2022年5月 のアーカイブ

ポート・アーサー事件までの軌跡

第65回ロンドン映画祭  プレス試写

10月12日

Nitram

ちょっと癖のある顔立ちで、嫌味なお坊ちゃんみたいな役柄が多かったケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、そういうのもはまってはいたけど、これこそはまり役と思った。

大量殺人事件として知られるポート・アーサー事件の犯人マーティン・ブライアント役だ。知的障害に、メンタルな病気もあったらしい青年で、大金持ちの未亡人と知り合ってから、自暴自棄な殺人に向かうまでの過程に緊迫感がある。

面白い映画になっているけれど、こういう映画が出ると障害や病気に対する偏見が助長されることがあるので加えておくと、病気にそういう傾向があるのではなく、もともとそういう傾向があった人が、病気になることによって、行動として出やすくなるという意味のことを、精神科医の春日武彦は著書で述べている。

公式サイトhttps://www.ifcfilms.com/films/nitram

日本公開中http://www.cetera.co.jp/nitram/

ツボを外さない上手さのケネス・ブラナー自伝的映画

第65回ロンドン映画祭  プレス試写

10月12日

Belfast

激化するアイルランド紛争下で暮らす家族を描いたアカデミー賞ノミネート映画「ベルファスト」の見どころ

公式サイトhttps://www.focusfeatures.com/belfast/

日本公開中https://belfast-movie.com/

遺族と加害者家族

第65回ロンドン映画祭  プレス試写

10月11日

Mass

二組の中年夫妻が対面する様子が描かれる。

対面場所に入り、その場をチェックしたりするところから、緊迫し、居心地の悪い感じがある。

向き合って座り会話が始まると、穏やかに話そうと努力するふうだ。

会話が進むにつれ、子を亡くした親と、その子の命を奪った若者の親であることがわかってくる。この話し合いは、何処へ行きつくのか?

親を演じる4人が、いずれ劣らぬ演技を見せている。実際に起こった類似事件を思い出す。

公式サイトhttps://bleeckerstreetmedia.com/mass

世論を味方にする強さと背を向けられる怖さ

第65回ロンドン映画祭  プレス試写

10月11日

A Hero

2011年ベルリン三冠が忘れ難いアスガー・ファルハディ監督による凝った人間ドラマ。

ばれることはないだろうとごまかし、まんまとヒーローになった男が、世論を味方につける得に翻弄されながら、それによる犠牲にも気づいていく。緻密なストーリー展開にミステリーを説く面白さがありつつ、親と子の人情味あふれるドラマも楽しめる。

公式サイトhttps://www.aheromovie.com/

日本公開中https://synca.jp/ahero/


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

カテゴリー

2022年5月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

アーカイブ