼ満席だったのは、やっぱりプレス?ローラ・ダーン、ミシェル・ウィリアムズ、クリステン・スチュワートがそれぞれ主演する短編3本みたいな感じ。ゆるく繋がってはいるけど。それぞれ30分弱位だから、起承転結の起かせいぜい承くらいなとこでスーッと終わるのが余韻を残す。