2023年3月 のアーカイブ

Women Talking

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月9日

人里離れた集落の物語。ちょっとアーミッシュ風にも見える古めかしい暮らしぶりなど、おとぎ話みたいなのに、ストーリーは生々しい。

朝、起きてみると下半身血だらけという被害が続く。薬を盛られ、襲われているらしい。これからのことを話し合う女性たちの場面が主。女性たちから信頼され書記役を務める、ある意味、名誉男性みたいな役がベン・ウィショーではまっている。

メインの女性陣も、フランシス・マクドーマンドやジェシー・バックリーといった上手い役者に、ルーニー・マーラ、クレア・フォイなど豪華。

フェミニズム、女性の人権がテーマだろうが、社会派映画みたいではなく、集落の雰囲気から独特の味わいの映画になっている。

公式サイトhttps://www.mgm.com/movies/women-talking

Blue Jean

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月7日

教職とゲイナイトライフの二重生活を描いた映画と言えば、ゲイ映画クラシックNighthawks(1978)がある。スタローン出演の同名映画(1981)の方が有名だけど、それとはまったく別もの。ドキュメンタリータッチで、先生が生徒にセクシュアリティを問われるシーンなど息詰まるものがあった。

今回のBlue Jeanは女性体育教師が主人公。生徒が先生の社交場に現れたりするハラハラのストーリー展開と、主人公の魅力でみせる。ちょっと例えが古いけど、アニー・レノックス風ハンサム・ウーマン。

公式サイトhttps://www.bbc.co.uk/bbcfilm/films/blue-jean/

Bones and All

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月7日

ティモシー・シャラメにルカ・グァダニーノ監督とくれば、君の名前で僕を呼んで

あの名作と比べてしまうと、不満が残るかな。

こちらも悲恋は悲恋だが、その理由が人食い族だから。そこについて行けるかどうかで、評価も分かれる。

ここは素直について行きましょう。これだけ生きるのが不都合な人たちもない。だって、生きていくことすなわち犯罪行為だもの。

人食い族と書いたけど、固まって住んではいない。ぽつり、ぽつりとそこここにいる。そんな中で、お互いを見つけてしまった人食い族の女の子と男の子が恋に落ちる。甘いんだか、怖いんだか。

人を食っては、逃げて生きるしかないから、もう悲恋にしかなり得ない。

日本ではボーンズ アンド オールとして公開中。

余談ですが、骨まで愛してって歌謡曲あったな大昔。

公式サイトhttps://www.mgmstudios.com/bones-and-all/

The Wonder

第66回ロンドン映画祭  プレス試写

10月7日

記事にできました。映画は配信中。

信仰か?科学か?4か月絶食を続ける奇跡の少女とフローレンス・ピューが演じる看護師のNetflixヒューマンドラマ「聖なる証」https://dime.jp/genre/1493614/


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

カテゴリー

2023年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ