第66回ロンドン映画祭 プレス試写
10月7日
ティモシー・シャラメにルカ・グァダニーノ監督とくれば、君の名前で僕を呼んで。
あの名作と比べてしまうと、不満が残るかな。
こちらも悲恋は悲恋だが、その理由が人食い族だから。そこについて行けるかどうかで、評価も分かれる。
ここは素直について行きましょう。これだけ生きるのが不都合な人たちもない。だって、生きていくことすなわち犯罪行為だもの。
人食い族と書いたけど、固まって住んではいない。ぽつり、ぽつりとそこここにいる。そんな中で、お互いを見つけてしまった人食い族の女の子と男の子が恋に落ちる。甘いんだか、怖いんだか。
人を食っては、逃げて生きるしかないから、もう悲恋にしかなり得ない。
日本ではボーンズ アンド オールとして公開中。
余談ですが、骨まで愛してって歌謡曲あったな大昔。