2020年9月 のアーカイブ

日本の音楽ファンがきっかけで世界に Keyboard Fantasies: The Beverly Glenn-Copeland Story

Keyboard Fantasies: The Beverly Glenn-Copeland Story

ロンドンLGBTQ+映画祭プレス試写

例年3月開催の映画祭自体はコロナ禍で中止だけど、一部参加予定映画はオンライン・プレス試写があった。その中から観たのがこちら。

シンガーソングライター、ビバリー・グレン=コープランドのドキュメンタリー。

ビバリーは黒人かつトランスジェンダーとして社会に居場所のないまま青春時代を送る。そして、80年代にコンピューターを使って、家にこもった状態で自作したテープKeyboard Fantasiesから、74歳でワールドツアーするまでのミュージシャンになる。

そのきっかけの1つは、Keyboard Fantasiesが2015年に日本の音楽ファンに再発見されたことだった。

日本の音楽ファン、やるなあ。

公式サイトhttps://www.keyboardfantasies.movie/

大画面でSeven Samurai

3月13日(金)

Seven Samurai

BFI JAPAN 2020: Over 100 Years of Japanese Cinemaプレス試写。

テレビでしか観たことのなかった七人の侍を大画面で観て、あらためて感心。太鼓主体の音楽といい、絵面といい、古くならない。かえってモダンにさえ感じる。

黒澤、小津はもちろん、さらに古い時代から現代まで網羅の日本映画大特集が、コロナ禍で今のところオンラインのみで開催。残念。

記事にはできました。

世界の名作が揃う英国映画協会の映画館やショップで一番売れているDVD/BDの作品は?

“フィリピンのシンドラー”マニュエル・ケソン物語 Quezon’s Game

1月27日(月)

Quezon’s Game

イギリス公開前プレス試写。

記事中にも断りを入れたようにアラの目立つ映画だけど、主人公マニュエル・ケソンの実話そのものは感動的。

アウシュビッツ解放75周年、時に埋もれかけていた2つの実話を基にした物語がイギリスで公開

公式サイトhttps://www.quezonsgame.com/

Solomon and Gaenor

11月11日(月)

Solomon and Gaenor

20年周年記念上映プレス試写。フィルム4配給映画ということで、チャンネル4局内試写室で。

日本では未公開で記事にできました。

アカデミー賞にノミネートされた作品が日本で未公開の理由

公式サイトhttps://www.sonyclassics.com/solomonandgaenor/

The Irishman 会見

第63回ロンドン映画祭 プレス試写+会見

10月13日(日)

The Irishman

閉幕映画ということで、試写後にスコセッシ監督とメインキャストらの会見があり、記事にできました。

CGIでロバート・デニーロ、アル・パチーノの若い頃が再現!?Netflix発の3時間半超大作映画「アイリッシュマン」の見どころ

公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/theirishmanfilm/

ロニー・ウッドのドキュメンタリー Somebody Up There Likes Me

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月12日(土)

Somebody Up There Likes Me

ロン・ウッドのドキュメンタリー。

ロッド・スチュワートは、やっぱり歌うまいなあ。というのが、見終えての感想だったりするロンの主役感の無さ。

ロッドといたジェフ・ベック・グループにフェイセズ、そしてローリング・ストーンズと、すごいグループを渡り歩いてきたのに。

絵も描くし、才人だろうに、あんまり、凄みは感じない。孫くらいの年の女の子とくっついてみたり、アルコールやらドラッグやらでいろいろやらかしつつ、楽しそうだから?

天才やカリスマみたいな言葉はそぐわない人だけど、天上の誰か(神さま)に好かれてるというのはぴったり。

公式サイトhttps://www.ronniewoodmovie.com/

超豪華ブルース・スピリングスティーン・プロモ Western Stars

第63回ロンドン映画祭

10月12日(土)  一般上映

 Western Stars

ブルース・スプリングスティーンのドキュメンタリー。

画像も音もいい超豪華プロモーションビデオというふう。

せっかくドキュメンタリー撮るなら、かっこいいボスじゃなく、知られざるボスを撮ってほしいと思うけど、ファンにはこれがうれしいかな。

公式サイトhttps://www.warnerbros.com/movies/western-stars

良い人であり続けようとしたら良い人ってことでOK A Beautiful Days in the Neighbourhood

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月12日(土)

A Beautiful Days in the Neighbourhood

実在のテレビ子供番組人気司会者フレッド・ロジャースをトム・ハンクスが演じる。

優しくて面白い、良い人過ぎるミスター・ロジャース、ほんとか?素顔はどうなの?と思ってしまう。ハンクスもある意味、近いキャラだ。上手い配役と思う。

取材に来た記者ロイド・ヴォーゲルも、内面に迫ろうとがんばるが…こちらも実在の人物で書いた記事が基になっている。演じるマシュー・リスも目立たないようでなかなか演技派だ。

良い人であり続けようとして、そのように振る舞い続けたら、もう、その人は良い人認定していいのかも。でも、ミスター・ロジャース、エニグマな気がする。

日本では幸せへのまわり道として公開。

公式サイト https://www.sonypictures.com/movies/abeautifuldayintheneighborhood

Knives Out

第63回ロンドン映画祭

10月11日(金)  一般上映

Knives Out

犯人は誰だ?という謎解きで、コメディーでもある洒落た映画。

俳優の格で、犯人の目星がつかないようにということか、こういう映画は往往にして豪華キャストになるが、今回もその例にもれず主役級ズラリ。

わかりやすく曲者揃いなキャラクターになっていて、みなさん伸び伸び楽しく演じたのでは。もちろん観る方にも楽しい。

日本でもナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密として公開。

公式サイトhttps://knivesout.movie/

実は恐ろしい人形劇 Judy & Punch

第63回ロンドン映画祭 プレス試写

10月11日(金)

Judy & Punch

ジュディ&パンチ、一般的にはPunch and Judy、パンチとジュディとして知られるドタバタ人形劇を、そのまま人形使いの夫婦の物語にしてみせた。

人形がポカポカ殴ったら笑えるけど、リアルな人だと普通にDVだ。ということで、ブラックなコメディーになっている。

ミア・ワシコウスカ主演なので、日本でも公開されそう。

公式サイトhttps://judyandpunch.film/


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

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