Archive for the 'レインダンス映画祭2016' Category

ケン・ローチ監督

第60回ロンドン映画祭プレス試写7日目

 

Divines

ロマの少女が主人公。前半のロマが暮らすバラック街や通う学校などドキュメンタリー並みにリアル。はしこい女の子は、悪いことで荒稼ぎを狙うも…。途中の警備員兼ダンサーの青年との絡みなど、話の盛り上げ方、見せ方が上手い。すでにカンヌのカメラドールなど受賞で、今回は新人監督賞候補

 

Sieranevada

法事に集まった親族の様々な問題が表出。洋の東西を問わずによくありそうな場面で、ルーマニアのいろいろ大変そうな政治状況なども交えて見せるコメディ会話劇。

 

Lupa Under the Sun

一人暮らしで日雇いの果物摘みをして暮らしているおじいさんの物語。いかにも寂しい暮らしぶりが予想通りの結末を迎えてしまい、もうちょっとひねりがほしいとこ。

公式サイトhttp://rrcinema.com/lupe-bajo-el-sol/

 

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ケン・ローチ監督 映像作家賞授賞式+トークイベント

80歳になられたのに、カンヌで最新作がパルムドールだし、トークもしっかりのローチ監督。3本試写してから移動してきたくらいでヘロヘロに疲れてる自分が情けない。80歳まで現役で働けるよう体作りしなきゃ。

ディティールとキャラ

第60回ロンドン映画祭プレス試写6日目

Heal the Living

事故で脳死状態になった少年の臓器移植の話。人の生死に関わる話をことさらドラマチックにせずに、きめ細かく追うことで見せる。上手い。グザヴィエ・ドラン監督作によく出てるアンヌ・ドルヴァルも出演。相変わらず良い具合に生活感出せる女優さんだなあ。

 

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セトウツミ

ケンタとジュンとカヨちゃんの国がとっても良かった大森立嗣監督作。瀬戸と内海という男子高校生2人の会話劇。漫才コンビみたいな名前通り、漫才みたいな会話が高校生のリアリティを持って流れるように続く。二重生活にも出てた菅田将暉が瀬戸役。よし覚えたぞ。相方の内海は池内壮亮、初めて見たと思ったらラスト サムライの子役だった!すっかり大きくなって…。両者とも達者な演技で笑わせてくれる。笑かすばかりじゃなく、青春のモヤモヤもある。キャラクターの魅力で見せる部分が多でキャラクター創造者の功績が大きいけど、漫画が原作だった 続きを読む ‘ディティールとキャラ’

築地

第24回レインダンス映画祭5日目

Tsukiji Wonderland

築地魚市場だけで2時間のドキュメンタリーを面白く見せる。すごいや築地。美味しそうだし、日本文化だし、英語タイトルだし、海外向けの観光客誘致かと思いきや、無くなっちゃうのか。記録に残すためなのね。行ったことないから、無くなる前に行かなきゃ。って、観光客誘致にもなってるか。

公式サイトhttp://tsukiji-wonderland.jp

女優、今昔

第24回レインダンス映画祭4日目

 

Lost Youth他短篇特集 木村太一監督ら登壇

スタイリッシュな映像と思ったら、ミュージックビデオで活躍してる監督。納得。

公式サイトhttps://vimeo.com/taichikimura

 

二重生活

門脇麦、初めて見たけど、とても良い。出てた人は最近よく見るリリー・フランキーくらいしかわからなかったけど、エンドロールに烏丸せつこの名前。セクシー女優だった20年前くらいの姿で記憶してるもんだから愛人役?とか一瞬思ったけど、なわけないな、もう、けっこうな歳のはず、おばあちゃん?いや、そこまでじゃないか、あっ、ゴミ出し見張りおばさんだ!と気がついて、けっこうショックでした。

公式サイトhttp://nijuuseikatsu.jp/sp/index.html

イギリスのティーンと日本のティーン

第60回ロンドン映画祭プレス試写5日目

Spaceship

新感覚の若者映画。大人と子供の中間にいるような子たちが、空想と現実の中間くらいで生活してる感じ。一方で、ミリタリーも身近にあり、ラリってふらふらしてるか、ミリタリー行くくらいしか若い人の選択肢がないイギリスの地方の雰囲気もちゃんとある。現実に着地したようで、そうじゃないとこを残してるのが良い。アレックス・テイラー監督、期待の新人のようだ。

公式サイトhttp://www.ifeatures.co.uk/spaceship2.html

 

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イノセント15 

こちらはきつい生活の中にいる日本の15歳が主人公。作品の完成度はまだまだでも、主演の男の子と女の子が説得力ある。

公式サイトhttp://innocent15.toca.tokyo

レインダンスが密入国者の人間ドラマで開幕

第60回ロンドン映画祭プレス試写3日目

 

Ten Years

映画そのものより、この映画がそこまで話題になっている状況が興味深い。イギリスから中国に移った香港、やっぱり、しんどいのかなあ。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/hktenyears

 

Down Under

大味なドタバタコメディが悲惨なことになって驚くうちにセンチメンタルに締められちゃった。

 

 

第24回レインダンス映画祭開幕に移動

Problemski Hotel マニュ・リッチー監督&スティーヴ・ホーズ(脚本家)登壇

開幕映画は密入国者の収容施設を舞台にした人間ドラマ。問題はシリアスだけど、普通の人としての可笑し味もあってバランスの良いドラマになってる。

公式サイトhttp://www.problemskihotel.be/site/chapter/item/188

 


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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