2019年9月 のアーカイブ

いつまでも男と女、親が恋愛体質だと子は大変だな

Marianne and Leonard: Words of Loveが昨日BBC2で放映された。レナード・コーエンとマリアンヌ・イーレンのドキュメンタリー。イギリスではこの7月公開だった映画、早いな。

好きあった彼と彼女がいろいろあって別れて、お互い別のパートナーも作りつつ、さらにいろいろあって一文無しの彼、70歳にもなってまだ稼がなきゃいけなくなって立つステージ。客席には彼に招待された、おばあさんになった彼女。彼が歌うのは若かりし日に彼女に送った歌。さらに約10年、死の床にある彼女に彼が送った愛の手紙…

ハリウッドの一大ロマンス映画みたいなオチだけど、マリアンヌの息子が可哀想過ぎて酔えない。前夫との間の子だけど、マリアンヌがレナードを追ってる間、預けられて、メンタル壊していったらしい。2人が上手くいってた60年代ハッピーヒッピー島暮らしも、子にはダメージだし。つくづく罪作りな親だ。まあ、アーティストなんて、そんなものかもしれないけど。

 

コメディー2種

第62回ロンドン映画祭試写

 

2018年10月11日

Sorry to Bother You

黒人ぽい喋り方をする黒人青年が、コールセンター勤めでそれじゃいかんと別人みたいに喋り出すだけでもう可笑しい。実際、別人が声出してるんだろうし、他の人もそうなんだけど、キャラクターに全く無い喋りが続くだけで笑かしてくれるおバカコメディー。コールセンターの裏の顔の怖さまでおバカ。
公式サイトhttps://www.foxmovies.com/movies/sorry-to-bother-you

Monrovia, Indiana

2016年選挙後のアメリカの田舎町ドキュメンタリー。シャープな社会派にも、逆にほのぼの牧歌的にも、もっていくことをしないで、だるい町そのままを撮ってる。もってかずに観られるものにする方が難しいだろうにたいしたもんだ。
公式サイトhttp://www.zipporah.com/films/47

 

12日

The Ballad of Buster Scruggs

さすがのコーエン兄弟監督作、バスターのバラード、翌月にほぼ世界一斉公開。さらりとブラックなコメディーオムニバス。
Netflixhttps://www.netflix.com/gb/title/80200267

Happy New Year, Colin Burstead

試写で見逃し、一般上映プレスチケットゲットで、鬼才ベン・ウィートリー監督新作、監督挨拶付き。悪くないけど地味めドラマで、ここでのワールドプレミア後、イギリスではBBC2のテレビ公開となった。https://www.bbc.co.uk/programmes/b0bwdss2

The Old Man and the Gun

ロバート・レッドフォード引退作。おじいさんになっても、やっぱナルシストやねえ。さらば愛しきアウトローとして全国順次公開中。

マックィーン監督に期待するとこ

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月10日

Widows

開幕映画。スティーブ・マックィーン監督作。日本ではデジタル配信、ブルーレイ公開。ロスト・マネー 偽りの報酬。どんでん返しいっぱいで楽しめるっちゃ楽しめるけど、あんまし心は揺さぶられない。マックィーン監督に期待するのはそこなのに。というわけでマックィーン監督ならデビュー作Hungerが一番なのは揺るがず。

11日

Colette

実在の人なんだけど、ドレス姿とか、ひと昔前の人みたいに思って観てたら、オードリー・ヘップバーンとも関わりある人だった。というのを記事に。https://dime.jp/genre/711056/

 

試写3本全部おもしろかった

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月9日

Girl

バレリーナを目指す少女の物語に、彼女はトランスジェンダーという物語が重なる。体を変えていきながら、レッスンも励む二重のきつさ、心身ともに。父親と小さい弟と暮らす設定もいい。少しずつ大人になっていく思春期、ほんとうの自分にもなっていく。主人公をトランスジェンダーにしたことで、より、くっきりしたカミング・オブ・エイジ・ドラマになった。日本順次公開中。Girl/ガール

Thunder Road

妻子に去られ、壊れていくオマワリさんのコメディー。母親の葬儀でのスピーチがとんでもないことになる出だしで爆笑、そのまま最後までノンストップ。
公式サイトhttps://www.thunderroadfeature.com

Ash is Purest White

切った張ったの世界で生きる男女、チャイニーズ任侠ドラマかと思いきや、離ればなれになった二人のラブストーリーに。男のもろさ、一途な女のたくましさ。9月6日から日本公開中。帰れない二人

ヴェルナー・ヘルツォーク監督のブルース・チャトウィン・ドキュメンタリー

Nomad: In the Footsteps of Bruce Chatwinが一昨日BBC2で放映された。

ヴェルナー・ヘルツォーク監督が、作家ブルース・チャトウィンの足跡をたどったドキュメンタリー。

チャトウィンの代表作パタゴニアに、祖母の家にあったブロントサウルスの皮の話がある。その朗読に旅路の映像が重なる冒頭は、ヘルツォーク監督とともにチャトウィンの旅を追体験している気にさせる。

それから、チャトウィン自身の映像、また、未亡人のインタビューも混じって、チャトウィンその人がメインになってくる。ヘルツォーク監督はチャトウィン原作小説の映画化(Cobra Verde1987)をしている。監督が1989年に亡くなったチャトウィンから譲り受けた革製のリュックサックは、使いこまれ、いい色になった年季物だ。

旅をし、そして、書き、女も男も魅了したチャトウィンは、エイズで亡くなった。アボリジニを訪ねた旅の頃には、自分の死を意識していたという。

夫にボーイフレンドがいても気にせず、離婚など考えたこともなかったと言う未亡人、今でならバイセクシュアルということになろうが、ブルースはブルースだと言い切るヘルツォーク監督、チャトウィンがいかに魅力ある人かわかる。

ところで、ノマドって言葉、日本ではスタバでラップトップ開いてる人みたいなイメージだけど、そもそもは、交通機関も無いような場所、時代に、長い距離を移動していった人たちのことだ。

それを辿って行きながら、小説を書いたチャトウィン、また、さらにそのチャトウィンを追ったヘルツォーク監督なら、ノマドな作家、ノマドな映像作家と言っていいかもしれないけど、コーヒー飲みながらパソコン画面見てるのは違うよね。

BBCで日系俳優主演ドラマ

昨晩、ウィル・シャープ主演Defending the GuiltyがBBC2で始まった。

初監督作Black Pondから注目して、次の監督映画、テレビドラマと観てきたのが、ついにBBC主演だ。日英ハーフだけど日本人に見えるシャープ、イギリスのテレビで日本人の顔をした人が主演するドラマ放映とは、うれしい。

今回、シャープは監督も脚本も担当してないので、その独特のユーモアを期待して観ると肩透かしだが、俳優としてのコミカルな演技は楽しめる。

作中劇の方が記憶にある

第62回ロンドン映画祭試写

2018年10月8日

They’ll Love Me When I’m Dead

The Other Side of the Wind を撮ってるオーソン・ウェルズのドキュメンタリー。未完のまま生前には公開されず、このドキュメンタリーと同じ2018年に公開された映画だけど、観た気がしてたのは、このドキュメンタリーの中でだったのかなあ、この後、観たんだっけかなあ…1年足らずで、もう記憶があいまい。
ネットフリックスttps://www.netflix.com/gb/title/80124722

aKasha

紛争中のスーダンでのチャラ男コメディー。細かいドタバタ続きでパンチはいまいち。
公式サイトhttp://bigworldcinema.com/production/akasha/

The Queen of Fear

期待させるタイトルの割に普通。
トレイラーhttps://m.youtube.com/watch?v=bfk5mpeLOEQ


映画ニュース/インタビュー

シネマトゥデイに書いている映画ニュース/インタビューはYahoo Japanなどに配信されています。

カテゴリー

2019年9月
« 7月   10月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

アーカイブ