第28回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 プレス試写 6月4日
差別と闘い、弁護士、聖職者、作家となった人権活動家パウリ・マレーのドキュメンタリー。
1910年にアメリカで生まれた黒人女性パウリは、いろいろな面で先駆者とならざるを得なかった。
逆風にひるむことなく正しいと思うことを成していく様が清々しい。
映画、イギリスのあれこれ by Yukari
第28回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 プレス試写 6月4日
差別と闘い、弁護士、聖職者、作家となった人権活動家パウリ・マレーのドキュメンタリー。
1910年にアメリカで生まれた黒人女性パウリは、いろいろな面で先駆者とならざるを得なかった。
逆風にひるむことなく正しいと思うことを成していく様が清々しい。
第28回シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 プレス試写 6月4日
1964年、東京オリンピックで“東洋の魔女”と呼ばれた日本女子バレーボールチームのドキュメンタリー。
その後に出た漫画『アタックNo.1』のアニメ版はもちろん、懐かしい白黒オープニングアニメなど、日本文化がエキゾチックに見えるフランス製。
工場勤務のチームメンバー、しっかりフルタイム勤務したほかに練習していた厳しさは、ほとんど女工哀史だが、憧れのコーチについてメキメキ強くなっていく様子に悲壮感はなく、むしろ希望に満ち溢れている。
公式サイトhttps://www.ufo-distribution.com/movie/les-sorcieres-de-lorient-prod/
日本でも公開
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月21日
転校して女の子として新生活を始めようとする17歳のバレンティナが主人公。
過去の経験から、トランスジェンダーであることを隠して入学しようとするも、手続きの段階で問題が起こる。ブラジルでの性的マイノリティの生きづらさを浮き彫りにしつつ、バレンティナのたくましさも際立つ。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月21日
夜勤の看護士たちの間で起こる出来事を追った話。
ベテラン看護士マルコスが勤務する病院に、若い看護士ガブリエルが入ってくる。人をそらさない魅力があるガブリエルは、皆の人気と信頼を勝ち得るが…
2人の看護士を軸に、延命治療の是非も絡めたスリラー。じっくり描かれる前半は目が離せない。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月20日
60年を経て日の目を見た手紙のドキュメンタリー。
手紙の主はニューヨークのドラァグクイーンたちだ。1950年代のことだから、彼らは病気のように扱われている。そのくせ、彼らが出演するショーを訪れる人の中には、ケネディ大統領やサルバドール・ダリの顔まで見える。
現在、80代、90代になっている彼らが、日陰の身ながら美しく華やかに咲き誇った当時を振り返る。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月19日
ルーマニア警察勤務の青年が、遠くに住む恋人青年が訪ねてきたちょうどその日に、駆り出された任務が、ゲイを扱った演目がある劇場に押し寄せたホモフォビア団体を抑えるというもの。ゲイであることを隠している青年は、ひょんなことから、苦しい立場に立たされる。
青年の葛藤と同時にゲイをめぐるルーマニアの雰囲気も伝える。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月19日
ムーミン・シリーズで知られるトーベ・ヤンソン半生記。
防空壕の中でムーミンを描くトーべ、あのファンタジーの世界が生まれたのが戦争の真っ只中だったことにまず驚く。妻帯者とも夫帯者とも関係を持つトーベの性的な奔放さにも驚く。大成功したトーベなのに、画家の父に対してコンプレックスを持っていたことにも、また驚く。
あのムーミンのほんわかワールドが生み出された背景が、こんなだったとは。
日本でも公開。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月19日
この前のがガールズ編なら、こちらはおじさん編。
傷心の中年男性ライターが、旅行先で出会うのは、部屋を借してくれた青年。インテリおじさんとエキゾチックイケメン青年、わるくない。
第35回BFIフレア: ロンドンLGBTQ+映画祭 プレス試写 3月18日
家族と一緒にホリデーで海辺にやって来たAJが、ライフガードのイズラと出会う、ガールミーツガール物語。
帽子すっぽりにダボダボ服と、性別もわからない格好で、しらけまくっているAJと、夏の海を存分に楽しむイズラ、イズラに導かれて、海辺のコミュニティーに少しずつなじんでいくようなAJだが…
家族それぞれのキャラもコメディタッチで、けっこう楽しめるイギリスの小品。