Archive for the 'スリラー' Category

The Wonder

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月7日

記事にできました。映画は配信中。

信仰か?科学か?4か月絶食を続ける奇跡の少女とフローレンス・ピューが演じる看護師のNetflixヒューマンドラマ「聖なる証」https://dime.jp/genre/1493614/

Boy From Heaven (Cairo Conspiracy)

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月6日

漁村からカイロの大学に、奨学金を得てやってきた青年が主人公。

学生寮に入ったと思ったら、あっという間に政治、宗教の権力争いに関わる犯罪に巻き込まれてしまう。

その速さ、近さに驚くが、エジプトだとあり得るんだろうか。

そもそも奨学金が地域の宗教の権威から選ばれたもののようだし、大学も宗教的な規律に沿っているし、政治もそうなんだろうから、そこらが全部つながっているとか、あるのかもしれないが。

そのあたりがピンとこなくて、ただただ驚いてしまう。なぜに、新入生が、こんなことに……

公式サイトhttps://www.atmo.se/films/boy-from-heaven

惜しいホラー?スリラー?

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

9月21日

NightMare

若いカップルが越してき集合住宅で、女性が眠ると怖ろしいことが起こる。自分たちで改築しながら住むのだが、その途中にも不審な出来事が続く。

という出だしが引きつけるだけに、最後の方が尻すぼみ。たくさんのことが回収されずに終わる。それがさらに恐怖を呼ぶならいいけど、そうでもない。スリラーといえる論理的な説明もないし、ホラーといえるほど論理を超えてもない。

女性の生理的な不安定?なら、それなりにリアリティがあったほうが、かえって怖いと思う。何か見逃したのかもしれない。そうだとしたら、伝わりにくい映画ということになる。

文句が言いたくなるのは、前半がかなり期待させるから。途中まではいいのになあ。もったいない。

公式サイトhttps://www.wildbunch.biz/movie/nightmare/

邪悪な看護士 The Dose

第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭  プレス試写 3月21日

夜勤の看護士たちの間で起こる出来事を追った話。

ベテラン看護士マルコスが勤務する病院に、若い看護士ガブリエルが入ってくる。人をそらさない魅力があるガブリエルは、皆の人気と信頼を勝ち得るが…

2人の看護士を軸に、延命治療の是非も絡めたスリラー。じっくり描かれる前半は目が離せない。

公式サイトhttp://www.samuelgoldwynfilms.com/la-dosis/

比べずにはいられない近さ Possessor

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月16日(金)

Possessor

脳をどうこうして他人の体に入り込み任務遂行。

薄気味悪いストーリーでグロい映像の映画だ。監督はブランドン・クローネンバーグ、あのデヴィッド・クローネンバーグ監督の息子。

前作もだけど、ジャンルがほぼ同じ。好みが近い? 遺伝? でも、ただグロいだけではない衝撃を与え、心を揺さぶる偉大な父には届かず。まあまあ楽しめるけど。

公式サイトhttps://www.possessormovie.com/

アルゼンチン映画 A Common Crime

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月13日(火)

A Common Crime

ある夜、激しくドアを叩く男を無視したことから起こる物語。

無視したのは女性教師。息子と2人暮らし。通いの家政婦さんに家事、育児を手伝ってもらっている。ドアを叩いていたのは、その家政婦さんの息子。その息子が死体となって発見される。

教師が罪の意識に苛まれていくサイコロジカルドラマ、殺人事件としてのスリラー、家の外にまた男の影を見たりするちょっとホラーな要素もある。でも、一番怖いのはアルゼンチンの風土かも。

公式サイトhttps://www.pensarconlasmanos.com/uncrimencomun

こんな役をあの人が The Intruder

第64回ロンドン映画祭  プレス試写

10月11日(日)

The Intruder

ホラー味もあるサイコロジカル・エロティック・スリラー。

声優の女性が主人公。ある時から、不審なことが続くようになる。

出だしは謎めいて期待させるけど、半ばくらいで先が読めてしまう。

不思議な所から登場してくる、細身、細面にギョロ目、誰かと思ったらBPM(観た当時は120 BPM)のナウエル・ペレス・ビスカヤール。ドキュメンタリーかというほどリアリティーあるゲイの活動家役だったのが、この映画ではどう見ても怪しい怖い奴になってる。

これだけ特徴的なルックスだと、役を選ぶだろうなあ。やっぱり使い出があるのは無難顔か。

公式サイトhttp://elprofugo.com.ar/

現実の方が怖い Earthquake Bird

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月10日(木)

Earthquake Bird

日本の人が出てて、日本で撮影もしてるので、期待したけど、いろいろ惜しい。

怪しげな男、得体の知れない雰囲気は出てるのに、怖さがあんまりないとか、思った通りの展開で意外性がないとか。

どことなく、ルーシー・ブラックマンの事件を思い起こさせながら、そちらの方がずっと怖いのもマイナスと思う。

日本でもアースクエイクバードとして公開。

公式サイトhttps://www.netflix.com/gb/title/80244457

Little Joe

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月1日(火)

Little Joe

日本でも公開中。記事にできました。主演女優はカンヌ国際映画祭女優賞獲得!新種の魔花に注ぐ母の愛から始まる新感覚スリラー「リトル・ジョー」

公式サイトhttps://www.littlejoefilm.com/

9.11後の実話が基 The Report

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

9月27(金)

The Report 

ある政治家の下で働く調査員が、9.11後のアメリカによる拷問を暴くスリラー。

主人公となる調査員をアダム・ドライバー、政治家をアネット・ベニングが演じる。2人とも、試写後半で、それぞれ別の映画の主役もしていた。同じ映画祭で2本で登場とは売れっ子だ。

社会派ドラマとしても、見応えがある。

日本でもザ・レポートとして公開。

公式サイトhttps://www.thereport.movie/


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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