第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Lovers Rock
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Lovers Rock
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Friendship’s Death
1987年制作映画のリストア版。地球に落ちて来た男ならぬ“地球に落ちて来た女”をティルダ・スウィントンが演じる。と言っても、ボウイとスウィントンの人間離れした綺麗さという共通点はあれど、ストーリーは全然違う。
宇宙人が友好目的で地球に送り込んだアンドロイドがフレンドシップ(スウィントン)。手違いで紛争中のパレスチナに到着、そこでイギリスからの戦争特派員(ビル・パターソン)と知り合う。真っ直ぐにものを見るフレンドシップとの会話は、シュールながら時に核心をつく。
監督、脚本のピーター・ウォーレンは、本もたくさん書いている映画理論の教授なのだそう。
公式サイトhttps://shop.bfi.org.uk/pre-order-friendship-s-death-dual-format-edition.html
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月17日(土)
Ammonite
実在した古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)とシャーロット・マーチソン(シアーシャ・ローナン)のラブストーリー。
メアリーは大発見もしてるのに、教育を受けていないなどの理由で、当時は功績が充分に認めらなかったのが、近年、正当に評価されつつあるのだそう。
試写後、調べたらラブストーリーの部分は脚本も書いたフランシス・リー監督の創作らしい。シャーロットと友人関係だったのは確かだけど、それ以上だった証拠は無し。でも、メアリーがヘテロセクシュアルだった証拠も無し。
いずれにせよ、二女優の演技が素晴らしく見応えあるし、地元イギリスでさえそこまで知られていないメアリー・アニングにスポットを当てた意義もある良作。
アンモナイトの目覚めとして4月9日公開。
公式サイトhttps://www.see-saw-films.com/film/ammonite/#visuals
日本版サイトhttps://gaga.ne.jp/ammonite/
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
New Order
メキシコの豪邸で行われる結婚式に武装グループがなだれこむ。犯罪ものかと思いきや、式をあげていた富豪たちと、そこで働く使用人たちの階級差、果ては武装グループを制圧するかたわら政治力を強める軍隊の話になり…
ちょっと、ついていくのが大変。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
African Apocalypse
ジョゼフ・コンラッド闇の奥に描かれたアフリカを行くドキュメンタリー。
言わずと知れたフランシス・フォード・コッポラ監督地獄の黙示録(Appocalypse Now)の基になった本だ。
クルツ、カーツみたいな白人による惨たらしい行為が明かされていく。けど、語る人の表情がわざとらしかったりとか気になってしまった。
今まで、ガイド役とかナレーターとか、気になったことがなかったのは、上手かったからと改めて気がついた。役を演じるのが簡単ではないのはわかるけど、カメラの前で自然な反応を見せるのも同様かもしれない。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
Possessor
脳をどうこうして他人の体に入り込み任務遂行。
薄気味悪いストーリーでグロい映像の映画だ。監督はブランドン・クローネンバーグ、あのデヴィッド・クローネンバーグ監督の息子。
前作もだけど、ジャンルがほぼ同じ。好みが近い? 遺伝? でも、ただグロいだけではない衝撃を与え、心を揺さぶる偉大な父には届かず。まあまあ楽しめるけど。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月16日(金)
Nomadland
ノミネートを受けて記事としましたが、結果は作品賞&監督賞受賞! この勢いでオスカーも?
ゴールデングローブ主要部門にノミネート!高齢漂流労働者のリアルを描いた傑作「ノマドランド」が3月26日から公開
公式サイトhttps://www.searchlightpictures.com/nomadland/
日本版サイトhttps://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
Delia Derbyshire: The Myths and The Legendary Tapes
デリア・ダービシャーを再現した映画。この映画祭での上映がワールドプレミアになる。キャロライン・キャッツ監督、脚本、主演。
ドクター・フーのあの印象的なテーマ曲を作り出した音楽家。当時、電子音楽は、試行錯誤して、まさに作り出したというふう。
音楽に負けず、サイケな女性だったようだ。ヒッピー世代と言うか、あの頃に活躍してた人は、ドラッグかアルコールで人生を困難にするケースが多いけど、デリアもその例に漏れず。
才気煥発な美女だけに、もったいない。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
The Human Voice
ペドロ・アルモドバル監督が同名の舞台劇をアレンジした、ほぼティルダ・スウィントンのみ30分の短編。
一人芝居の緊迫感に加え、徐々に精神状態が怪しくなってくる”待つ女“のストーリーが余計に目を離せなくさせる。結果、じーっとティルダを見つめ続ける30分、凄い女優だなあ。
第64回ロンドン映画祭 プレス試写
10月15日(木)
Notturno
紛争地区のパッチワーク的ドキュメンタリー。イラク、シリアなど中東の市民、女性兵士らの日々の一コマをつないでいく。
ジャンフランコ・ロージ監督なので、さすがにいい映像を撮るけど、1人の少年を主人公にしたベルリン金熊賞海は燃えているみたいな方が映画の中に入っていきやすいし、印象にも残る。