Archive for the 'ベルリン映画祭2014 ' Category

第64回ベルリン国際映画祭終了、BAFTA

一昨日

国際批評家連盟賞受賞のFORMA坂本あゆみ監督インタビュー

他団体が選ぶ賞の発表・授賞式

金熊・銀熊賞の授賞式を映画館のスクリーンで見た後、受賞者会見

見た中では、FORMAはじめ、コンペ以外のほうが面白かった。コンペは何本かがっかり作もあったけど、それ以外でみたものにハズレなし。

昨日

ベルリンから戻ってテレビつけたらBAFTAが始まった。助演男優賞、ファスベンダー・ファンだし、ブラッドリー・クーパーも上手かったけど、今年はダニエル・ブリュールにあげたいなーと見てたら、ソマリヤ出身のバーカッド・アブディだった。意外だけど、予想が外れてうれしい気もする受賞。

それ以外は、ゼロ・グラビティの多数受賞、それでも夜は明けるの作品賞など、予想通り。

第64回ベルリン国際映画祭9日目

Macondo

少年を主人公に、移民+未亡人の母と新しい父親になりそうな男性というダブル不安定な状況を見せる。飽きさせない良いテンポで進む。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/MACONDOderFilm

Beauty and the Beast 試写 会見

映像も役者も豪華な美女と野獣。それにしてもレア・セドゥーは最近目が離せない。

小さいおうち 試写 会見

山田洋次監督作には、いつでも泣かされる。センチメンタルだけど、それ以上のものがつまってるとこが名匠なんだろうなあ。北の国からの純くん蛍ちゃん共演だったのね。

公式サイトhttp://www.chiisai-ouchi.jp

第64回ベルリン国際映画祭8日目

No Man’s Land

中国の派手なウェスタン。

Boyhood 試写 会見

リチャード・リンクレイター監督といえば、ビフォア・サンライズ 恋人までの距離ビフォア・サンセット、ビフォア・ミッドナイトのシリーズで有名。それぞれの間が約10年も空いて、キャラクターも実際の俳優もそれだけ年とっていく設定だけど、これは1作に12年かけて、少年の成長を追ったドラマ。すごく気が長い監督さんなのね。

ケン・ローチ監督名誉金熊賞会見

大監督は小柄できゃしゃでした。

第64回ベルリン国際映画祭7日目

The Third Side of the River

少年が主役なのが好ましいけど、ちょっと途中だれる。

公式サイトhttp://www.waterlandfilm.nl/en/portfolio-item/the-third-side-of-the-river

Aloft 試写 会見

わけありの人物が多いのと、過去と現在を行き来する話なのが、ちょっとわかりにくい。キリアン・マーフィーはいつもながら良いし、ジェニファー・コネリーも熱演だけど。

FORMA  一般上映 坂本あゆみ監督 松岡恵望子 梅野渚 登壇

女の嫉妬の話かと思ったら、オセロがパタパタとひっくり返っていく時みたいに一気に変わるのがすごい。嫉妬みたいに見える部分も充分面白いんだけど、大ドンデン返しの勢いが半端じゃない。女優さんもリアリティある演技。

公式サイトhttp://forma-movie.com

第64回ベルリン国際映画祭6日目

Inbetween Worlds

派兵の是非みたいな大きいテーマを、小さな良い話にまとめちゃってる。今回の初ブーイング。拍手もあったけど。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/zwischenwelten.film

Praia Do Futuro

説得力不足。そこまでやるのは何故?と突っ込みたくなる主人公の行動。ブーイングはないけど、拍手も忘れた頃に約1名。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/praiadofuturo

Stratos

すごみがあるようにも、しょぼくれたおじさんにも見える主演が、パン工場作業員で裏の顔は殺し屋という設定とマッチ。パートのおばさんたちとビニール帽子みたいなのかぶって作業してる。こんな地道な仕事してる殺し屋初めて見た。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/ToMikroPsari

家路 一般上映 久保田直監督 内野聖陽 登壇

松山ケンイチが、腹の据わった天使(という表現もなんだか変ですが)みたい。もう良い息子で、良い息子で(涙)。

公式サイトhttp://www.bitters.co.jp/ieji

第64回ベルリン国際映画祭5日目

Blind Massage

目の見えないマッサージ師たちの治療院を舞台にした中国映画。若いマッサージ師ばかりで、恋愛模様がおもなストーリー。怪我したり、急病になったりした時に、救急車でなく、タクシーを拾おうとする。中国に救急車はないの?それとも、タクシーの方が早いの?という大筋とは関係ないところが気になった。

In Order of Disappearance

ドラッグで死んだと警察に言われた息子の真実を明かすため、1人戦うハードボイルド父さんの話。次の試写のため、1時間ほど見て退場。

20,000 days on Earth 試写、会見

ニック・ケイブのドキュメンタリー。演出をほどこしてあるのが面白い。ありがちな音楽ドキュメンタリーとは一線を画してる。ケイブ役者よのうと思ったら、ほんとに俳優もやってたのね。

公式サイトhttp://www.20000daysonearth.com

第64回ベルリン国際映画祭4日目

Stations of the Cross

思春期の少女が、あまりに厳格なクリスチャンの家庭で苦しむ話。悲劇が予想されるまま悲劇になるけど、細部が良い。

Nymphomaniac vol.1 試写、会見

コンペじゃないけど、今回のベルリンで今日まで見た中ではダントツ。すごいのはステイシー・マーティンの本番シーンばかりじゃない。ユマ・サーマンのヒステリーな夫人役は笑えたし、クリスチャン・スレイターのお父さん役には泣けた。ヘビメタもあってた。さすがラース・フォン・トリアー監督。会見場横の写真撮影だけで会見に出てくれなかったのが残念。シャイア・ラ・ブーフの途中退場は面白かった。

公式サイトhttp://nymphomaniacthemovie.com

History of Fear

怖い状況のオムニバスかと思ったら、いちおう話はつながってた。説得力薄いとこもあるけど意欲作ではある。

公式サイトhttp://reicine.com.ar/novedad-006

第64回ベルリン国際映画祭3日目

Beloved Sisters

姉妹と男性の三角関係をドレス女性と長髪男性という時代(いつだよ!=調べるのも面倒で自分突っ込みで済ませました)もの。もっとちゃんとしようよ!と怒りたくなる話の展開。コメディなのに、たいして笑えもしなくて3時間近くの長さ。うとうとしながら、それでも最後までがんばって座ってた我慢強い私と大方のみなさん。ここまでのコンペでは最低点だな。綺麗な男女の絡みが多いから、それピンポイントで見れば楽しめるかもしれませんが。

ちなみに、昨日、高得点を予想した’71は、やっぱりウェス・アンダーソン新作を抜いてトップに躍り出た。あっ、審査員じゃなくて、上映翌日に出るスクリーン映画祭版の得点表です。

The Monuments Men 試写、会見

こちらは、コンペ外。ちなみに、今日まで見たのは、これとアメリカン・ハッスル以外は全部コンペ。

ジョージ・クルーニー監督、主演で、オーシャンズ11・12・13でも組んでるマット・デイモン他豪華キャスト。ヒットラーに奪われた美術品を取り返したチームという史実が基。でもコメディ。さすがにこちらは面白く見せる。ミケランジェロ・プロジェクトとして公開が決定してるそうです。

公式サイトhttp://www.monumentsmenmovie.com

第64回ベルリン国際映画祭2日目

Jack

奔放な母に、ネグレクト気味に育てられてるジャックという子供が主人公。そういうのだと、なんといっても誰も知らないが浮かぶし、2012年ベルリンで特別賞だったSisterも佳品だった。つい比べてケチをつけたくなるけど、センチメンタルじゃない、意外な終わり方は良かった。

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JACKderfilm?fref=ts

Two Men in Town

更生しようとするも、昔の仲間やら、シェリフやらに邪魔されるムショ帰りの話。話が型通りだけど、フォレスト・ウィテカーとかハーヴェイ・カイテルとか役者は良い。

‘71

アイルランド闘争真っ只中の1971年に、そこに送り込まれる兵士の話。新入りの兵士と、地元の住民と、悪くない人同士で戦ってるというのが切ない。主人公のジャック・オコンネルはじめ、役者も説得力ある。これは高得点になりそう。

アメリカン・ハッスル会見

デヴィッド・O・ラッセル監督の、映画に救われた話に拍手が出た。映画ではデブになってたクリスチャン・ベイルはすっきりしてて、ブラッドリー・クーパーより細いくらいだった。撮影からだいぶ経ってるだろうから、そりゃそうだろうけど、見てから間がないこっちとしては、やっぱり驚く。

第64回ベルリン国際映画祭開幕

審査員会見

今年は審査員長がプロデューサーなので地味め。予想通りミシェル・ゴンドリー監督とクリストフ・ヴァルツに質問が多かった。

The Grand Budapest Hotel 試写 会見

ウェス・アンダーソン監督らしい変てこな人てんこ盛り映画。会見席にスターがびっちりなら、会場もびっちり。立ち見だった。

公式サイトhttp://www.grandbudapesthotel.com

American Hustle 試写

話も皮肉が聞いてて面白いけど、太ってるクリスチャン・ベイルに一番感銘を受けた。マシニストでは死にそうに痩せて、すごかったけど、太るのは違う意味で辛そう。

公式サイトhttp://www.americanhustle-movie.com


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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