第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月6日
記事にできました。
笑えるディザスタームービーにして夫婦再生の物語、ノア・バームバック監督作品「ホワイト・ノイズ」の見どころhttps://dime.jp/genre/1496135/
Netflixで配信中
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月6日
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笑えるディザスタームービーにして夫婦再生の物語、ノア・バームバック監督作品「ホワイト・ノイズ」の見どころhttps://dime.jp/genre/1496135/
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第66回ロンドン映画祭 プレス試写
9月30日
Linoleum
自力でロケットを作ろうとしているお父さんのお話。しかも家のガレージで。
空から車が降ってくるのに遭遇するお父さん、それが妄想なのか現実なのか、判然としないまま、話が進んでいく。大丈夫か?子供向け科学番組のプレゼンターを降ろされたお父さんは、家のガレージでロケットを作り始める。ミッドライフクライシスなのか?
変てこコメディが、変てこを上手い具合に回収しつつ、最後には心揺さぶる人生の物語になっていく。びっくり。
第66回ロンドン映画祭 プレス試写
9月27日
Triangle of Sadness
強烈な風刺の効いたコメディ。今年のカンヌ最高賞受賞作。
2017年の同賞受賞作ザ・スクエア 思いやりの聖域を思い浮かべつつ、そういうのがカンヌ好みなのかなと思ったら、同じリューベン・オストルンド監督だった。
かなり笑えて、かなり酷い話だ。額に汗して働き暮らしを支える人がいる一方で、動画やら写真やら上げるだけで優雅な暮らしを送る人がいる現実、それが見事にひっくり返る状況、そして、絶妙なところでのラスト。
カンヌが強烈な風刺の効いたコメディ好きというより、強烈な風刺の効いたコメディを抜群な映画に仕上げる監督なのだろう。
ウディ・ハレルソンがいかにもな役で出てるのも楽しい。
群像劇なのだが、そのメインの1人、見事なビキニスタイルを披露しているチャールビ・ディーンが、この8月に亡くなっていたのを今知った。遺作だったのか。
Cop Secret
第36回BFIフレア: ロンドンLGBTQIA+映画祭 一般上映 3月25日
プレス試写が終わった後、そのまま一般上映に。
意外に笑えた。最初のギャグが意表をついて面白いので、以降、所々ベタだなと思いつつ、最後まで観てしまう。
記事にできました。
第65回ロンドン映画祭 プレス試写
10月10日
The French Dispatch
ビル・マーレイとかアンダーソン監督作お馴染みの顔は、もう居るだけで可笑しい域だけど、今回は新顔も楽しい。
新聞社を舞台に、そこで扱うネタごとのお話になっているオムニバス風。
ベニシオ・デル・トロとミシェル・ウィリアムズ、画家とモデルと思いきや実は…が既にオチなうえ、さらにひねって笑わせる。
今、売れっ子の2人、ティモシー・シャラメとフランシス・マクドーマンドの組み合わせも、年齢から何から違いすぎるのをカップルにしちゃったのも可笑しい。
第65回ロンドン映画祭 プレス試写
10月8日
The Souvenir: Part2
すっかり人が変わって旅から帰ってきた恋人、結局、ドラッグ中毒になっていて、死んでしまう。というのが最初の映画、The Souverirでのお話らしい。
パート2は、残された失意の女性のその後のお話。自分探しの話でもある。コメディタッチで、映画制作者でもある女性なので、そのあたりも絡めたギャグもある。
最初の映画を観る機会がないまま2を観てしまった。それでも面白いけど、観てたらもっと面白そう。
第28回レインダンス映画祭 プレス試写
10月30日(金)
サウンドエンジニアのウクライナ青年が主人公。イケてないウクライナを抜け出したい青年が、カナダの会社から来たオファーを成功させようとがんばる過程で起こる様々が笑いになる。
意外な登場の母親がウザいキャラで可笑しい。伏線を回収してオチをつけた最後も上手い。
公式サイトhttps://arthousetraffic.com/ua/films/my-silent-thoughts/
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月14日(水)
Limbo
スコットランドの離島で、何とか生活の基盤を作ろうとする移民たちを、オフビートな笑いで包んでみせる。長編デビューだった前作で注目されたベン・シャーロック監督の長編2作目。
主人公オマー(アミール・エル=マスリ)は、シリアからやってきた青年。難民申請が受理されるのを待つ間、同様の移民達と共同生活を送る。シリアスな状況の中での、彼らの日々がズレていて可笑しい。
だが、もちろん、みんな切羽詰まっている。笑った分だけ、彼らに親しみを感じていくところに、悲しいことも起こってくる。
オフビートの笑いとペーソス、シャーロック監督、イギリスのアキ・カウリスマキになるかも。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月13日(火)
Another Round
覇気もなく、授業をこなす教師。うんざりしているのは生徒だけではない。家では妻にも愛想をつかされている。
そんな教師にも仲間はいる。だが、この仲間たち、酒の勢いで人生が上手く回ってしまったことに味をしめ…
主役がマッツ・ミケルセン。激シブの役者がコメディータッチの役柄、しかも最後に踊る! というので期待するも、ファットボーイ・スリムで踊るクリストファー・ウォーケンほどのインパクトはなかった。
ウォーケンは、若き日の地獄の天使みたいなイメージを、こちらが勝手に重ねて見るから、踊るおじさんとのギャップが破壊的だったわけで、この映画は、そこまでのイメージギャップはない。渋さを裏切らないダンス、コメディー。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月7日(水)
Kajillionaire