Archive for the 'ロンドン映画祭2014' Category

第58回ロンドン映画祭閉幕

Fury 試写+会見

火や血がドバッみたいな派手なバイオレンスを迫力で見せる。デヴィッド・エアー監督は前作もそうだった。そういうのが好きなのね。でも、サイドストーリー的な隠れてたドイツの女の子のエピソードとかの方が良かった。もっと、そういうのがあった方が好み。

会見は当初、監督とブラピしか発表されてなかったのが、5人のメインキャスト全部並ぶ豪華版だった。

公式サイトhttp://furymovie.tumblr.com

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第58回ロンドン映画祭11日目

Far from Men 一般上映 監督ほか登壇

主演ヴィゴ・モーテンセンとか音楽ニック・ケイヴとか豪華登壇。アルジェリア戦争の頃の、小学校の先生をモーテンセンが演じる。先生なのに囚人護送にかりだされるようなカオスな時代。その囚人と、様々くぐりぬけていくうちに友情が芽生え…と大筋良い感じだけど、このストーリーなら、もっと良い映画にできたような。

という感想を持ってしまうのは映画祭ならでは。カット割り、ストーリー展開、台詞の深み、音楽、映像、それぞれ良いのが基準になって、そこそこくらいではフラットに思えてしまう。もたもたせず、かといって舌足らずじゃなくピッチパーフェクトでわからせ、しかも面白く見せるというのは、いかに難しいことか。

 

第58回ロンドン映画祭10日目

Winter Sleep

パルム・ドール受賞のトルコ映画。荒涼とした丘の斜面に建つ宿のオーナー兼物書きが主人公。大家でもある主人公と、家賃も払えない貧しい住人が対比される。わかりやすい善人と悪人に仕立てず、それぞれのキャラクターの深部までみせる。

1001 Grams

こちらはノルウェー映画で、とぼけた可笑しみがあるコメディ。重量に関する研究所みたいなのが舞台で、厳重に運ばれる各国代表キロとか笑わせつつ、ほっこりさせるオチも良い。

第58回ロンドン映画祭9日目

Foxcatcher 試写+会見

実際にあったミリオネアによる五輪レスリング金メダリスト殺人事件の映画化。ただごとではなくドヨヨーンとした雰囲気漂わせるチャニング・テイタムもすごいけど、スティーヴ・カレルが別人みたいになってミリオネアを演じる。カレル、少なくともオスカー候補にはなりそう。ベネット・ミラー監督とカレルが真面目に会見。

公式サイトhttp://sonyclassics.com/foxcatcher

Son of Gun

ユアン・マクレガーとかアリシア・ヴィキャンデルとか役者は良いのに。どんどん話がイージーになってしまうギャング物。

A Little Chaos

ケイト・ウィンスレットがフランス王朝に使える園芸家を演じる、アラン・リックマン監督作。悪くないけど、もっとメリハリがあってもいいような。

公式サイトhttp://www.bbc.co.uk/bbcfilms/film/a_little_chaos

Mommyレッド・カーペットでグザヴィエ・ドランを拝む。

第58回ロンドン映画祭8日目

Whiplash 試写+会見

J.K.シモンズが指導者で、マイルズ・テラーがドラマーを目指す青年の、音楽鬼コーチもの。やみくもな青年の努力がジーンとさせるし、鬼コーチがひどすぎて笑える。デイミアン・チャゼル監督の自伝的映画だったのか。映画を見てる観客が、コンサートを聞いてる観客になるかのようなエンディングがばっちり決まってる。会見ではシモンズ、テラーのかけあいも面白かった。

渇き。の中島哲也監督インタビュー

小説からの映画化のことや、豪華キャストから振り切れた演技を引き出せた秘密など、いろいろ聞けました。

Mommy

グザヴィエ・ドランの新作。今回は出演無しで監督、コスチュームetc.裏方のみ。I Killed My Motherから一巡して、またお母さんに戻ったけど、今回の子どもはADHDでトラブルばかりのティーンエージャー。また、ものすごい熱量のパッションを見せる。こちらも、絶妙のエンディング。ドラン、若いのに、なんだって、こんなに達者なんだろう。後年、全てやりつくして、映画作るのに飽き飽きしてたというキューブリック監督みたいなことにならなきゃいいけど、なんて気の早い、余計なお世話な心配。

 

※レインダンス映画祭が始まる前頃に観てたHoudiniMAKE A NOISE! 第43回に書きました。観た新作を忘れないように書いてるブログに書き忘れたら処置無しだ。

 

 

第58回ロンドン映画祭7日目

Testament of Youth 試写+会見

ヴェラ・ブリテンの自伝的同名小説の映画化。イギリスでは戦時の記録文学としてスタンダードみたいになってるらしい。兄弟、婚約者、親友と、自分の周囲にいた大事な男の子たち全部を戦争で失った女の子が言う戦争反対は説得力ある。少年、少女から大人になっていく思春期映画としても良い。会見には、キット・ハリントンとか男の子たちは出席したけど、肝心の主演アリシア・ヴィキャンデルは欠席。何しろ、今、超売れっ子だから、すごい数の映画が同時進行中らしい。

さいはてにて-かけがえのない場所-

海の近くのコーヒー屋さんと昔ながらの民宿という舞台がいいのに、ストーリー展開が安易過ぎる。

The Keeping Room 一般上映 ダニエル・バーバー監督登壇

Harry Brown(邦題は狼たちの処刑台ですって!)で長編監督デビューしたバーバー監督の2作目。主演ブリット・マーリングで南北戦争時に、荒くれた兵士たちから身を守るために銃をとった女たちの話。マーリングって、どんな役でも、すごく内面を感じさせる。ハリー・ブラウンとは、場所から時代から雰囲気から、全部違うけど、弱いと思われている人が立ち上がるというとこは共通。

※面白かったのでMAKE A NOISE! 第45回に書きました。

第58回ロンドン映画祭6日目

Wild 試写+会見

ベストセラーとなった実話本の映画化。原作者で本物の主人公シェリル・ストレイドと、演じたリース・ウィザースプーンのやりとりが笑える会見だった。でも、映画自体は感動作。ローラ・ダーン演じるお母さん含め、みな、苦難の中をタフに明るく進む女性たちなのが良い。

公式サイトhttp://www.foxsearchlight.com/wild

Leviathan

どっしりくる作品。一つの家族の崩壊とかぶさって、いろいろな重いテーマが描かれる。メタファー的な場面がいろいろあって、観るたびに深く観られそう。

The Salvation

イージーなウェスタン。1人で戦うマッツ・ミケルセンを見せるためだけに、ご都合主義的な話になってる。ミケルセン、かっこいいからいいけど。


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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